個人的に気になる企業第2弾

1.はじめに

 ここでは、気になる企業第2弾としてまたいくつか紹介していけたらと思います。今回は5社だけにします。前20社ちょっとやってかなり疲れたので、ちょくちょく出していくようにしていきます。

 面接についても書きますのでしばしお待ちを。

2.アズワン

参考:https://www.as-1.co.jp/

 まず、アズワンというというという会社です。理化学機器・用品卸でトップを張る会社です。また、看護や介護用品も取り扱っている会社です。AXELやOCEANといった名前でWEB販売を行っているところです。売上は、約700億円で営業利益は80億円です。約350万点扱う幅広さと、高収益、安全性の高さが気になりました。ROEも10%で自己資本比率も72%あるので良いのかなと思います。

 研究の発展、推進を支えていきたい、病院の安定的な経営のために、調達面から支えたいという人も見ても良いのかなと思います。また、物流というのも一つのキーワードだと思います。物流に関心がある人も見てよいかもしれません。

 海外展開にも力を入れているようで、グローバルに活躍したい人も良いのかなとも思います(ただそれだけが動機であれば総合商社等の方が良いですが)。

 主に、営業や商品購買、物流関連、海外営業、メディア企画などの仕事があります。完全週休二日制で年間休日130日ということでワークライフバランスもある印象です(社員ではないので実態はわかりませんが)。基本給は大卒総合職で20万で平均的ではあるかと思いますが、働きやすいのではないかなと思います。

 気になる方は参考から企業HPをチェックしてください。 

3.MSコンサルティング

参考:https://www.msandc.co.jp/

 次にMSコンサルティングを紹介します。

 ここは、顧客満足度・従業員満足度の向上のためのリサーチ業務及び経営コンサルティングを行っている企業で、主に、外食・サービス・小売り向けに事業を行っています。これらの対象に向けた顧客満足度覆面調査実施を行っており、モニターは50万人いるといいます。

 これらの業界の顧客満足度やスタッフの定着をテーマに業務を行っているようです。売上は約28億円、営業利益5億6千万(2019年3月時点)でかなり高利益率の企業ではないのではないかと思います(コロナの影響で今年は厳しいかもしれませんが)。ROE12.5%で自己資本比率は約80%で成長性と安全性がうかがえます。

 昨今、飲食業界の人材不足や働き方について注目されることも多く、そういった問題にダイレクトに仕事を通じて関われると思います。

 コンサルティングに興味がある人はもちろん、特に飲食やサービス業界に関心がある人や成長性があるところで、働き、事業が広がっていくのを体感したい人には面白い企業かもしれません。

 月額給与は、 275,000円(基本給 188,000円 + 固定残業手当 87,000円)のようです。コンサルティング業界の特徴的に仕事は忙しいので、バリバリ働きたい人には良いかもしれません。まったり働きたいという人は他の業界が良いかもしれません。

 コンサルティング業界というとアクセンチュアやマッキンゼー、アビームコンサルティング、IBM、船井総研など 業界を問わず総合的に扱うコンサルティングファームを思い浮かべると思いますが、こういった特定の業界をどうにかするという企業も存在します。コンサルティングといってもかなり幅広いので色々見てみても良いかもしれません。

4.インテージ

参考:https://www.intage.co.jp/

 3つ目に、インテージを紹介します。市場調査分野で国内首位の企業になります。競合としては、マクロミルやクロスマーケティングが挙げられるかなと思います。売上は約550億円で売り上げ利益は42億円です。

 ここは先ほど紹介したMSコンサルティングとは違い、幅広い業界や官公庁を相手に事業を行っています。業界で言うと広くとらえてコンサルティング業界となるのでしょうか。

 パネル調査という同じ調査対象者を一定期間繰り返し調査するものを中心として、主に消費者行動の調査を専門的に行っているところです。また、政府から受託した調査もおこなっています。マーケティングや消費者行動に関心がある人にはお勧めかなと思います。ROEが10%で、自己資本比率が66.3%といったものなので、安全性も高く、成長もうかがえるのかなと思います。

