見出し画像

【日記】BUMP OF CHICKENのライブに行ったはなし

BUMP OF CHICKENのライブに向かっている。

友人の兄の奥さんが行けなくなったそうで、ちょうど休みなので代わりに友人と2人で行くことにしたのだ。

私は高校生の時に好んで聞いていたくらいで、最近の曲はまったく分からない。でもまぁ大丈夫だろう。

駅に着くころ、雨が降り出した。いかにもこれから激しくなりそうな雨の振り方だ。案の定電車に乗っている間にドシャドシャに雨が降り始め、雷がバリバリ鳴り出した。最近こういった天気の日が多い。

ビクビクしながら窓の外を見ていたらはっきりと光る稲妻が真っ直ぐに見えた。間を置かずドシャーン!と音が鳴る。

やめて〜

電車は徐行運転している。そのうちに止まってしまった。落雷の影響で沿線に停電があったらしい。

乗った時から私の席の後方で、すごく盛り上がっているおじさんとおばさんのグループがいるようだった。何人組なのか分からないが、めいめい好き勝手に喋っており、会話がキャッチボールというより枕投げのような調子だった。電車は20分ほど止まっていたが、おじさんとおばさん達は構わず喋り続けていた。

電車が動いた。ライブには間に合いそうだ。

友人と待ち合わせて、まず会場である京セラドームの前のイオンでご飯を食べることにした。

イオンにはライブに行く人達でいっぱいだった。みんな同じタオルを肩からかけている。フードコートも大変混んでいた。
イオンのトイレはめちゃくちゃに並んでいて諦めたが、会場のトイレはガラガラに空いていた。

イオンのみんなー!こっちよー!

席についてやっと少し落ち着いた。
18:30、開演。ライブはとても素晴らしかった。
知っている曲は少なかったが、それでも私が高校生の時聞いていたのと同じ声、同じ歌い方で感動した。

入場する時に光るリストバンドのようなものを貰えた。ライブ中青くなったり赤くなったりして光っていた。客席が星空のようだった。

あっという間に終わってしまった。

帰りは割合スムーズに帰ることができた。京セラドームにいたBUMP OF CHICKENのタオルを肩からかけた人達はみなそれぞれの家路を行く。乗り換えをする度に青いタオルの人達は少なくなって、家の最寄り駅でついにいなくなった。みんなそれぞれの日常に戻っていくのだな。

帰ってシャワーを浴びて寝る準備をした。
あのリストバンドは、カバンの中でまだキラキラと光っていた。

(昨日 9月11日の日記です)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?