見出し画像

おもしろばなし①【ゲーセン日記Vol.5】

どうも「たけぞの」です。
今回は以前一緒に働いていた「ミゾタ」さんのおはなし。
ミゾタさんはゲーセンでアルバイトする前はイベントスタッフや遊園地でのアルバイトをしており、特にコミュニケーション能力には長けていました。
ある日A子ちゃんが入社した際にミゾタさんを教育係に付けました。
ミゾタさんの尽力もありA子ちゃんはすぐに職場になじみ仕事の覚えも早かったです。
そんなある日、ミゾタさんからA子ちゃんと映画に行くことになったんですけど…と報告があり「やるねぇ」なんて冷やかしていました。
そもそもミゾタさんはバツイチで歳も40歳間近。
A子ちゃんは20代前半。
まあ恋愛関係にはならないかなと思っていたのですが、次に顔を合わせたときには「A子ちゃんに告白しようと思います」と相談を受けました。
特に職場で恋愛禁止なども無かったので「お好きにどうぞ」と言う感じで返答しました。
それから1か月ほどしてA子ちゃんから「ミゾタさんが良い寄ってきて困っている」と相談を受けました。
あのおっさんやり過ぎたな…
そう思った私はミゾタさんにこのことは伏せて飲みに誘いました。
その場でA子ちゃんから相談されたことをそのまま伝え、良い感じに納得させるはずだったのですが…
これがなんとA子ちゃんの自作自演だったのです。
実際に映画に誘っているのも、恋愛関係を臭わせていたのもA子ちゃんだったのです。
なぜミゾタさんを信用したかというと、メールなどのやり取りがすべて残っていたからです。
失礼ながらそれを見た私はびっくりしました。
どう考えてもそんなことするような子には見えないし…
これを受けてA子ちゃんに「話がちがうよね?」と話をしたら急に「悪魔が下りてきている」「悪魔が悪魔が」としか言わなくなりました…ww
私としても「は?」という感じでしたが、どうも某宗教の熱心な信者だったらしく自分に悪いことがあると「悪魔」のせいにすることで楽になっていたみたいです。
社内での宗教活動もありA子ちゃんは解雇となったわけですが、ミゾタさんとすれば寂しさを紛らわせてくれる存在がA子ちゃんだったわけです。
まさか悪魔が下りてきていたとは…ww
皆様の身近にも悪魔は存在するのですよww
ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?