ありがとう、里山を守る活動応援してくれて。ペット向け鹿肉、購入してくれた方へ


急に寒くなってまいりました。
気温が下がると、動くこともなく、経済は停滞するようです。
寒い地域の人は、生きる知恵として、インターネットを活用し、外に売り込むことを意識して、デザインや、文化が優れていった国として、スウェーデンが私は思い浮かびます。

北欧と、聞くとおしゃれで、丁寧な生活をしている。そんなイメージありますよね。

私達、未来農園では寒くなると、狩猟の範囲を拡大する時期(本気)になります。
昨年は、半年で約120頭を狩猟した私ですが、今年は半ば引退で、仲間に任せるような状態で、今年は補助と、販売に力を入れさせていただきます。
私たちは寒くなると、血なまぐさくなるんです。


ご購入いただいた方へ、これから購入を検討されている方へ

【鹿肉メニュー】
・鹿肉ジャーキー 150g 2000円
・レバージャーキー 80g 1000円
・乾燥ヒヅメ2本セット 1000円 ※わんちゃんの歯磨きにどうぞ。

・肉ミックス 1kg 1300円 (ぶつ、ミンチ、塊)
・内臓(胃腸、レバー、ハツ、肺) 1頭分 2000円

・骨(前足、後足) 1kg 1000円 ・肋骨1kg 1000円
・背骨1kg 1000円

・鹿肉ロース100g 300円
・猪肉100g 500円
・鹿タン 1000円

いつもご購入いただきありがとうございます。
このブログでは、はじめは鹿肉のよくある質問や、こだわり、最後のほうには、日ごろお伝え出来ない。なぜ、狩猟をしているのか、この購入いただいたお金が何に繋がっているのか、などをお話させていただければと考えております。

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実際にかかった雄鹿

私たちの鹿は、罠で狩猟をしており、鉄砲での狩猟と違い、金属片が入っている心配はありません。
また、狩猟をしてから、処理を迅速に行い、冷凍まですることで
肉が劣化するのを最大限まで抑えています。(私たちの捌くスピードはいつも、猟師の方々に驚かれます。)

鹿肉を生肉で与えている方が、私のお客さんには多いです。
ワンちゃんが慣れているのであれば、生肉を与える事には影響はないようですが、不慣れですと、お腹を壊すことが多いようですので、飼い主様の責任でお願い致します。


私が狩猟を始めたきっかけ

バイクに乗っていた時に、鹿に突っ込まれ、死にかけたことです。

絶滅させてやろう。そう思ったのがきっかけです。次の年、新米ハンターながらも、町一番の狩猟頭数を誇りました。

https://note.com/nu_reapers/n/n80692d29f6fa

もともと私は、「日本の食の不安を無くす」をテーマに大阪の最北端の町、能勢町で自給自足をしなければなと思い、田畑養鶏をその頃はしておりました。


農作業が苦手な私が、自給自足で生き延びるためにたどり着いたのは、私が大好きな動物に関わることでした。まずは養鶏からスタートしていました。
そこで出来た卵を、近隣の方に配り、物々交換することで、半ば自給自足生活をしていた私です。

その中で、獣害の被害がどうにもならん。という声がすごく多かったのもあり、私たちの畑も何度も入られて、一晩で、枝豆が全て食べられたりと、することもあり、いつか狩猟もやらないといけないなと考えておりました。

狩猟の実態

狩猟を行う人の平均年齢は70歳を超えており、ほとんどが米の収穫が終わった後に、狩猟する、副業猟師です。
また、鹿は大きいものは80kgを超えるものもあり、いざ捕れると、年配の方には、苦しい作業になります。

ですので、仕事として活動している猟師は少なく、販売して経済を活性化させつつ、里山を守るんだ。という感覚の人はほとんどいません。

私のような血気盛んな、経済を回すんだ。という猟師はほぼいません。
独学で学ぶことが多く、やっている猟師も、そこまでの熟練を感じる方は正直いませんでした。狩猟を仕事として、本気でやってみたいという方は、環境に出会うまで苦労されると思いますし、自分で作ったほうが早いと思います。

