SIGMA fp L STILL | たまにはモノクロもいいよねっていう話
結局、この3連休どこにも出かけなかったです。VRChat楽しい。
どうも、Entoです。今回はSIGMA fp Lでモノクロ写真を少しばかり。
モノクロ写真、かっこいいですよね。でも、写真として綺麗に撮れるかは別の話。プロの写真家の方を参考に撮っていますが、ぶっちゃけあまり理解していません。難しい。
説明書を読まない人間なので、フィーリングだけの見様見真似で撮っちゃうような、なんちゃってモノクロ写真ですが、冬頃に撮っていた写真を掘り起こして振り返ってみます。
今回は「意外とモノクロもいいぞー!」と言いたい話です。
カメラ:SIGMA fp L
レンズ:SIGMA 35mm F2 DG DN | Contemporary
カラー:Monochrome
撮影日:2024.01.07
その他:SIGMA Photo Pro使用
1.質感が際立つ
色情報が抜けたことで、陰影と立体感が際立って見えます。特に接写をすると尚協調される印象です。
人間の目って結構いい加減なのか、いろんな情報に引っ張られてディティールを見逃しがちなんだなぁと思います。こうして見直すと、「こんな質感してたっけ?」と驚かされます。
fp Lの6100万画素がモノクロ写真で活きてくるので、ぜひモノクロも撮ってみてほしいです。まぁ、fpを所有している段階でRAW現像を知らない人はいないと思いますが、DNGで撮っておけばカラーとモノクロどちらも楽しめるので、たまにはいじってみると楽しいですよ。
2.形が際立つ
人工物・造形物の曲線美や、錆・風化などの朽ちる過程などモノクロは栄えて見えます。車のボディラインとか、普段見ている分には気にしていなかったような場所に掘りがあったり、絶妙な曲線が太陽光で引き立てられたりと・・・。
絵画の知識は疎いですが、クロッキー作業で陰影で凹凸を再現すると聞いたことがあります。ニュアンスとしてはクロッキーに近いのでしょうか。
撮影している時には気が付かない"情報"が、モノクロ写真からは見えてくるような気がします。
3.見えていなかったモノが見えてくる
木の枝の1本1本、雑草の密度、水面の波状、雲の凹凸など。カラーだと見えづらい情報も、モノクロだと見やすい印象になります。
モノクロ写真には、記憶の奥にしまわれた朧気な情景を引っ張り出してきたような、いわば小説の1ページのような魅力があると考えています。
自分で撮影した写真なのに、他人が撮ってきたものを見せられているような。自分で自分の創作物を読み直すような感覚とでも言いましょうか。
確かに自分の足で撮ってきたはずなのに。不思議な感覚です。
4.モノクロならではの雰囲気を楽しむ
ただの夕焼けだったり、ただの道だったりが一気に不穏な空気になる。前項でも「小説の1ページ」と表現しましたが、色彩を抜いたことで脳内で勝手に色を補完する。想像が膨らむことで、カラーより彩りが一層鮮やかになるような思いです。モノクロなのにね。
よく写真のタブーとして「黒潰れ」がありますが、筆者は特に気にしないでいたりします。もちろん限度はあると思いますが、陰影で表現できるなら黒く潰してみても面白いかもしれません。
・・・いや、無責任なことを言いました。単純に明るいスペースより暗いスペースが多い方が目に優しいなって・・・思ってるだけでして。
終わり:モノクロ写真もいいぞーっていう話
筆者の写真では十分魅力を伝えられなかったかもしれないですが、まぁまぁ楽しめますよっていう個人的な想いを書き起こしてみました。
レトロブームでフィルムカメラが流行っているようですので、モノクロだったらどのデジカメでも撮れると思うので試してみてもいいのではないでしょうか。
モノクロといれば、Foveonセンサーの真骨頂でもありますが、またその話は別の機会に。
余談
SIGMA公式さん、そろそろSIGMA Photo Proにトリミング機能を追加していただけないでしょうか?動作が遅いのはもう我慢します!トリミング機能が実装されれば、あとはなんとかなるので・・・(TωT;)オネガイシマス
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