My Best of Best ~K-POP Dancer~
最後に投稿した日からあっという間に4ヶ月が過ぎていました。できれば月1の投稿を目標にしていましたが、酷暑のせいか、今年の夏は何に対してもやる気と忍耐力が持ちませんでした…。
前置きはここまでにして、さっそく本題へ!今回のタイトルは「My Best of Best ~K-POP Dancer~」です。文字の通り、K-POPアーティストのなかでの私にとってのベストを発表するという内容です。K-POPアーティストといえば、長く厳しい練習生期間を勝ち抜いてきた方々なので、そもそもみんなスキルが高いのですが、そのなかでも私が「上手いな、好きだな、思わず目がいくな」と感じる方を数人紹介します。あくまでも、私の独断と偏見で決めたものです。この企画はダンス部門以外にも、ボーカル、ラップ、その他諸々とやっていけたらいいなと思っています。
TEN from NCT(NCT U, Way V)
2013年にSMエンタ―テイメントの練習生となり、2016年にNCT Uとして「The Seventh Sense」でデビュー。その後、2019年にWay V(威神V)としてデビューするまでは、固定グループでの活動はないものの、その間もソロ活動をしたりと個人のスタイルを確立してきたTEN。メンバーの多いNCTはセンターポジションの競争率が高そうですが、彼は大抵センターにいます。なぜならTENは誰もが納得せざるを得ない”華”があるから。歌唱、ダンス、表現力とすべてに置いて群を抜いていますが、何よりもカリスマ性が備わっているのが鍵だと思います(この後紹介する方の大体がそうですが…)。そんなTENのダンスの魅力は美しさです。彼は芸術を学べる学校に通っていたようで、そこでダンスも学んだのか、踊れるジャンルの幅がかなり広いです。ストリートダンスからコンテンポラリー、タップダンスまで。柔軟力がかなりあり、緩急のつけ方も上手く、彼の踊るコンテンポラリー系のダンスは逸品です。
MARK from NCT(NCT U, NCT 127, NCT DREAM)
続いてもNCTメンバーです。MARKは10代の若い頃からいくつものグループを掛け持ちし、その万能ぶりからK-POP界ではかなりの知名度があります。MARKも先ほどのTEN同様にカリスマ性がありますが、それ以上に並外れたリズム感、音楽性の高さが魅力だと思います。彼はそれをダンスとラップで立証しています。完璧なリズム感のおかげで、人の倍以上体が動いているような踊り方でも、すべての動きが見事にビートにはまっているんですよね。K-POPで多い群舞では、動きが大きいと悪目立ちしがちですが、MARKだと気になりません。ただ、「上手いな~」と感心するだけです。そんなMARK、これだけグループを兼任しているので踊っている動画が多すぎて、何を紹介するかとても迷いますが、とりあえず彼のリズム感の良さが顕著に現れるものを1本。それと、NCTお得意の難解な楽曲に合わせてスムーズに踊るMARKが見れるものを2本ご覧ください。
HAECHAN from NCT(NCT U, NCT 127, NCT DREAM)
NCTより最後のメンバーはHAECHANです。彼を一言で表現すると”天性のアイドル”です。HAECHANが中心にくると、空気がパッと変わるというか、いい意味で彼のためのステージになります。でも、センター以外のポジションにいるときは視線を奪ったりせずに、しっかりとそのポジションの役割を果たしているのも実力だと思います。ダンスのタイプで言うと、マイケル・ジャクソンを彷彿とさせる身のこなしです。まるでHAECHANだけ無重力空間にいるかのような瞬間が多々あります。自身の歌唱パートになると前方ポジションに移動してくるのですが、よくスライドステップやムーンウォークのような動きをしながら出てきます。そのときに、彼の無重力ダンスがよくわかります。先ほど挙げたMARKが人の倍動いているように見えるほどのエネルギッシュなダンスと言えるならば、HAECHANはどんなに難しく運動量の多い振り付けでもエフォートレスに見える。でも決して手を抜いているのではなく、ディテールまで完璧なダンスです。
