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暇なおじさんは、他人のふんどしで相撲を取ってみる「10倍株」【追記】

皆さんこんにちは
若者に色々役に立つかもしれない情報をたまに呟いているおじさんです。

例によってPivotから10倍になる株の探し方の動画を見てnoteを書いています。動画の中では四季報に記載されている3800社の中で、株が10倍になる可能性を持っている企業は20社くらいあるという話でした。確立にして0.5%です。ギャンブルにおける0.5%とはどのくらいでしょうか。

宝くじの1等は1000万分の1と言われています。0.00001%ですね。
宝くじの末等は10分の1ですね。10%です。
200回に1回発生するのが0.5%です。
ポーカーでストレートが出る確率が250分の1らしいのでこれに近いかもしれませんね。

でも、株に関しては200枚のくじの中から当たりくじを引くのですが、くじを引く際にズル(チート)が可能です。
動画の中でも触れているのですが、四季報にその企業の情報が載っています。この上場をチェックすることでその企業が今までどのように数字(売上、純利益)を増やしてきたか、そして現在借金はどの程度あって、会社の資産がどの程度あるのか、その企業の社長は自分の会社の株を保有してるのか、配当は出しているのかなどを見ることができます。

・純利益はこの数年どれくらい伸びているのか(毎年20%ずつ増えているような会社は伸びる)
・オーナー社長の会社か(株主の欄と役員の欄に同じ名前があるか?)
・自己資本比率は50%以上あるか
・株式時価総額は300億以下(これくらいの規模の会社が10倍になりやすい)
・PBRは1以下か(1以下の場合、株価は相対的に安いと言える)
・PERは15以下か(15以下の場合割安株と言える)
・ROEは高いか(通常8%以上欲しいROEだが10倍株の場合これが高い必要がある、もしくは将来的に高くなる要素が必要)
・配当はあるのか(小さい会社は配当が無いことが多いが、オーナー社長の会社の場合社長の給料はこの配当が多くを占めている)

SBIのスクリーナーを使って絞り込むこともできます。(ただし、もう少し機能を増やしてもらわないとそのまま使えません)

自己資本比率:48%以上
売上高変化率:50%以上(通常10%以上あれば良い企業です)
時価総額:30000(百万円)以下
こんな感じで絞り込むと3800件が49件まで絞り込むことができます。
この辺まで絞り込んだら1社1社細かく見ていけば、将来株価が10倍になりそうな銘柄が見つかるかもしれません。
因みに動画内で瀧澤さんが話していた富士製薬工業は今日は極端に上がっていますね。これは動画の影響かもしれませんね。

僕もこの年末年始にスクリーナーを使って良さそうな株を探してみようと思っています。因みに、米国株も似た様なスクリーナーがあるので日本株にこだわらずに米国株でも10バガー株を探してみるのも良いかもしれません。
ただし、米国の場合生の会社の情報を取りにくいのと市場がグローバルになってしまうので、選球眼はより高いものが求められるかもしれません。

皆さんも、
Amazon、Tesla、NVIDIA、Broadcom
オリエンタルランド、ファーストリテーリング
みたいな10倍株を探してみてはいかがでしょうか。
僕は1社見つけたので暫く保有してみようかと思っています。

【追記】

奥野さんの動画を見たら追加すると良さそうな情報があったので、追記しました。通常ROEが8%以上でスクリーニングを行うのですが、奥野さん曰く、ROEは銀行からの借り入れが多くすることでいくらでも増やすことができるとおっしゃっていました。だから借り入れを除いたROAで評価した方がよりピュアにその企業の資産による投資効率が見ることができるということでした。早速、日本株でスクリーニングをかけてみたら、
ROAを15%以上、自己資本比率を48%以上でフィルタしたところ322社しか残りませんでした。
更にここにPBR1倍割れの条件を入れたら、13件まで減ってしまいました。
日本って投資する良い会社って少ないですね。。。

所でここでまたSBI証券の怪しいところが見つかりました。
スクリーナーでROAを15%以上に設定したのですが、四季報で確認するとROAが10%になっていて、どうもスクリーナーの基準となる数値が四季報とズレている気がします。SBI証券のヘルプを見るとここで取り扱われるデータに関しては、

当期経常利益 / 総資産 * 100
※経常利益:直前会計年度末
※総資産額:直前会計年度末

と記載されているので、四季報とのズレはこのソースデータにあるような気がしていますが、1つの値に2つのデータがあるのは何とかして欲しいんですよね・・・。

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