狩猟の業界は業界規模が小さく、研究開発が行われないために、機械化がほとんど進まない業界です。なので、昔も今も、これからも、罠ひとつで、身一つで、鹿を立ち向かうことはきっと変わらないであろう仕事です。

それに対して、農業は機械化が進み、AIが進み、どんどん人は山に近づく機会が減り、猪鹿が人里へ、田畑を荒らしに来る機会が増えていきます。

ある意味、ルーティーン化しやすく、面白くない仕事か、
慣れると、楽な仕事になるのかもしれません。

ただ、色んな人に狩猟をやっていますとお伝えすると、変な顔をされることも多いので、日陰者の仕事なのかなと感じることもあります。

獣害対策を充分に行うには、
①若手狩猟チームの形成をすること(本業猟師)
②販売網を作ること
③ジビエ解体場の建築

の流れになります。私たちはいまちょうど、①~②を行っている最中です。昨年は、孤軍奮闘し、狩猟の流れを確立させるところまで頑張りました。

今年はチームを形成しつつ、稼働させつつ、販売網を確立させるところです。それが出来てこそ、ジビエ解体場の建築へと繋がります。

私は自給自足の仕組を一つ一つ、事業化し、完成させたものを稼働し続けることで、里山と人が暮らす共生文化を守っていきたい。

狩猟の辛いこと

私が思う、狩猟の辛いことは殺し続けないといけないことです。

動物好きの私には、どこか辛いところがありました。
なので、いつか鹿を生かすための商品開発をしたいと思い、
こんなものも作ってみました。

https://mirainoen.base.shop/items/80022309

山の間伐材が使われれば、山の中に太陽が差し、様々な植物が生まれ、生態系が整い、山の中に鹿や猪のエサが増え、田畑を荒らしに来なくなります。

昔は山の木を管理し、定期的伐採し、家や家具などに使うことで山の管理がされていましたが、
現代は他国から来る安い木材の活躍により、山は管理されなくなりました。

小さいかもしれないですが、鹿や猪の死神でもありながら、あいつらを守ってあげられる人にもなりたいと思って、開発しました。

この商品開発にもドラマがあるのですが、またの機会に。

鹿肉を買っていただくことで、こんな活動の支援に繋がります。

食の不安を無くすための活動に繋がります!!
農家を守ることが出来、生産を安心して行うことが出来る。

鹿肉の注文はこちらかた↑↑↑

また、私たちは本業猟師のチームの形成を目指しており、継続して
農家を守ることに繋がります。

売上の一部は、未来農園の恩送りプロジェクトとして、米や、卵を配る活動にも使われます。

かつては、山にはオオカミが存在しており、食物連鎖のトップにいましたが、人間が怖くて、絶滅させてしまいました。
いまはこうやって、人の手で管理していくのが、鹿の為にも、人間の為にもなります。

人と自然は手を取り合うことで、10倍も20倍も早く、理想の状態に近づきますし、反対に人が自分勝手に行動すると、ものすごい勢いで、環境は壊れていきます。

私たちは、自然と手を取り合い、大いなる循環の中で暮らしていることを実感し、都会の人へ訴えかけて協力していただくことで、
大いなる自然の恵みをより、社会へ還元する役割を担いたいと考えております。

いつもお願いばかりですが、今回もお願いします。

いつか、整った里山の大自然を魅せますので、
一緒に創り上げていきましょう。

最後に、大型犬や、よく鹿肉をあげている方へ、朗報です。

10世帯限定で、鹿肉会員というのを募集させていただきます。
月額かかりますが、安く買えるよーという会員です。

わんちゃん、いっぱい食べますからね。安かったらいいじゃない。というのと、私達もいっぱい捕るので、安定して消費してくれる分があると助かるんです。

散歩仲間と、一緒にでも有難いです。
日本の食の不安をなくすために、活動している未来農園のぱーでした!これからも宜しくお願い致します!


注文は、鹿肉専用の公式LINEからお願いしますね。



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