1.DTMを始める。
どうも皆さん
おはこんばんちは!
これからDTMでのレコーディング、
ミックスマスタリングのコツなどを数回に分けて
投稿していきたいと思います。
ただ、これまでの独学の中で学んだ事は
結局『これだ!』という方法は無いという事です。
勿論、基本的な事はありますが、
最終的には何が正解なんか無くて、
本人が気に入っていれば、それが一番いいわけです。
モコモコしていようが、キンキンしていようが
自分が心地良ければそれでOKです。
誰かに『これ抜けが悪いね』
って言われたとしても、
『あえてそうしてます』
って言えば大方問題ないです(笑)
まぁ、狙えるようになるのが一番ですが(笑)
なので、数ある中の一例として
受け取って頂ければ幸いです。
今回はまず、DTMを始めるにあたり、
必要な物や心構え何かを綴っていきたいと思います。
では本題です。
■DTMを始める準備
専門楽器が何であっても、どんなジャンルの方でも、
DTMを始めるには三つの道具と一つのソフトが必要です。
■PC
■オーディオインターフェース
■モニターヘッドホンorモニタースピーカー
■DAWソフト
これがあれば、誰でも始められるわけですね。
まず、PCはノートパソコン(ラップトップ)でも問題は無いですが、
可能であればデスクトップにしましょう。
DTMを進めていく内に、レイテンシというのが重要になってきます。
特にソフト音源なんかを大量に使うとなるとノーパソでは
心許ないです。
後、なるべく家電量販店で売られているPCはやめましょう。
無駄に要らないソフトが入っていて、スペックが悪いわりに
価格が高いのでお勧めしません。
何をお勧めするかと言うと、BTOパソコンです。
BTOは自分好みに注文してPCを組み上げてくれるので、
自分専用のPCが出来るわけですね。
贔屓になるのでショップ名は伏せておきます。
BTOショップは色々あるので、検索してみて下さい。
安く仕上げようと思えば10万位で出来ると思います。
あっ!
『クリエイターPCと言えばマックでしょ!』
って人が居るかもしれませんが、
今はそんな事言うと笑われますよ(笑)
今やWindowsはマックを追い抜いたなんて
記事を見たことがあります。
それに、Windowsにしか対応していない
プラグインなんかも発売されている位です。
リンゴ信者の皆さんすみません。
なので、これからPC買うよって方は
Windowsがお勧めです。
続いてオーディオインターフェースですね。
これは何かと言うと、
簡単に言えば現実の世界とデジタルの世界を繋ぐ関所
みたいな物です。
現実世界の音をデジタルに変換しPCへ書き込み、
そして、PCにあるデジタルの音をアナログに変換して
現実世界に居るボク達に届けてくれるわけです。
詳しく知りたい方は検索してみて下さい。
ウィキペディアに載ってます(笑)
さてこれはピンキリです。
1万円台から20万円位するものも…
勿論、値段が高い方がいいんですが、
それでは手軽に始められません。
それに入出力20とか宅録で要らないです(笑)
普通の家庭の家では
バンド演奏を生で一発録りなんて出来ませんから(笑)
最小で2in2outだと思うんですが、
ぶっちゃけそれでも大丈夫です。
ただ、今後出て来るボクの手順では
最小だと不可能ですので
8in8outは欲しい所です。
ファンタム電源対応は勿論、ダイレクトモニタリング機能や
エフェクトの掛け録りとモニター返しのみに掛ける切り替えが
付いているのが望ましいですね。
専門用語が並んでいますが、ささっと説明すると
ファンタム電源はオバケ電源です。
は?
って思ったでしょ?
