夢と記憶と思い出と
たまに眠りに入る時の夢と、実際の記憶が混乱してめちゃくちゃになる時があります。こういうのを 寝ぼけてる っていうのでしょうか?
今日は、働いているところに併設してるカフェでハンバーグやグラタンなどのランチプレートやプリンを食べる夢を見て、そういえば昔はこういうメニューもやっていたな、すぐやめちゃったけど、またやらないかな。と起きてからしばらく思っていた。でもよくよく考えると、それは夢の中だけの出来事で、実際には、最初からそんなメニューは無いのです。それでも、あれ?夢かな?それとも実際の記憶かな?としっかり起きた今でもちょっと疑ってしまう。眠りかけや、目覚めかけの時の夢は、そういったことがたまに起こる。
今日は、あれは夢の出来事だ、と気付いたけど、気づかずに夢を過去の記憶と思っていることもあるのかな?それは、ちょっと恐ろしいけど、面白いことです。
今まで経験してきたことや、記憶していること、それが実は現実に起こったことでは無かったら…と考えると怖いですが、まぁ、きっとたいしたことでは無いのです。どちらにせよ今の自分が変わるわけではないのですから。
私の大好きな森博嗣さんの「すべてがFになる」の中にこんな台詞がありました。
「先生、現実って何でしょう?」
「現実とは何か、と考える時にだけ、人間の思考に現れる幻想だ。」
「普段はそんなものは存在しない。」
とても、好きな一節です。
同じ本で、記憶と思い出の違いについて、記憶は忘れるけど、思い出は忘れない、と書かれていました。覚えている夢、いなくなった人や、動物に会えた夢も、覚えているかぎり思い出といって良いのでしょうか。
うん、ちょっと何言ってるのか、自分も分からなくなってきたので終わりにしますね。ちなみに私はたまに自分のウフフっという笑い声で目が覚めます。なにが面白かったのかは、絶対、忘れちゃってるんですけど。
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