新NISAを始める方へ ぱーと2 【加筆修正】
皆さんこんにちは
若者に色々役に立つかもしれない情報をたまに呟いているおじさんです。
ぱーと1では割とざっくりしたお話をしたのですが、ぱーと2では投資信託とETFに関してお話してみようと思います。
新旧NISAではどちらも投資信託を購入でき、利益に対する税金が全額免除されます。
さて、つみたてNISAもしくはつみたて投資枠に関しては、新旧でほぼ差が無いので、皆さん大好きな、オルカンやSP500のような投資信託で信託手数料の安いものを購入すれば良いと思います。
では、一般NISAもしくは成長投資枠ではETFも投資信託も購入が可能なので、どちらを買えばいいでしょう。
ETFと投資信託はそもそもどういう違いがあるのかご存じでしょうか。
例外はもちろんあるのですが、投資信託の内、証券取引所に投資信託を株として上場したものがETFとなります。そもそも、投資信託は私たち投資家から(むずがゆく感じますが、1円でも投資している人はみんな等しく投資家です)お金を預かって運用して、最終的にその投資信託を売却した際の利益を返してくれる金融サービスです。(「この10万円預けるから育ててね~」という感じです。)見ず知らずの人に、お金を預けて運用してもらうのは通常あり得ないので、各投資信託(ファンド)は、目論見書という運用プランを持っています。「私はこういう方針で運用を行い、大体これくらい儲かるように頑張ります。つきましては手数料はこれくらい頂戴します」ということが記載されています。よく分からない人は各証券会社のサーチ機能を使って、良さそうなファンドを探せばいいのですが、できれば目論見書は目を通すことをお勧めします。因みに、チェックする内容は
ここで、ある程度NISA投資経験がある方だと気が付くのですが、分配金(配当金)は課税されるのだろうか?問題です。そして、同じルーツを持つ投資信託(ファンド)なのに投資信託だと配当金が出ず、ETFだと配当が出る違いも気になります。
まず、投資信託は、決算においてでた含み益を自動的に元本に組み入れる方法を取ります。それに対してETFは運用で出た含み益を決算ごとに現金で分配します。
そうそう、現在なんらかの配当や分配(以降面倒くさいので配当にします)を受け取っている方は、配当金受け取りサービスを「株式数比例配分方式」に設定していると思います。これに設定しないと、配当金が銀行の口座に振り込まれてしまい、証券口座に振り込まれなくなってしまいます。それだけでなく、NISA枠を利用していて配当がある場合は「株式数比例配分方式」を選択していないと、非課税の恩恵を受けられなくなりますのでご注意ください。
話が脱線してしまいましたが、配当が出るETF、利益は配当で出さずに元本に自動的に組み込んで運用する投資信託どちらが良いでしょうね?
ここで投資枠を使い切れるのかどうかが関係してきます。
成長投資枠は年間240万円になります。配当が出た場合それをNISA枠で再投資したいと思いますよね?でも240万円使ってしまっていると配当を再投資するのは特定口座で行うしか方法がありません。また、投資信託の場合元本に組み込まれて再運用されますが、そもそもの元本が240万円だったとしても再投資されたぶんはNISA口座上では含み益として扱われます。(含み益ですが、含み益込みで新たな元本として運用してくれます)ということは、投資信託の基準価格が緩やかに増えていく前提ですが、240万円の枠をフルで埋められる人は、投資信託を購入した方がよりお得に運用ができると言えます。
もちろん、個別株を買うのも配当が欲しいからETFを選ぶのも自由ですので、好みの問題です。実際配当金が振り込まれると嬉しいですしね。また、老後に配当金で生活しようと考えている人は意図的にETFや高配当株をNISAの成長投資枠で購入するのも良いと思います。SBI証券も楽天証券も証券口座から銀行へお金を移すのは簡単にできますので、より使い勝手が良いと思います。もちろん、投資信託を毎月一定額取り崩す(売却して現金化)する方法もありなので、この辺は自分の資産と老後の資金の捻出方法によって、自分のポートフォリオをアレンジしても良いと思います。
さて、みなさんは新NISAで投資信託、ETF、個別株何を買いますか?
そうそう、別に240万とか投資できる人なんてそんなに多くないと思うので、合わせてS株とかミニ株の少額投資をNISAでやってみたい方にはこちら
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