【 揺らぎの振り幅が大き過ぎて酔う 】
#脳血管 #脳オペ#コイル#脳幹#IgA腎症
脳オペするのは、今月末に決定しております。
このオペは、年始である一月にする予定でした。
どうしてこんな流れになったかと言うと…。
MRIよりも、より鮮明に画像を撮影するために、去年の年末に入院することになりました。造影検査のための入院ですね。
この検査入院するにあたって、担当医が、
「患者さんにこんなことを言うのは、酷すぎることを言うんだけどね。」
と前置きがありました。
IgA腎症があるため、造影剤が、腎臓に影響が出る。
わたしの状況からして、現状の腎臓よりも造影剤を使うことによって、確実に悪くなるから、今後の生き方が変わる可能性がある。
腎臓を悪くしたくないなら、入院しない方が良い。
そのかわり、今日か明日か一年後か数年後かわからないけど、爆発する爆弾を抱えて生きる。爆発したら、死ぬ可能性の方が大。
どっちでも良いと言われました。
わたしは、脳に起こっている事象よりも、幼い頃から、抱えていた腎臓に関することの事象の方が、とても怖くて、そこに向き合うことを避けて来たから、余計にシリアスになり、不安に襲われました。
そして、こんな現状になった去年の春には、実は、この腎臓病に向き合うような心理技術の学びが終わった年だったのです。
『病は気から』と言うように、自分の人生に起こった事象によって、紐づけていた感情や・封印していた記憶などなどから、身体に出ているという発想から
わたし自身が、トラウマだと思っていたことに向き合うことにチャレンジしていた訳です。
それ以前からも、心理などの学びが、仕事柄必要だったので、それをきっかけとして、少なからずは、自分の心と向き合っては来ていましたが、がっつり、取り組んだのは、初めてで、それは、コーチングのジャンルでした。
簡単に言うと、ものごとを、自分原因型で、見てみましょう〜て感じ。
そして、「なんのために」〇〇は起こったのか?
なんのために?と問いかけると、答えが出る。
まあまあ、この問いかけで、オッケーなジャンルもあり、オッケーじゃないジャンルもあるってことは、この検査入院によるメンタルの揺らぎが出たことで気づけた。
それまでは、高額で、学んだからこそ。
病気が改善された人もいるという事例を聞くと
わたし自身も、そのようになりたいと思っていたことが、知らぬ間に、わたしの場合は、「執着」になっていたことにも、気付けました。
なぜ、揺らいだかって言うと
腎臓病のことだけで、それだけを改善しようと、過去を泣きながら掘り下げ、清算や好転反応と言われるような衝撃もありながら、一生懸命に向き合って来た。
当然、軽くなったこともある。
そこで終わっておけば良かったものの、
「なんのために?」
と、なんでもかんでも、問いかける癖が、ついてしまった。
煽り運転手ごとく、これが、知らぬ間に、わたしを追い詰めていたことさえ気づかずに。
自分で自分を追い詰めていたことすら気づかず、教えに忠実に、日々を取り組んでいたのに、脳内にまで、こんな病気を作ってしまった。
どういうことなんだ?
訳がわからない。
日常生活の人間関係に関して、家庭でも職場でも、雲泥の差と言って良いほど、快適になったのに、心はとても軽くなって、生きやすくなったのに…。
どうして、身体に病気がでるのだろうか?
そして、ドクターからの「酷な選択を強いる」と言われた言葉が、重くのしかかって。
メンタルが大きく揺れる。
尋常じゃない。
それでも、「なんのために?」が手放せなくなっていた。
きつかった。
でも、検査入院することにした。
なので、病室のベッドの上で、直前まで、ふらつき、前後・左右不覚になるような心理状況で、
わたしは、パンっと弾けたのです。