ギャンブルのはなし②【ゲーセン日記Vol.10】

どうも「たけぞの」です。
今回はスロプロまがいをやっていた時のはなしです。
某優良店のサイトセブンを眺めているとあることに気付いた私。
雑誌取材の日は前日までの1週間で1番凹んだ台に6が入る。
そう確信し、雑誌取材の日の朝から視察に行きました。
何台か候補台をメモしてチェックしていくと全ての台が「軍団」に埋められてました。
なぜ軍団かというと、開店前露骨に固まって喋っているからです。
バカだなぁ…
あとは抽選に勝てるかどうかですが、私は当然１人ですし、向こうは最低でも10人。
私は連れと乗り打ちする条件で5人で乗り込みました。
その日は全員が良番を引けて、全員候補台に座ることができました。
すると、いつもは楽々台を確保できていた軍団が何やらこちらを見ている…
さすがにバレました…
このホールというのは大阪にありまして、競争率も高いので、ここから毎日戦争かぁと思っていたのですが、軍団のリーダーっぽい人が話しかけてきました。
「あなたが親ですか？」
さすがリーダー。
こちらも集団で来ていたことをすぐに察知していたのです。
私は親とかないですけど、一応「まぁ」と答えました。
外に呼ばれ、揉め事かぁと思ったのですが、「協定」の申し込みでした。
内容としてはお互いどの台を確保しにいくか教え合うこと。
朝一の台確保をスムーズにしてなるべく多くの台をおさえたいとの事でした。
それならこちらにもメリットしか無いので、私はその協定を受け入れました。
そこから十数回連れと打ちに行きましたが、毎回協定が破られる事はなかったです。
なぜかというと、いい感じで相手の軍団に蜜を吸わせるように台選びをしていだからです。
毎回こちらが割の高い機種ばかり選ぶと、向こうは「数」では勝っているので、協定を無視して実力行使に来るのでは？と思っていたからです。
こちらの方が早番引いているけど、マイジャグで我慢して絆を譲るとか、マイジャグ行けるけど、ハッピーで我慢するとか。
定期的にこのような感じで蜜を吸わせていました。
それから、私も就職が決まり、リーダーに打ちに来る事はない旨教えてあげたら、何故か就職祝の名目で3万円頂きましたww
向こうもこっちが気を使っていたのが分かっていたのかもしれません。
軍団なんて社会全体から見れば底辺なのかもしれませんが、底辺に埋もれているちゃんとした人もいるもんです。
ではまた。