【 ドクターとナースの関係性 】
#脳血管#脳オペ#コイル#脳幹#IgA腎症#全身麻酔#ICU
ICUに到着したら、寒くて、ガタガタと震え出した。
震え方が尋常じゃなく、自分自身でも怖いと思うほどだった。
まだまだ、ぼやけた世界の中、暗闇から聞こえるナース達の声。
モニター早く!!
サーチ!!
酸素は?
4!! (4ℓ)
等々、同時に聞こえて。
体温はオペ前より、2度下がっているのが、聞いていてわかり、
そりゃ、寒いなぁ〜。
てか、酸素、4って。
めっちゃ流してんな〜。
だいぶ酸素足らんやん、わたし、ヤバいなぁ〜。
と
ひと分析したら、閉眼。
記憶ないので、寝たと思う。
まだ、麻酔が効いていたので、痛みは感じず、怖すぎる寒さだけを感じて、再び落ちる。
夜勤者と交替する前の、18時前ぐらいに、ICUに入室って感じ。
正確には確認していないけど。
次の目覚めは、オペをしてくれたドクターが、声をかけてくれたタイミング。
もうその時間は、日勤者は居ない。
夜勤の男性ナースとドクターが、2人並んで、話している姿を半目で確認する。
ああ〜。先生〜、このナースのことを信頼しているんだ。
って瞬時に感じる2人の姿に
安心感を覚えつつ、こんな風に感じ取れたことを不思議にも思えた。
先生が、信頼しているナースが夜勤の夜。
オペ後の初の夜で、良かった。
不安な気持ちが、和らいだ。
まだまだ、夜が始まったばかり。
これからが…
麻酔が切れてゆく中で、出てくる痛みに、悶絶する長い時間が始まるのです。