【 時間 ⑤ 】

#脳血管#脳オペ#コイル#脳幹#IgA腎症#全身麻酔#ICU#ステント

オペから、持続で一週間、点滴をしている間は、時間が長い、遅いと感じながらも、
昼食が、配膳されたりすると、
「もう、そんな時間か!」と、
びっくりするように、時間が早くも感じた。

音楽を聞いてみるも、鬱陶しくなって来るので、続かない。

点滴の滴下の様子を眺めたり、窓側だったので、外をボーっと見たり、痛みに悶えたり、リハビリしたり、時間の間隔が、伸び縮みしているような不思議な時間の中にいた。

ICUの感覚を、簡単に表現するならば、時間が過ぎるのが、ものすごく遅い。

一般病室に戻ってからの感覚は、相対的には、ものすごく遅い。

この、ものすごく遅いは、全く同じではなくて、一般病室に戻ってからは、自分の体内時計も、戻って来て、その体内時計が、まだまだ、狂っているからだと思える。

ICUの間は、そもそもの体内時計が無くなった。だから、時間感覚が狂っている。

そう、このものすごく遅いって判断は、
標準時間としてセットされている時の流れ、時計の刻むスピードと比較してってこと。

ICUでは、リアルは、2時間過ぎたのを、6時間過ぎたぐらいな感覚でいたわたしだけの時の流れでは、早く感じる。

楽しくって面白くって、集中している時は、時間が早く過ぎた。
あっという間だったというのとは、ちょっと違うけど。

充実していたら、早く感じる。

痛みを満喫・充実してたから、束のような感覚になったのかもしれない。

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