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WCS2024ユナイト部門

ヌアンナイ

ハワイのホノルルで行われた2024WCS
ポケモンユナイト部門で悲願の優勝を果たしたのは日本のチームFENNELだった。

世界大会に部門が設けられて3年…
1年目はT2が4位、2年目はおやすみマクロが3位で悔しい思いを続けた日本にとってやっと手にすることができたトロフィー。

いろいろな思いがあるので私の気持ちを書き連ねてます。

日本勢にとっての悲願

一年目



日本はMOBA強いとは聞かないが、ポケモンユナイトでは日本は強いと聞いている。
(隠キャマクロだとかも言われるけど)
そんな1年目はSecretShipとT2(たきしまグロウパンチver.2.0)がロンドンの地で活躍してくれた。
観戦勢としては日本しか知らないユナイトの世界を外に広げ、応援させてくれてワクワクしたことを覚えている。
今とは違ってブラインドピック。
この頃はまだポケモンも37体ほどで、レモータスタジアムでサンダーを追いかけていた。

世界が強いことを知った年で、そんな中4位というのは好成績だろうと思う。
日本が世界に通用する、来年は世界をとってしまうんじゃないか？そんな気持ちになったのを覚えている。

2年目


SecretShip、MJK、おやすみマクロの3チームが出場することができた。
舞台は日本の横浜。
ここで世界を取りたいと、1年努力を積み重ねてきた選手たちがいて特に3位のおやすみマクロに関しては精鋭でこのメンバーなら世界が取れると思っていた。
この年はドラフトモードでテイア蒼空遺跡をかけたが、レックウザは微笑んでくれなかった。

いろんなことがあって大変な年だったと思う。
それでも魅力的なチームや選手、新たな顔ぶれが真価を見せてくれたことが翌年への期待を膨らませてくれた。

世界を取ったのはoverload率いるルミノシティ。
2年連続の一位だった。

3年目


凄かったのは選手だけじゃない。
コミュニティで盛り上げ選手を育成することを考え、かびちゃんず(現:ZETA)が台頭した。
コミュニティから新たな強いプレイヤーとチームが誕生し、そのままアジアの頂点に立った。

PJCS直前には、JSVがREJECTとしてプロチームになり現れた。
ユナイトに衝撃が走った。
そこからプロチーム化が進んでいる。

そして…
その中でも3月大会優勝、PJCS優勝を勝ち取り、FENNELの名前を背負ったチームが世界一をとったのだった。

今までとこれから


3年間大会を見てきて、沢山の物語がありました。
いろいろありすぎて書かないけど、本当に今の日本のチームレベルが高くて、互いのチームが切磋琢磨し世界を取りたいと渇望し、日本が団結しようやく得たトロフィーだと思う。
5人のチームゲームというのは難しく、個の力だけではままならない…まさにユナイト(団結)である。
プロチームも増えてきており、どうなるのか楽しみであると同時に「世界一」ということは追う側ではなく追われる側になった日本が今後どこを目指すのか何を思うかの不安は少しあると思う。

悔しさをバネに


解散してしまいましたが私はUniteHolicを応援していました。
マクロや構成で魅せてくれて、高いレベルのプレイヤーがいる反面ちょっとメンタル面は不安なMYSという海外チームリスペクトな楽しいチームでした。
惜しくもPJCSではWCSへ行く切符を取れませんでしたが、オフライン会場では1番歓声が大きかったと思うし、熱量の高いファンもいるチーム。

私は2年目までは全チームをぼんやり、応援していたため初めて熱く推したチームでした。
だからこそ初めて今年は味わいました。
敗北の悔しさ、WCSという場にいない、世界に通用する選手がいるのに戦うことが叶わないという事実。
選手は私以上に悔しいと分かっていても悔しかった。こんなに悔しいのかと初めて知った感情でした。

きっとどのチームもこの悔しさを、一年抱えて努力し、直向きにプレイし、技術を磨き知識を入れてきたのだろうと思う。

FENNELもそう。

1、2月でのACLは行けなかった。
だから竜王戦でまず、優勝チームに勝った。
PJCS出場権を手に入れても努力し、応援するファンに出会い、プロになる後押しも手にし、ずっとずっと彼らはWCSを見続けていた。
優勝以外はいらない。気を緩めない。

そうして手に入れた世界一。

たくさんの人の気持ちが紡いで手に入れた勝利だからこそ、泣いたよね。
嬉しかったし、悔しいし、ありがとうと思った。

2025年


次の舞台はアメリカ、アナハイム。
若い選手がどんどん出てくる中、昔から活躍する選手もいて盛り上がってると感じています。

来年は1、2、3フィニッシュ！！
なんて声もありますが（笑）

個人的に言えば、推し選手が活躍してくれることを心から願っています。

この一年でコミュニティで大会を開き、練習の場をつくるとした動きがあったり、プロ化だったりが進んで世界はそんな日本をどう見てるんだろう。
世界のコミュニティはどんな感じで、どんな風に選手を応援したりしているんだろうか。
どう強くなろうとしてくるのか、そんな動きが楽しみです。

ねがい(後記)


これからユナイトに参入する方へ
一緒に盛り上げてくださることを、心から嬉しく思います。楽しみ方はたくさんあるので、あなたが好きな楽しみ方見つかりますように。

応援勢の方へ
全力でチームや選手を応援していきましょう。
選手たちは皆誠実で優しくファンへ接する方が多いです。
ネガティブなことを言うときは「そんなことない！」と言葉を遮るくらいが丁度いいです。

選手の方々へ
これからもユナイトを好きでいてください、心から楽しんで下さい、応援できることが何より嬉しいです。

関わる全ての方々へ
ユナイトを盛り上げていきましょう！！
それぞれの想いを胸に、これからのユナイトをお願いします！！

ユナイトの楽しみ方はそれぞれですが、競技シーンはとても面白いのでぜひこれからもいいユナイトライフを！！

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