エンジニアの種別と年収
GitHub連携でエンジニアの適正年収がわかる
Youtubeの広告でこのような文字を目にしました。まず、GitHubを知っていますか?日本でも昔から自分の開発したプログラムを公開するプラットフォームはありました。
窓の杜
などが有名ですよね。GitHubはもう少しオープンソース的な環境で、「みんなで一つのプログラムを作っていきましょう」というコンセプトの共同プログラム開発プラットフォームのインフラです。ここで気がついた人も多いかもしれませんが、GitHubエンジニアの中でもPG(プログラマ)もしくSE(システムエンジニア)でも取り扱っている製品にプログラムミング要素があり、フルでプログラミングを行わないが、より詳細なカスタマイズや設定を行うための組み込みプログラム(もしくはスクリプト)を触る機会のある人が交流するプラットフォームになります。つまり、
プログラミングを全くしないエンジニアにとっては、GitHubで適正な年収は
分からない
という結論になる。僕はこのGitHubで適正年収を出すサービスにケチをつけているのはなく、エンジニアというくくりの中には、プログラマ以外も存在するので、適切なワードチョイスではないのかなとと思ってしまう。そして、PGを突き詰めても実はお金持ちになれない場合があるということを知っておく必要がある。Youtuberであり2chの開設者のひろゆきは、PGで大成功している数少ない例です。プログラミング技術よりも世の中に必要とされるプログラムやサービスを思いつき実現する方が遥かに難しくそしてそれを思いつく人が大成功を収めることができると思う。PGを否定しているのではなく、日本国内で働く限りにおいてはPGはそれほど高収入を得られる可能性は低く、そしてアイデアがなければひろゆきのような成功をおなめることもできないということを理解するべきだと思う。
プリセールスエンジニア
僕は、長い間プリセールスエンジニアという職種をやってきました。これは製品販売において、お客様へ製品を紹介し、必要に応じてデモンストレーションを行い、チャネルパートナーにトレーニングを提供し、Webマーケティングや、製品カタログの作成に携わり、記者からインタビューを受け、トラブル時にはお客様のデータセンターでトラブルシューティングをしたりするポジションです。字面にすると色々やっているポジションだと理解できると思いますが、こういうポジションだからこそ高給になりやすいため、人生において大成功を収める可能性が高いと思っています。更に、日本企業ではなく外資系企業に勤務することで年収も1500万円以上が可能となり、FIREするために必要な原資を稼ぎやすくなるポジションだと考えています。PGの要素も必要になる場合があるため、GitHubには大なり小なり関わるポジションでもありますが、残念ながらプリセールスエンジニアはGitHubで適正年収は計算できないと思います。
プリセールスエンジニアの適正
では、稼ぐことができるプリセールスエンジニアの適正はどのようなものか
プレゼンテーション能力(スピーチ能力、資料作成能力)
物事を素早くキャッチアップできる能力(要点を正確に素早く理解できる能力)
他人の困っていることを理解できる能力(製品開発へのフィードバック)
探究心(製品を深く理解する能力、長い時間製品を検証することが嫌いではない)
この辺り、自信がある人は是非プリセールスエンジニアにチャレンジしてみてください。米国をはじめとして様々な製品は日々生まれてきます。もちろん自分自身がそれを生み出せばひろゆきのように成功者になることもできますが、多くの場合収入のバランスは、
発案者>販売者>開発者
になりますので、考えられればそのアイデアを実現する人を雇えばいい。そして製品が出来上がったらそれを売ってくれる営業やプリセールスエンジニアに高い給料を払うことで製品がどんどん売れていく。全ての利益は上流に集まるため、代替のきく一般的なPGよりも凄腕プリセールスエンジニアの方がより稼げると思います。そうそう、PGを目指すなら最終ゴールはUSの企業での勤務です。このインターネット全盛の時代において働く場所はUSである必要もありません。是非、PGを目指す方は、GitHubを使いこなし、US企業に勤務するもしくはPGの能力は持っているが、主戦場はプリセールスエンジアで、外資系企業で働いてみるということも検討してみてください。