 月給221,800円で残業手当、諸手当が別途支給されるそうです。年間休日が130日で完全週休二日制、フレックスタイム制であることから働きやすさもうかがえます。

5.IRジャパン

参考:https://www.irjapan.net/

 4つ目にIRジャパンです。ここは企業のIRとSRに特化したコンサルティングを行っている企業です。売り上げは48億円で、営業利益が14億円の企業です。高利益率といえるのではないでしょうか。

 ここはコンサルティングの中でも、投資家や株主対応に関するコンサルティングを専門的に行っている企業です。また、三菱UFJ信託銀行、三井住友信託銀行、みずほ信託銀行など数社ぐらいしか行っていない株主名簿管理も行っており、いわゆる証券代行業務も行っています。株主や投資家への対応(証券代行)というと先ほど挙げた信託3社がよくあげられるのですが、こういった企業もあります。

 昨今、企業のCSRやコーポレートガバナンスの強化が言われ、投資家への誠実な対応や統合報告(財務情報だけでなく環境や社会への影響を踏まえた報告)の作成が求められてきている世の中なので、こうした株式にかかわるコンサルティングに携わるのも面白いかなと思います。大手の信託銀行だと必ずしも証券代行業務にいけるかはわからない(不動産や個人・法人業務もある)のでこのように専門的に行っている会社を見ても良いかもしれません。

 ROEが25.7%で自己資本比率が74.9%といったことからも成長性、安全性の高さがうかがえるのかなと思います。

 完全週休二日制で初任給が学卒25万円だそうです。企業の決算期が近づいたときなどは忙しくなるかもしれませんが、個人的には多くの企業の財務戦略に携われるのは面白いかなともいます(ただの個人的志向ですが…)。

6.ボーダレスジャパン

参考:https://www.borderless-japan.com/

 最後に、ボーダレスジャパンを紹介します。これは、「カンブリア宮殿」(2020年4月16日放送分)でも紹介された企業です。年間54億を稼いでいるそうです。

 この会社は、ソーシャルビジネスをテーマに会社運営を行っている企業です。いわゆる社会起業家を育てている企業なのかなと思います。

 資金面やコンサルティング等のバックアップがありつつ事業を起こせるのはかなり良いかなと思います。また、社会問題という大きなくくりで立ち向かっている姿勢も面白いかなと思っています。財政面での安心感を得つつも、本気で社会問題に立ち向かって事業を起こせる企業はそんなに多くないと思います。ただ会社の一従業員として事業に携わるのではなく、先頭に立って、いわゆる事業部長、グループ会社の社長的な立場として手腕を触れるというのも魅力かなと思います。

 今まで、年間休日がしっかりしているや、事業が安定しているなど、ネット等で一般的によく言われるかくれ優良企業のようなところを言って決まましたが(そうではないところもありますが。あくまで個人的におもろいと思ったところを挙げてます)、ここは、また違った面で気になった企業でした。一年目から資金面の援助を得て事業を起こせる機会があるのは大きいかなと。また普通に起業するよりもリスクは低いのかなと(資金調達などの面で)。自己実現に一番の近道なのかなと思います。

 詳しく知りたい人は、カンブリア宮殿の放送回をパラビ等で見てみてください。

7.まとめ

 ここでは、気になる企業を5社挙げてきました。今回はサービス系の企業を多く紹介してきました。気になった方は参考にある企業HPを見てみてください。

 また気になった企業が出てきたら書いていこうと思います。参考に見ていただければと思います。

P.S.

 注意として、成長性があるとか、安全性が本当にあるかどうかの最終決断は自己責任でお願いいたします。ROEや売上高営業利益率、自己資本比率以外にも、成長性、安全性を測る指標はありますし、それだけではなく、有価証券報告書の文字情報も見ておいた方が良いと思います。そこまで書くと時間がかかって仕方ないのでここではやっておりません。必ず自分の目で確かめてください。 

 特にこれらの企業と特にかかわりがあるわけではないので宣伝目的でもないことはご了承ください。あくまで個人的に気になったところを挙げているだけです。