MUP Week 12 2/3
【クローリング・インデックス・ランキング】
このWebブラウザというのは、基本的にどういう風にして情報をデザインしてくのかというと、この三つに分けられます。
まずクローリングって何かというと、クローラーロボットという小さい機械が、コンピューター上の全ての Web サイトを自動的にクローリングしていくイメージです。
クローラは、HTMLを始めとした様々な言語で作られているサイトを理解することができます。
皆さんが泳ぐときにクロールしますね。これと全く同じで、その時にサイトの構成、
例えばトップページとサイトの構成に対して、
そこに記載されているサイト構成、文字情報や、ハイパーリンクの有り無し、リンクのページの表示速度、コンテンツボリュームなどをクローラーが読み込んでいきます。
クローラーは、データベースに戻るとGoogleのアルゴリズムによって、ウェブサイトの表示のデザインを決めたり、ランキングが決めたりします。
裏側ではこのような仕組みになっているのです。
多分皆さん、Googleの仕組とかをあまりわかっていないと思いますが、Webを介在しての関わり方や、情報の注文と提供があって、ビールで言えば様々なビールの表示させたりと、これらがGoogleのやっている仕事なのです。
【ブラックハットの種類】
ランキングをいかに上位に表示させるかというのがSEO対策になります。
Serch engine optimizationの略です。
では、どのように表示させるのかは、時代によってアルゴリズムが変わります。
例として、こういった悪いことをすれば、表示できたよというBlackHutといものも紹介します。
Googleの抜け道をついて上位表示させる方法ですので、これはやってはいけないことです。
先ずは、やってはいけないことから、皆さんにお伝えしていきます。
例えば、被リンクの大量生産とか、有名人のホームページに対してブロガーがリンクを貼ったりしました。
これによってホームページの話題性が増して、ホームページの評価があがったりします。これを利用して、いろんなサイトにリンクを貼りますという業者がでてきたのです。
かつては、優れていない Web サイトであっても多くのリンクが貼られていることから、人気があると自動的に判断され、上位に出してしまうことがありました。
あとは、「コンテンツファーム」とか「ワードサラダ」というものがあります。
コンテンツファームは、大量のフリーライターを利用して文字を稼ぐ行為です。
ワードサラダは、不自然にターゲットキーワードを含めることで、Google側信用性をアピールするものです。
例えば、記事を読み進めた際に、「やけに渋谷にエステというキーワードが出てくるな」とちょっと不自然なものを目にすることが多くありました。
昔はクローラーが、「人気のコンテンツなんだ」と判断して、上位に出してしまったことがありました。
【ブラックハットの種類】
更にクローキングといって、クローラーがサイトに来てサイトを分析するときに、実際にはクローラーが読み込むものとユーザーに見せる画面を違える行為もありました。
例えば、ユーザーには画像を見せる一方で、クローラーにはコードを読み込ませるようなページを作るといった行為です。
画像の下にコードを書くといったテック系のブラックハットであったり、隠しテキストリンクといって、黒い背景に黒文字を載せることにより、何も書かれてないように見せつつ、文字数を稼ぐ行為が横行しました。
このような、ブラックハットのような悪行を、今までいろんな業者がやってきた歴史があります。
【パンダアップデートとペンギンアップデート】
一方、Googleも馬鹿ではないので、 Google アップデートにより、このような悪行を消す行為を進めてきました。
ペンギンアップデート:低品質なWebサイトを検索上位から下げるアルゴリズム
パンダアップデート:ブラックハットSEOを実施しているWebサイトの順位を下げるアルゴリズム
これらによって、ブラックハットによって意図的に上位に上がっていたサイトは、下位へ押し下げてされるようになりました。
よって、ブラックハットというのはいつか終わりがきます。
しっかりと Google の根柢の部分を理解しつつ運営していれば、ブラックハットを使わなくても、その時代やアップデートに左右されることなく、上位に表示されているのです。
今回のSEOは、ブラックハット的な裏技を使うのでなく、こういう神髄をついていれば、常に上位に出るよといった部分を皆さんにお伝えしてきます。
【なぜ無料でGoogleを使えるのか】
そもそも何で Google っていうのは無料でつかえるのか?
