家賃を抑えて東京に住み続けたい〜JKK東京ってなに?〜
結婚を機に大田区のいまのアパートにパートナーと一緒に引っ越してちょうど半年。突然大家さんから一通の封筒が届く。「老朽化のため来年には解体する。来年の夏までに退去してほしい」。むーん、、また部屋探しかぁ。東京で部屋探しってとても大変。東京は好きだけど、家賃に怯えて暮らすのは嫌い!ふと公営住宅ってどうなんだろうと思い、この機会に調べてみることにした。
JKK東京とは
JKKとは、東京都が設立した住宅供給公社。
民間の賃貸物件と比較したメリットとして、
約70,000戸!!いろんな物件から選べる!?
礼金・仲介手数料・更新料 一切なし!初期費用がお得?
各種優遇制度が充実。家賃サポートも!?
HP見る限り、住宅にかかる費用を抑えたい身としては、とても魅力的。でも実際どうなんでしょうということで色々調べてみた。
物件の種類は大きく3つ
1.JKK住宅:一般賃貸に一番近い。収入の上限はなく、逆に下限がある。
2.都民住宅:所得の上限・下限あり
3.都営住宅:家族数により上限あり
収入制限で比較するとわかりやすい。自分とパートナーの分の源泉徴収票を引っ張り出してきて、照らし合わせた結果は以下の通り。
JKK住宅 = ○資格あり
9-12万の家賃の物件に申し込む場合、収入の下限が月収36万円以上。シンプルに自分だけの年収を12で割ると35万8,000円。。。あ、合算も良いそうで、パートナーと合わせたらいける。(入居後にパートナーが仕事できなくなったらどうなるんだろう。)
都民住宅 = ○資格あり
都施行型と言われる物件に二人で入居する場合、世帯年収の合計が2,276,000円〜6,224,000円ということ。これは、所得控除後の金額ということ。パートナーと合わせても全然届かない。
都営住宅 = ×資格なし
2名入居の場合の収入は、0〜2,948,000円。これは資格なしということで対象外。
こうして調べてみると今まで公営住宅も都営住宅も全然知らなかったことに気づく。調べてみると意外と楽しいもんだ!
物件はそんなに多くない
とりあえず、登録して空き部屋を検索してみるた検索結果…少ない。物件全体を見ても選択肢はとても豊富とは言えない印象。いい物件があればラッキーかな。
初期費用は確かに抑えられそう
礼金・仲介手数料がないから初期費用がお得!ということだけど、実際どうなんでしょうということで検証。
今の物件に入居するときの初期費用は、家賃13万円に対して、敷金1ヶ月分仲介手数料0.5ヶ月、その他保険や鍵交換もろもろ足し合わせて、42万円だった。13万に対して、約3.5ヶ月ということで、これはまぁ民間の賃貸では普通なんじゃないかと思う。礼金がない分良心的?
ちょっと気になっているこちらの物件の場合、使用料=家賃が86,300円に対して、保証金=敷金が172,600円と2ヶ月分になっている。トータルが258,900円なので確かにリーズナブル。いい部屋が見つかれば、初期費用は確かに安い。しかも更新料はかからないとのこと。ただ家賃の説明欄をよくみると小さく「なお、使用料は2年ごとに見直しを行います。」と書いてるのが少し気になった。
さて、気になる家賃サポートは?
それでは最後に家賃サポートを検証!結婚世帯は、今後のライフプランもあり、なにかと物入りだし、貯金もしたい。こんなバナーがあったら思わずクリックしてしまう。
こちらは、対象の物件が東京の中でも区外のみでした。残念。いやいや23区の家賃が高いからヒイコラ言っているのに、なんで郊外でしかサポートされないんだ?そして「さぽーと」がなぜ平仮名?
結論:タイミングよく良い物件があればラッキー
とてもシンプルで調べなくてもおそらく同じような結論かと思われますが、良い物件が引越しのタイミングで見つかったらラッキーですね!以上!!
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