ボクも詳しい技術の事は知りません(笑)
マイクの種類によっては電源が必要な物があって
それ等を動かす為の電源を取る事が出来る
って思っていれば問題ないです。
もっと詳しい技術的な事を知りたい方は
ウィキペディアに載ってます(笑)
ダイレクトモニタリングは、
例えば自分の声をマイクに向かって発した時に、
PCに一旦入った物を聞くのではなくて、
オーディオインターフェースから
直接スピーカーやヘッドホンに返してくれるという機能です。
PCに入ってしまうと音を処理する時間がかかるので、
声が遅れたりする場合があります。
この機能があるとそれが無いので
声が遅れる事はないので便利ですよ。
エフェクトの掛け録りとモニター返しのみに掛ける切り替え
については、より専門的になり、ここでは難しいですので
また後日説明致します。
以上を踏まえた上でご自身に合ったオーディオインターフェースを
探してみて下さい。
続いてモニターヘッドホンorモニタースピーカーですね。
モニターヘッドホンやモニタースピーカーは
普通のヘッドホンやスピーカーとは違います。
簡単に言うと見た目は似ていますが、
市販されているヘッドホンやスピーカーは
各メーカーのキャラクターが反映されているので、
実際の音に脚色されています。
これでは、ちゃんとした音が聞けません。
一方、モニターヘッドホンやモニタースピーカーは
音そのものを脚色無しで鳴らしてくれます。
音の編集にはもってこいですね。
もっと詳しく知りたい方は
検索してみて下さい。
ウィキペディアに載ってます(笑)
ノーパソの方、
『スピーカー付いてんし!』
なんて思っていませんか?
内蔵スピーカーはナンセンスです。
本来の音は出ていませんよ(笑)
さて、環境にもよりますが、
可能であれば両方あるのがいいです。
ミックスを進めていく上で、モニターヘッドホンだけだと
ちょっとやりにくいと思います。
ボクは最初、モニターヘッドホンのみでやっていましたが、
モニタースピーカーを導入したら
ミックスのやり易さが雲泥の差でした(笑)
こちらもピンキリあるので予算と相談してみて下さい。
ただ、ヘッドホンやスピーカーは音作りの要になるので
あまり安価な物はお勧めしません。
『Pro』とか付いていても4,000円位の物はブーです(笑)
最後がDAWソフトですね。
これは何かと言うとDTMを始めるにあたり、
重要なソフトですね。
これが無いと始められません。
レコーディングしたり作曲する為のソフトです。
これもたくさんあります。
有名所で言うとCubaseやProToolsなどですね。
ProToolsは、業界標準なんて紹介されてます。
だから何だって話ですが、
まぁ、一番有名で一番使われていると言うことです。
なので、自分のファイルを本格的なスタジオでも
開くことが出来るって感じです。
最近ではStudio Oneなんかも人気だそうですよ。
ちなみにボクはCubaseです。
何故かと言うと、
CubaseとProToolsを比較した時に、
昔はメインとするコンセプトが少し違ったわけです。
CubaseはMIDIをメインとし、ProToolsはレコーディングをメインとしていました。
勿論、Cubaseでもレコーディングは出来るし
ProToolsでもMIDIを扱えます。
ただ、どちらを充実させていたかって事ですね。
で、ボクはソフト音源がメインになると思ったのでCubaseを選び、
Cubaseをずっと使っているから今更変える気がないってだけです(笑)
けど、今ではほぼ差は無いそうですよ。
ボクはProToolsを使ったことがないので、比較は出来ませんが、
Cubase8ProからProToolsを追い抜いたなんて記事も見ました。
オーディオインターフェースにバンドル(同梱)されている事があるので、
まず、それを使ってみて有料版に移行してみるのも手だと思います。
DAWソフトも色々あるので検索してみて下さい。
ただ、あまり深く考えないで下さい。
基本的な機能はどれも同じです。
使っていく内に慣れる物なので、あまり気にしないでいいと思います。
長くなりましたが、最後にボクの主観ではありますが、
一番の注意点を綴っておきます。
それは、どんなに高いPCやインターフェース、DAWソフトを買っても
生音には負けると言うことです。
たまに、DTMが最高みたいな事を言う人が居ますが、
それは大間違いです。
空気感、ノリ、高揚感などなど、生音に勝るものはありません。
ただ、BGMを流すのに、
いちいち大所帯で演奏しに行くわけにもいかないし、
録音するにも、オーケストラを呼ぶわけにもいきません。
なにより生産性が悪いです(笑)
DTMは手軽に音楽を作って楽しもうよ!
って事だと理解して頂ければ幸いです。
では、ボクが普段使っている物を紹介して
『1.DTMを始める。』を終わりたいと思います。
ありがとうございました。
■PC
Windows10Pro
Corei7-4790
RAM16GB
メインHDD 1TB
サブHDD 1TB
2画面(27インチ、24インチディスプレイ)
■オーディオインターフェース
Steinberg UR824
■モニター
ヘッドホン:SONY MDR-CD900ST
スピーカー:YAMAHA MSP5
■DAWソフト
Cubase9Pro
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