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「大手グループ×ベンチャー」開発マネージャーに聞く、NTTスマイルエナジーのエンジニア組織カルチャーとは?

NTTスマイルエナジーは、太陽光発電の遠隔監視サービス「エコめがね」をベースとして、「IT×エネルギー」の領域で再生可能エネルギーの普及拡大や脱炭素社会の実現を目指しています。

NTTグループでありながらベンチャー企業という、一見矛盾にも感じるような企業ですが、どのような開発組織なのかを紐解いていけたらと思っています。

今回は、プロダクト開発の中核を担う「価値づくり本部」で開発マネージャーを務める宮崎さんに、開発組織のカルチャーを赤裸々にお話ししていただきました。

「大手、ベンチャーを経験して行き着いた先」

ーーこれまでのご経歴と、転職した経緯を教えてください。

大学卒業後、新卒で多角的に事業を進めているソフトウェアサービス開発企業に入社し、プログラマーから開発責任者を経て、開発部長まで長く在籍させていただきました。

エンジニアとして一通り経験したタイミングで、自分の力を外の世界で試したいと思い、社員20名ほどのスタートアップ企業に転職しました。

そこでは開発のことはもちろん、それ以外のこともやることが山積みで結構大変でしたね。サービスの方向性も定まっていない中で、まさに「走りながら考える」状態でした。開発陣を組織化するフェーズだったため、試行錯誤しながら組織作りに関われたのは大きなやりがいがありましたね。

「組織化された開発チーム」
「まだ何もないスタートアップ」

どちらも経験したからこそ、双方のメリット・デメリットを知りました。その上で、湧き出てきた感情は

「大手とスタートアップ双方の側面を持つ企業で働きたい」

でした。

やはり一定の規模がある組織の場合は、「組織」が生み出すパワーがあり、それが魅力的です。目標達成に向けて、仕組み化が進み効率的に開発を進めることできます。

一方でスタートアップ企業の場合は、まずはプロダクトを成長軌道に乗せなければ会社が立ち行かなくなってしまうので、ひとつのプロダクトにコミットできる点は非常にやりがいがありました。

このような「大手とスタートアップのいいところ取り」ができる環境が、NTTスマイルエナジーにありました。

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「NTTグループの中で異彩を放つ社風」

ーー 入社してから感じたギャップや驚いたことはありましたか?

たくさんあります(笑)。
その中でも一番印象的だったのは、「スピード感」です。

入社する前に気になっていたのは、「ベンチャーと言ってもNTTグループだしスピード感は遅いのでは?」ということでした。

しかし実際は、意思決定のスピードの早さに驚きました。現在は週に一度、全社員が参加できる経営会議を行っています。その中で、開発の投資計画やその費用対効果などを経営層に提案した際に、その場でGOサインがでて即日でアクションを起こす場合も多々あります。
もちろん、技術選定などは技術部門内で議論が完結し実行まで進めることができます。

また、社員が行動指針を体現している点にも驚きましたね。例えば、「本音で言い合う」文化です。大手企業の場合は、受け身になってしまい意見が出なかったり、根回しや忖度などが一定発生してしまいます。しかしNTTスマイルエナジーでは入社3年目の社員が僕に対して、

「Aプランではなく、Bプランのほうがいいと思います。なぜなら〜○○○」

と自分の意見をぶつけてきてくれます。
年次問わずフラットな関係でコミュニケーションが取れる点は印象的でした。

宮崎さん㈮


ーーベンチャーのスピード感があり、大手のグループ企業らしくはないですね。開発環境はいかがですか?

技術においては、パブリッククラウド(AWS)を活用しつつ、新しい技術への投資は積極的に行っています。時代と共に、また、組織規模の拡大と共に、選定すべき技術は変わっていくため、新しい技術の知見は常にウォッチしていなければなりません。適切にアーキテクチャもフィットしていく必要があると考えています。

また、「社内のエンジニアがスキルアップするため」にも新技術の導入は必要だと思っています。勤怠の面で働きやすさはもちろんのこと、キャリア的な側面でもエンジニアがいきいき働けるような組織作りを意識しています。


「エンジニアの働きやすさを求めて」

ーー再度緊急事態宣言が発令されましたが、リモートワークの日が多いですか?

会社全体としては、7割の社員がリモートワークしています。また、フルフレックス(コアタイムなし)の制度を取り入れていますので、かなり自由度の高い働き方ができていますね。

ちなみに僕は、関東在住なのでフルリモートで勤務をしています。通院や役所にいくために1〜2時間中抜けし仕事に戻ることもあったりと、柔軟に対応できる点がいいですね。

もともとコロナウイルス拡大以前から、リモートワークとフレックス制度はあったもの、活用している社員はそう多くなかったんです。

個々人がさまざまなバックグラウンドを持っていて、どんな働き方がベストなのかは人それぞれだと思っています。

エンジニアにとって働き方の幅を広げようとした時に、

「フルリモート」
「フルフレックス(コアタイムなし)」

という考えに行き着きました。一般的によくあるのは、「リモート可能とは言いつつ指定の出社日などがある」というパターンですが、その場合は勤務地の制限はかかってしまいますよね。

「事業拡大に向けて」

ーー最後に、宮崎さんはどんな人にジョインしてもらいたいですか?

目標に向かってお互いに成長できるような方と働きたいです。

成長市場においては、サービスの方向性やあるべき姿に正解のない事が多々あり、そんな中でも意欲的にチャレンジができ、物事を自ら前に進められるような方とぜひ一緒に働けたらと思っています。マネージャーである僕のことも成長させてくれるような方は魅力的ですね。

今、再生可能エネルギーの事業領域は世界や日本の具体的な数値目標が出てきており、それに向かって市場の急速拡大が見込まれています。

そんな中、スマイルエナジーでも多種多様なニーズに対して企画が立ち、やりたいことが山のようにあります。その中で、優先度を決めながらプロジェクトを推進しているわけですが、まだまだやりたいことの方が多く、社内人材リソース不足が否めません。

そこが最大の課題だと思っています。もっとグループを拡大しもっと大きな事をやっていきたいです。そのためには、一緒に働く仲間が必要です!

もしご興味をもっていただけましたら、まずはカジュアルにお話しできればと思っています!

宮崎さん㈬

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