HOSHI from SEVENTEEN
その並外れたダンススキルでK-POP界のなかでも、一目置かれているHOSHI。彼は13人という大所帯でも一糸乱れぬダンスパフォーマンスをすることで有名なSEVENTEENのメインダンサーです。SEVENTEENは全体のダンスのレベルが高いことで知られていますが、そのなかでもダンスを得意とするパフォーマンスユニットのリーダーであるHOSHIは、プロのダンサーにも認められるほどの実力の持ち主です。彼のダンスの特徴を一言で表すと"スマート"です。首筋がスッとして長く、どんな振りでも軸がブレない踊りは、まるでバレエのよう。でも、ストリートダンスもお手のもの。クライマックスのハウスステップ(タップダンスのようにも見えますが)が圧巻の「MAESTRO」とコンテンポラリーテイストが取り入れられた「舞い落ちる花びら(Fallin' Flower)」をご覧ください。
VERNON from SEVENTEEN
SEVENTEENのVERNONはグループ内でヒップホップユニットと呼ばれる、主にラップパートを担当するユニットに属していますが、ダンスがとても上手く、個人的に好きな踊り方です。タイプ分けをすると、MARKのようなエネルギッシュなダンスをします。私が思うVERNONのダンスの特徴としては、筋肉がしっかりしているのかポップダンスのように、筋肉を瞬時に硬直させるような振り付けが特に上手いです。ミュージックビデオが壮大すぎて鳥肌ものの「손오공」のサビ部分では、センターポジションにきて踊っていますが、このパートに関してはメンバーの誰よりも彼が抜きん出ていると思います。そして、VERNONはセンターポジションで踊ることが少ない曲でも、彼のパートは印象に残ることが多いので、スキルだけでなく、魅せ方自体も上手いのだろうなと感じます。
YEONJUN from TOMORROW X TOGETHER
TOMORROW X TOGETHERのYEONJUNは、圧倒的なカリスマ性を兼ね備えたタイプのアイドルです。練習生の頃から、優秀なオールラウンダーとして有名だったようですが、ハイレベルな技術があることは置いておいて、彼が放つオーラで人を惹き付けているように感じます。今年9月にはついにソロデビューは果たし、これからの活躍も楽しみです。私個人の音楽の好みとしては、あまりピンと来なかったソロ曲ですが、ダンスミュージックにかなり振り切った作品だったので、ソロデビュー曲「GGUM」を1本挙げさせてもらいます。他に、ダンスブレイクに見せる怒涛のステップがスタイリッシュでかっこいい「I'll See You There Tomorrow」、私がTOMORROW X TOGETHERに興味を持つきっかけとなった曲であり、表現豊かにパフォーマンスする姿が素敵な「0X1=LOVESONG (I Know I Love You) feat. Seori」の2曲をどうぞご覧ください。
NIKI from ENHYPEN
最後に紹介するのは、若干14歳でENHYPENとしてデビューし、現在18歳のNIKI。ENHYPENが2020年11月にデビューをしたので、もうすぐ4年目になります。しかし、彼のダンスはベテランの域に達していると言っても過言ではないほどのスキルです。どうやら親御さんがダンススクールを経営しているようで、幼い頃から踊ることが当たり前の環境で育ち、デビュー前からダンスコンテストへの出場からアーティストのMV出演、バックダンサーとしてコンサートで踊ったりと経歴は十分なようでした。SEVENTEENのHOSHIと通じるものがあるのですが、彼は首がスッとしていて、手足が長く、プロポーションがとにかくいいので、踊っている最中でも、ひとつひとつがポーズとして成り立つのではないかと言うほど、見栄えが良いです。ダイナミックなだけでなく、ディテールにまで拘りが見える「Brought The Heat Back」は必見です。
以上、私の独断と偏見によるBest of BestのK-POPダンサーでした。みなさんのお好きなタイプのダンサーはいましたでしょうか?
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