「大手グループ×ベンチャー」?安定した基盤でチャレンジできるNTTスマイルエナジーのエンジニアに聞いてみた
NTTスマイルエナジーは、太陽光発電の遠隔監視サービス「エコめがね」をベースとして、「IT×エネルギー」の領域で再生可能エネルギーの普及拡大や脱炭素社会の実現を目指しています。
NTTグループでありながらベンチャー風土を持つ環境で、具体的にどのように開発を進めているのかを紐解いていきます。
今回は、中途入社で価値づくり本部クラウドグループにジョインし、Webサービスエンジニア兼プロジェクトマネージャーとして活躍中の山中さんに、業務内容を赤裸々にお話ししていただきました。
--簡単な自己紹介とこれまでのご経歴について教えていただけますか
新卒で、SES企業に入社し3年間プログラマ、システムエンジニアを経験しました。この後、さらに上流工程に携わりスキルアップをしたいと考え、大手食品会社のシステム子会社に転職しました。2社目では、想定した通り上流工程からプロジェクトに参画し、プロジェクトリーダーやマネジメントの経験を積むことができました。そこから、NTTスマイルエナジーに転職し今に至ります。
--これまでの転職の経緯を教えてください
これまで2回転職をしているのですが、1回目はとにかくスキルアップのために、さらに上流工程に関わっていきたいという思いから転職をしました。
2社目では、希望だった上流工程に携わることができました。技術のみに関わるというよりも、お客様の課題をヒアリングして要件に落とし込むことができ、要件と比較するとやりがいも大きかったですね。
しかし、30歳を目前にし「このままでいいのか?」という気持ちが芽生えてきました。
大手企業のグループ会社だったので、福利厚生や安定性は非常によかったものの、組織として体制がすでに整っていたが故に、「この業務、自分でなくてもいいのでは?」と感じることも多々あり...
仕組みの範囲内で業務をこなすというよりも、自らが仕組みを作る側になり、自分のできることを増やしていきたいという思いがありました。
もやもやを抱えたまま転職活動を行ってたところ、NTTスマイルエナジーに出会いました。
体制が出来上がっていない環境に飛び込みチャレンジしたいと思っていた僕には、ぴったりの環境でした。
--大手企業から転職されてギャップを感じる部分はありませんでしたか?
いくつかありました。
まずは、エンドユーザーとの近さです。前職までだと「お客様のお客様がエンドユーザー」でした。そのため、窓口の担当者と作りたいものを共有しても、意向通りに進めることは難しかったりします。どうしても意図の共有がしきれず、みたいことも多々ありました。
SIer出身の方であれば、共感いただけるのではないかと思いますが...
その点、NTTスマイルエナジーであれば、作りたいものをダイレクトに作り、お客様に対して価値提供ができる。この環境はエンジニア冥利に尽きるなと実感しています。
また、未来を見据えた開発ができるということですね。SIerの場合、プロジェクトごとに企業や関わる製品が変わってしまうため、作ることが目的になってしまいがちです。エンドユーザーに対してどんな価値提供ができているのかは、どうしても感じにくい部分かなと思っていました。
特にNTTスマイルエナジーの場合は、「価値づくり」にこだわっています。
NTTスマイルエナジーの「価値づくり」の定義は下記です。
ものづくり:いかにうまくモノを作るか
価値づくり:モノづくりをいかに経済的価値に結びつけるか
エンジニア組織が属する事業部の名前も、「価値づくり本部」と名付けられているくらいです。ものづくりはあくまでも手段であり、世の中への価値提供をどれくらいできているのか?に主眼を置いている組織です。
NTTスマイルエナジーは、生活のインフラである電力を変革し、より良い社会をつくろうとしています。そのためにも、太陽光発電設備を設置いただいている施主さんや、施主さんに販売を行う販売会社さんにベクトルを向けて、社員が一丸となり開発を進めることができています。
※アメリカ出張に行った時の写真です。AWS主催のカンファレンスでは、最先端の技術をインプットできてワクワクしました。
--具体的にはどのような業務をされていますか?
まずは企画の構想からスタートします。エンドユーザーに価値を届けるために、プロダクトにどのような機能を持たせるべきかをディスカッションして決定します。
直近では、ユーザーごとに最適化したサービスを届けるために、セグメントごとのアプリケーション開発を行っています。法人のお客様向けに、発電設備の規模ごとに見守り監視が行えるようにするプロジェクトですね。
実際に企画に参画した社員がプロジェクトマネージャーとして開発を推進でき、まさに、自分のアイデアをプロダクトに反映できる面白さを実感しています。チャレンジに寛大な社風なので、仕事を奪いにいける人は飽きない環境だと実感しています。
プロジェクトを進めるにあっても数多くのステークホルダーが存在します。
社外においては、ベンダー様6社(20名ほど)、社内では企画部門、運用部門、別プロジェクトの方など30名を超えるプロジェクトもあります。(プロジェクトによりけりではありますが)
前職では、合計10人以下の規模のプロジェクトが多かったため、一気に規模が大きくなり比例して責任も大きくなりました。その分、実現できる機能やプロダクトへの影響力も大きくなり、やりがいは桁違いに大きくなりましたね。特に周囲を巻き込む力はレベルアップしたと思っています!
--開発環境はいかがですか?
会社として、技術に対して重きを置いていただいているので、開発の進めやすさを感じる場面が多いです。前職も大手グループの子会社だったのですが、環境の違いは結構ありますね。
例えば、新しい意思決定をする際の社内稟議では、数百万円規模の場合は2週間程度で稟議が通ります。前職では、同規模の稟議は1〜2ヶ月はかかります。規模によっては、1年かかるような場合もありました。今は、スピーディーに開発を進められるのでありがたいですね。
開発マネージャーである宮崎の記事にも開発組織のカルチャーについて記載がありますので、ぜひご覧になっていただければと思います。
また、社内での立ち位置も変わりました。企業によっては、「営業がえらい」のような風潮があることもあると思います。無理な納期で大規模な開発をしなければならなくなり、プロジェクトが炎上するみたいな(笑)
NTTスマイルエナジーの場合はそんなことは一切なく、他部署ともフラットな関係性で仕事ができています。会社としても技術に理解があるので、立場が低いといったことは感じたことはありませんね。
プロジェクトでも他部署と関わる機会も多く、良好な関係性を保てています。
--山中さんの今後の目標を教えてください
何よりも、お客様に対する価値提供を続けていきたいです。プロダクトを作って終わりではなく、その先にいるお客様を第一に考え、貢献したいと思っています。
昨今、地球環境においては、国際的にもパリ協定が発効されるなど「脱炭素」に向けた取組みが加速しています。その中で、再生可能エネルギーの効率性や持続可能性の向上に向けて、弊社のクラウドサービス「エコめがね」を多くの人に届けていく必要があります。
その一端を担い、環境問題の解決に繋げていきたいです!
NTTスマイルエナジーでは、一緒に働いてくれる仲間を絶賛募集中です!
ご興味を持っていただいた方はまずはカジュアルにお話ししましょう!