なぜオークション型の表示にしないのか?
Google でお金を払うからうちのサイトを上位表示してほしいと依頼した場合、もし Googleがいいですよ と言ったら、実際に本当に何か意味のわかんない情報が自分たちの検索トップに載ることになります。
それは、ユーザーからすると 、Google で調べたいのに調べたいものが出てこないわけだから、ユーザーが離れて行ってしまいます。
だからGoogle は、それをやらないために「ユーザー第一の情報掲載」を重要視しているのです。
なので、SEO対策っていうのは、 いかにGoogle に評価されるのでなく、いかにユーザーに評価を受けるかという視点が重要になります。
ユーザー目線とは何かというと、三つのキーワードがあります。
【専門性、権威性、信頼性】
では、専門性とは何かっていうと、EATと呼ばれるものです。
Expertise、コンテンツを作る人に専門性がある。
Authoritativeness 権威性はなにかというと、コンテンツを作る人やWebサイトが、そのジャンルの権威であること、Trustworthy 信頼性とは、コンテンツを作る人が、Webサイトを信頼できること。
特に重要な分野は、YMYLといわれるもので、YOUR MONEY YOUR LIFEの略称です。
お金に関わる検索結果とか、命にかかわるような検索結果については、Googleha最重要視して、ランキング付けをしています。
もしもGoogledで嘘の情報が乗っていて、それを信用したらお金がかかったとか、死者が出たとかとなったら大変だからです。
例えば、ショッピングサイト系とか、金融取引とか、財務情報、法人情報なとは特に重要です。
さらに重要なニュース記事、公的情報、自動車安全情報などがあります。
よってこの3つをしっかりと理解してれば、SEO対策として評価され、上位表示可能になります。
では、1つ1つ説明していきます。
【専門性=内部リンク】
専門性=内部リンクが多いこと
専門性を評価されるとは、内部リンクが多いことを示します。
先ず、ライフスタイルメディア、つまり「衣」「食」「住」をテーマにした場合、おすすめはどこのお店?
今月のコーデは?
今は住みたい街ランキングなど、衣食住を何でも載せてしまうと、内部リンクが生まれにくくなります。
例えば、「おすすめのエリア」と「おすすめのファッション」に関連性がないので、お互いリンクしないのは当然ですね。
一方、専門的な分野に特化したWebサイトとは、「冬服」「コーデ」「色合い」と専門性を高めることにより、「冬服コーデの色合いについて考えよう」や「季節ごとのコーデ(冬服編)」といったように内部リンクがうまれやすくなります。
このように専門分野に特化したサイトが今は重要になっています。
マーケティングメディアとかでなく、マーケティングの中でもインスタメディアとか、専門的に特化するのが重要です。
【権威性】
次に権威性についてです。
この人の言うことなら信じる!と誰もが認めるWebサイトのことを指します。
権威性とは、同じカテゴリーに対して、被リンクや引用が行われている状態です。
Web上の評価を得るには、サイト以外のオフライン・リアルな世界での評価を得る必要があります。
SNS の運用、外部のメディア活動が活発化し、ブロガーやライターが同じカテゴリー記事で被リンクに引用することにより、自信の権威性がUPして、サイトの評価が上がるという好循環の状態が出来上がります。
【信頼性】
どこの誰が記事を書いているのかを載せることは重要です。
人物像が見えるとてより信頼性を生み、オフライン・オンライン両方の評価を得るという点で、Googleは重要視しているからです。
具体的には、特許法の徹底さ・更新頻度・直接検索流入の数が重要です。
例えば、法律について知りたければ、弁護士ドットコムとか調べられ、弁護士ドットコムというキーワードで調べられることが多く、ブックマーク流入が多くなります。
信頼性のあるメディアは、リアルな世界でも行動に移るので、Googleもそれを重要視しています。