サブスク彼氏
こんばんは。中村冬雪です。
#テレ東ドラマシナリオ で脚本が間に合わなかったのであらすじベースで考えてみました。
【コンセプト】
・サブスク彼氏、ということで毎回デートシーンをメインに据える。
・テーマは人との繋がり方。直接ぶつかることの大切さ。
・現実(=実際の彼氏)と虚構(=サブスクの彼氏)の違い。
【キャッチコピー】
『私、この人“たち”と付き合っています』
『日替わりの彼氏。日替わらない気持ち。』
【登場人物】
茅野 茜(24)
高崎 伸一(24)
天城 透(27)
長澤 華子(24)
渡辺 梨々香(24)
【あらすじ】
<1話>
着るものはその日の気分のものをレンタルし、食事はラインナップから選択するサブスクリプションによる消費が普通となっている少しだけ先の未来。システムエンジニアとして働く茅野茜は、同僚の事務の渡辺梨々香や長沢華子から合コンに誘われる。人見知りの茜は少しのプライドから「彼氏がいるからいけない」と嘘をつく。すると彼氏について根掘り葉掘り聞かれたので、自分にとって最高の彼氏を想像して嘘を突き通してなんとかその場を乗り切る。
後日、茜が脱出ゲームのイベントのチラシを見ていると、梨々香にそのイベントに一緒に行かないかと誘われる。興味があったので快諾したが、そのイベントは4人からの参加で、梨々香はお互いの彼氏を連れていこう!とまとめられてしまう。困った茜はサブスク彼氏の記事を見つけ、初回1ヶ月お試し割引コースに申し込み、相手に嘘をついた内容を伝えて、取り繕ってもらうようお願いする。
一方、同じシステムエンジニアとして働く高崎伸一は、茜と仲がよく、好意をよせていた。梨々香と話していた彼氏の話も、嘘だと見抜いた高崎は俺がその彼氏役やろうかと言うが一蹴される。サブスク彼氏を使ってなんとかすることを知った高崎は、納得がいかず、そのデート現場に行くことにする。
当日、現れた彼氏役の天城透は非の打ち所のないイケメンで、梨々香からもうらやましがられ茜は優越感に浸る。そのイベント会場には<サブスク彼女>を使った高崎も来ていた。なんとか天城の悪い部分を出せないかと高崎はいたずらをしかけるがすべて天城にかわされ、解決されてしまう。しかし徐々についていた嘘と天城が噛み合わない部分が出てきて、茜はピンチになってしまう。しょうがない…と高崎が陰からそのピンチを助け、天城の株を上げる結果となる。
<2話>
サブスク彼氏のお試し期間内であることから、茜はもう一度使ってみることにする。一方、高崎もお試し期間内でありもう一度使ってみようと思い予約をする。
2人はデートに出かける。どちらも交際経験が少ないため、楽しい時間をすごしている。2人はサブスク恋愛にハマり、次の日は誰とデートしようかと夜寝る前に考えるようになっていた。
そうしてデートを繰り返していた2人は、ある日デート中に鉢合わせをしてしまう。気まずい時間が流れ、その場は別れる。その時の彼女に「元カノさん?」と聞かれ、ムキになって高崎は怒ってしまう。
次の日の職場での2人には気まずい空気が流れていた。
そんな時、取引先の企画したカップル限定のツアーに2人は無理矢理行かされることに。そこで互いにサブスク恋愛相手といくが、互いの状況が気になり、いがみ合ってケンカが絶えない最悪の空気に。カップルを盛り上げるイベントが用意されていたが、最悪の結果を作り出し続けてしまう。
そんな中、カフェで2人きりになる時間があり、ケンカをしてしまうがそこで怒りながら高崎は「好きなんだよ」と告白をする。
その後のイベントは意識し合ってしまい緊張してしまい、それがまた会場の混乱を生むことになる。
<3話>
告白をしてしまった高崎は回答を待つが茜からは何の回答もない。茜は告白をされたことで自分の気持ちや付き合うということがよくわからなくなり、混乱していた。サブスク彼氏を呼んでは、告白してもらっていいですかと変なお願いをしつづけ、デートを繰り返していた。
茜がサブスク彼氏を呼びまくっていることを知った高崎は自分がもっと最高のカッコいい男になればいいのだとサブスク彼氏に登録をし、働き始める。高崎はサブスク彼氏として初のデートの日、違う場所では人気ナンバーワンの彼氏と茜はデートをしていた。
高崎はデートでカッコつけようと本で読んだ知識を使って頑張るが、上手くいかない。その同時刻では茜がサブスク彼氏のカッコよさや気遣いに感動していた。(高崎とサブスク彼氏の違いを笑いで見せる)
高崎はデート後相手から最悪の評価をされ、茜は相手に最高の評価をする。
次の日から、高崎はデートを繰り返していった。
茜は夜歩いて帰っている時、ナンバーワンの彼氏が女性と笑顔で歩いているのをみて、自分のものではないということを改めて認識して、今まで何をしていたんだろう、とトボトボ帰る。
<4話>
高崎が茜をデートに誘う。茜は受け入れてデートをすることに。
サブスク彼氏としてデートを繰り返した高崎はデートのテクニックが向上しており、茜は驚く。しかし、茜は高崎らしさがないと帰ろうとする。
「なんでだよ!努力してこうやって彼氏としてカッコよくなれるようにしたのに!」と怒る高崎と茜はまたケンカになる。
茜は「こうやってケンカしてる方がいい。そっちの方が楽だよ」と言い、2人は自分らしくそのままにデートをする。
最後にもう一度告白をする高崎。茜は受け入れる。