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【出展のお知らせ】大学見本市2024 イノベーション・ジャパンに出展します!

みなさん、こんにちは!新潟大学社会連携課です。
本日は、「大学見本市2024~イノベーション・ジャパン」への出展のお知らせです。


大学見本市2024~イノベーション・ジャパンとは?

「大学見本市 イノベーション・ジャパン」は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催している、国内最大規模の産学連携マッチングイベントです。大学やベンチャーなどから創り出された研究成果の社会還元や、技術移転の促進、実用化に向けた産学連携のマッチング支援を目的に、毎年開催されています。

今年は8月22日(木)、23日(金)に東京ビッグサイトにて行われます。当日は、研究成果や開発技術について、研究機関等が展示やプレゼンテーションなどで発信します。
本学からは、3件の研究成果を展示します。
担当の産学官連携リサーチ・コーディネーター(以下、コーディネーター)から、それぞれの研究シーズを「推しポイント」と合わせてご紹介します!

出展予定の研究シーズをご紹介します<健康・医療>

テーマ:広視野⾼解像度3次元組織再構築法
医歯学系(医学部) 三上 剛和 准教授 
Associate Professor Yoshikazu Mikami

★水野コーディネーターから推しポイント
体内組織の細かいところまできれいに見える3次元の画像が、比較的短期間で作れる技術です。
これまでの方法では、膨大な手間と時間がかかるうえ、できた全体像は鮮明ではなく、内部の細かいところまでは分かりませんでした。
三上准教授は、この課題の解決に挑戦し、比較的短期間で細かいところまできれいに見える3次元の組織画像をつくる技術を発明しました。
このような3次元組織画像があると、病気の部位ではどのような異常が起こっているかが分かりやすくなります。三上准教授のこの技術は、体のはたらきや病気の理解、さらには治療方法の開発へつながることが期待されます。


出展予定の研究シーズをご紹介します<カーボンニュートラル・環境>

テーマ:環境に優しい耐久性の優れた新しい⻘緑⾊顔料
自然科学系(工学部) 渡邉 美寿貴 准教授
Associate Professor Mizuki Watanabe

★眞島コーディネーターから推しポイント
今回開発した青緑色の顔料は、JIS規格に定められている基本色の一つで、色調が薄い、耐久性や耐薬品性、耐熱性が低いなどといった、これまでの青緑色顔料の課題を解決したものです。
渡邉准教授は、無機材料化学を専門分野とし、新規無機材料の合成と評価、蛍光体、触媒等の研究開発を精力的に行っています。令和3年度に着任した若手研究者で、今回の研究シーズが初めての出展となります。
本顔料が活用され、青緑色製品が拡大することを期待しています。


出展予定の研究シーズをご紹介します<食料・農林水産>

テーマ:作物の収量・品質向上を⽬指したきのこ廃菌床の農業資材化
自然科学系(農学部) 伊藤 紀美⼦ 教授
Professor Kimiko Itoh

★眞島コーディネーターから推しポイント
伊藤教授が発明した技術は、バイオスティミュラント(*)として、キノコ廃菌床を水稲の育苗期に置くだけで、廃菌床から発生する揮発性成分により水稲の生育向上や収量増加及び品質向上が図られるものです。
近年の極端な気候変動による高温や乾燥等のストレスは、水稲の収量や品質に甚大な影響を及ぼしており、作物の生育促進等の効果が期待されるバイオスティミュラントが注目されています。
さらにこの技術は、水稲に限らず、他の作物や野菜への応用も期待できます。

(*)バイオスティミュラント:植物に刺激を与え、植物の自然な成長とストレス耐性を向上させる農業資材で、農薬や肥料とは異なる、新しいカテゴリーの資材。

ご来場お待ちしております!

当日は、出展研究者自らがブースやショートプレゼンテーションの場にて、技術シーズを更に詳しくご紹介します。また、社会連携推進機構のコーディネーターもブースにいますので、ぜひお気軽にお越しください!
なお、ご来場には来場登録が必要となります。来場登録は以下「大学見本市」公式サイトよりお願いします。

★参加予定コーディネーター
 ・島崎コーディネーター

 ・水野コーディネーター

 ・眞島コーディネーター
  coming soon


本学の研究シーズにご興味、ご関心のある方はこちらまでお気軽にご連絡ください!
お問い合わせ:onestop@adm.niigata-u.ac.jp

社会連携推進機構のホームページはこちら

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