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花粉の季節ですね

皆さんこんにちは
若者に色々役に立ちそうな情報をたまに呟いているおじさんです。

僕は花粉症が辛くて沖縄に移住したのですが、移住してからというもの、薬も全く必要なくなり、快適な生活を送っています。
今年は、例年より花粉の飛散量が多いそうで、是非リモートワークが可能な人は、梅雨が始まるまでは沖縄に避難すると良いと思います。

僕が沖縄に避難(最近は、避暑地ならぬ避粉地と言うようですが)する前は、色々な薬や治療を試していたので、その辺の記憶をまとめてみました。


市販の鼻炎薬に始まって色々試しましたが、最終的にはクラリチン(ロラタディン)に行きつきました。今は薬価も下がりドラッグストアで普通に買えるようになったクラリチンですが、以前は処方箋が必要した。しかし、アメリカのドラッグストアでは処方箋なしで購入ができしかも、360錠入りが売っていたりと、驚きのコスパだったので、毎年出張でアメリカに行っていた僕はこのコスパ抜群の薬に落ち着きました。友人の薬剤師に聞いて、ロラタディンが肝臓で代謝されるとデスロラタディンに変化して、最終的にこれが花粉症を抑えてくれるとのことで、ディザレックス(デスロラタディン)という市販薬も発売され始めて試してみたのですが、僕には効果の差が分からなかったので、元のクラリチンに戻りました。肝臓を少しでもいたわりたい方で効果が同じなら、ディザレックスもアリかと思います。日本だとディザレックスは未だに処方箋必要だったと思います。

漢方薬
クラリチンを知る前に漢方薬にはまっていた時期もあります。
花粉症の薬の最大の問題点は、眠気と、のどの渇きとの闘いという点です。クラリチンはどちらの副作用も極小なのと1日1粒というお手軽さで飲んでいたのですが、その前はタウロミンという漢方薬を飲んでいました。

1日3回で1回12錠(粒は小さい)という、なかなかのサプリメントジャンキーのような量だったので慣れるまでは辛かったのですが、クラリチンと同じで効果は緩やかなのですが、のどの渇きと眠気は僕の場合は起こらなかったので、3年くらい飲んでいたと思います。漢方だと、徐々に体質改善効果もあることを期待していたのですが、残念ながらその効果はなく、薬がなければ、毎年普通に激しい花粉症になっていました。花粉が少ない沖縄だったら漢方薬は良いかもしれないので、今度実験してみます。


外科的治療
依然やった方法で、高周波ラジオ波で鼻の粘膜を焼く方法があります
施術は1時間ほどで終わるのですが、鼻の粘膜が火傷した状態になるので、10日間ほどかさぶたができ、鼻呼吸ができなくなります。10日程度で鼻をかむとかさぶたが剥がれ落ち、鼻の通りが劇的に改善します。そして、1年半から2年ほどは薬なしで生活ができましたが、この10日間の辛さが耐えられず、一回だけで終わってしまいましたが、効果は非常に高いです。

鍼治療
これは、以前NYに行った時にどなたかのBlogで見かけて、興味があったものですが、実際は時間がなくいけませんでした。
中国人の鍼の名人がいて、2-3回通うと、花粉症の症状が驚くほど軽減するというものでした。現在は、場所が変わってしまったので未確認ですが、Googleに先生のお名前があったので、興味がある方は行ってみても良いかもしれません。アメリカで鍼治療はAcupunctureと看板が出ているのですが、割とメジャーです。

減感作療法
スギの花粉エキスをパン(食べるパン)にしみこませて、舌の裏側(舌下治療)に張り付けて徐々に慣らしていくというもの
これはやったことある友人がいたのですが3年頑張っても効果が出ないと聞いたので、僕自身は未体験です。

ステロイド注射
花粉症治療で昔話題になったステロイド注射(ケナコルトA)ですが、効果は絶大だそうです。副作用を無視すれば恐らく最強だと思いますが、僕は副作用が恐ろしくて試したことはありません。以下が副作用一覧です。

  1. 感染症(カビや命に関わる感染症)や副腎機能不全(体がだるくなったり死ぬことがあります)

  2. 皮下注射箇所の筋肉の萎縮・陥没(頻度が高い)

  3. 糖尿病(起こる可能性が高い)

  4. 胃潰瘍や十二指腸潰瘍

  5. 高血圧

  6. 肝機能障害

  7. 緑内障(視力、視野障害)

  8. 精神障害(うつ病)、全身倦怠感(リバウンド現象)

  9. 骨粗鬆症(骨密度が低下する)

  10. 生殖機能障害

  11. 生理が止まってしまたり、逆に止まらなくなることがある

  12. 満月様顔貌、顔面紅斑

しかも、不可逆性の副作用もあるので、一度症状が出たらステロイド注射をやめても戻らないそうです。

僕の場合、花粉症は年間の60%程度発症している状態でしたので、沖縄移住は最も理想的な解決策でした。もちろん沖縄にもスギはありますし、ブタクサなどの雑草の花粉もあります。そして、12月から2月くらいまでは、名産品のサトウキビの花粉も飛んでいます。しかし、スギ花粉は量が極端に少ないため反応せず、僕の場合はサトウキビの花粉の時期だけ少し花が詰まりやすくなる程度で、薬は服薬していませんし、マスクもしません。(例の感染症の問題でマスクはしていますが)

世の中花粉症で悩んでいる人は多いので、そんな皆さんは是非沖縄への避粉を検討してみてください。

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