定光寺駅
最近映画鬼太郎、ゲ謎にどハマり中です。
ライフワークの撮影で愛知は犬山に行く機会があったので、ついでにと水木が降り立つ駅のモデルになった定光寺駅にいってみました。
ここの目玉である廃墟の千歳楼。
今の場所に出来たのが1954年。
車の普及で他の観光地に人が流れたこともあり、2003年に倒産。
当時は政府系金融機関のお偉さんやら、高貴(?)な方々が多くいらっしゃって、芸妓さんもよく呼ばれていたとか。
1994年には10億の売り上げがあって、この近辺地元の知人曰く、CMもやっていたらしい。
水木が降り立ったのが1956年。
克典が宴席で哭倉村の事を漏らしたというのは、義実家が哭倉村にあるんだが、最寄りに千歳楼という旅館ができたのだ。芸妓を呼んで座敷遊びも出来る。水木くんもそのうち連れて行ってやろうなどという話をしていたのかもとか、妄想が膨らむ...
あと舞台挨拶で、特徴的な階段を降りるシーンが入る予定だったとのことで、どの階段降りたんだろう。どっちの階段も良き
劇中は尺の関係で、ほぼこの駅は映らないんですが、とても性癖に刺さる空気感でとてもよかったです。
あと、写真みてわかるように、駅前のお宅にお邪魔しました。
というのも、着物で歩いていたらそこに住む老婦人に声をかけて頂きまして、もう着ない着物があるから、気にいるようであれば貰ってくれないかと。
40年くらい住んでらっしゃるようで。
でももう歳だから住めなくなったら解体頼まないとねとお話を聞いて、この時に確かに在ったことを残しておきたくて、お家からの景色、ここには載せないけど老婦人のポートレートも撮らせて頂きました。
PCなどなさそうだったので、写真印刷して送りますねと言ったら、「渡しにまた来てよ。友達連れて泊まりにおいで」と。
言葉が暖かくて目頭が熱くなってしまった
言葉は素直に受け止めてしまう性分なので本当にまた会いに行きたい...
頂いた着物も、話を聞く限りでは50年くらい前のもののようだけどとても素敵で、こんなご縁に巡り会えるとは。足を運んで良かった。
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