【日記】うその駄菓子屋だ
先日、イオンに靴を見に行ったついでに、ゲームセンターと駄菓子屋に寄った。
ゲームセンターは白い光がびかびかして眩しく、いろいろな電子音で騒然としていた。家電量販店に行った時もよく思うことだが、こんな場所で働ける人もいることを尊敬する。
メダルゲームのような構造のコインチョコをすくって落とすやつをやった。いくつかすくえたが、一個も落ちなかった。アーと思っていたら何の余韻もなくバンッとフタが閉じてしまった。このお菓子をすくうゲームは昔好きだったのだが、つまらなくなったものだ。
昔のゲームセンターに行きたい。
こんなにビカビカしてなくて、むしろ薄暗く、ワニワニパニックや地味なエアホッケーやパンチのマシーンがあったりするゲームセンターだ。UFOキャッチャーも今のようなどでかいだけで何の力もないアームでドンと一個置かれた景品をさぁ取るが良いというスタンスのものではなく、おもちゃ屋の売れ残りのようなよくわからないぬいぐるみがゴロゴロ入っており、よい角度のものを選べばけっこう取れる(でもいらない)、そんなUFOキャッチャーがやりたい。
まぁ田舎のショッピングモールや商店街に行けば今もありそうですが…
駄菓子屋(イオンに入っているのでうその駄菓子屋だ)ではカルメ焼きを見つけて買った。これが好きな人は真の甘党であると言える。夫は麩菓子を買っていた。駄菓子屋を楽しむ程(てい)ではなくマジの食べたいものを買っているふしがある。
わたパチが無いかな、と探したがなかった。ねるねるねるねの隣にありそうなものだが。しかし「わたパチありますか?」と聞くのは少し恥ずかしくて黙っていたが夫がレジの店員さんに聞いてくれた。
なんと2016年に製造中止していたらしい。
えっ………………………
ショックだ………………………………
あれに変わるお菓子はなかなか無いではないか。ポテチの一種類が無くなっても困らないが、わたパチが一生食べられないのはちょっと寂しいな……
あまりにも気落ちしている私を見て夫がウケていた。
スーパーで晩ご飯の材料を買って帰った。
家についてカルメ焼きを食べた。記憶の4倍くらい甘かった。
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