NAGAREYAMA F.C. CSL1 第4節感想

2024年6月10日 19:57

※今回のnoteは都合により写真はいつもより少なめ・低画質になります。

2024年6月9日、NAGAREYAMA F.C. 2024シーズン千葉県社会人サッカーリーグ1部（CSL1）第4節、対戦相手はMATSUDO CITY FOOTBALL CLUBさんです（以下MATSUDO CITYさん）。今シーズン4月に千葉県社会人リーグカップですでに一度対戦しており、その時は0-0の引分けでした。会場は市原市VONDSグリーンパークです。

VONDSグリーンパークは第2節と同じ会場ですが、今節は今シーズン初のナイトゲームということもあり前回とはまた違った趣きでした。

第4節のメンバーと試合開始時のフォーメーションは以下の通り。スターティングメンバーは前節から変更なし、ベンチメンバーは怪我から復帰のメンバーも戻ってきて今シーズン初の7人フル登録です。

◾️互いに速攻を狙う前半

ピッチに照明が灯る中キックオフです。
NFCはキックオフ時こそ4バックの並びでしたが、その後5バックの並びになり5-2-3の布陣を敷いてきました。前節は流れの中で4バックと5バックが可変するような感じでしたが、今節は少なくとも守備時は明確に5バックで守備ブロックを形成。ただしラインはできる限り高めにして引きすぎないようかつ高い位置でボールを奪えるような意図が見えました。
一方のMATSUDO CITYさんは自陣にブロックを形成し、相手を引き込んでからカウンターを狙うような狙いだったと感じました。
NFCはボールを奪った後は、左サイドから#10 寺内選手・#26 三好選手を中心にボールを前進、またはトップの#13 板倉選手へロングボールを配給して裏狙いという形が多かったです。そのような中、相手ゴールペナルティエリア内へ侵入、放ったシュートが相手GKに弾かれたところを#26 三好選手が詰めて先制に成功します。#26 三好選手は嬉しいリーグ戦初ゴールです。
攻撃の手を緩めないNFCは#13 板倉選手のドリブルからのシュートで追加点を奪います。これで#13 板倉選手は開幕から4試合連続ゴールです。
守っても5バックが機能し危ないシーンはほとんど作られないまま、NFCが2点リードで試合を折り返します。

◾️守勢に回る展開をひっくり返したセットプレー

エンドが替わった後半立ち上がり、前半とは打って変わってNFCは守勢に回ります。主に右サイドから相手選手の自陣への侵入を何度も許し、危険なシーンも作られましたがGK #1 板橋選手のビッグセーブもありなんとか得点を許しません。
押し込まれる展開がしばらく続きますが徐々に押し返せるようになり、獲得したセットプレーでキッカー#24 栢野選手のボールを#5 長坂選手がヘディングでゴールを決めNFCは3点目を奪います。#5 長坂選手も今シーズンリーグ戦初ゴールです。
後半になり押し込んでいた流れをひっくり返され気落ちした？MATSUDO CITYさんの隙をつき、直後に#13 板倉選手が今節2ゴール目を決めて勝負あり。
更に相手ボールを奪った#23 長野選手が前がかりになった相手の裏をつきドリブルで独走、並走してきた#13 板倉選手とともに2対1の状況を作り出します。相手選手を十分引き付けた#23 長野選手が余裕を持ってパス、#13 板倉選手がきっちりと決めてNFCは5点目。#13 板倉選手はハットトリック達成です。
その後は#4 平久将選手、#18 加藤選手といった今シーズンリーグ戦でまだ出場のなかった選手を送り出し、#2 岡田選手や#4 平久将選手の決定機などを作り出しますがそれ以上の追加点は奪えませんでした。しかししっかりと無失点で締めて試合終了。NFCは5-0の大勝で開幕4連勝を飾りました。

◾️左サイドの番人 #16 延山光聖選手

今節、守備面で特に効いていたと感じたのが左サイドのDFとしてプレーした#16 延山選手でした。思い切りのよいチャレンジで何度も相手ボールホルダーに迫ってピンチの芽を積んだかと思えば、自陣が手薄な時は相手ボールホルダーに対してドリブルで抜かせない・パスも相手前方方向には出しづらい絶妙な間合いでプレーを遅らせ味方を帰陣させる時間を稼ぐなど、行くとき・行かないときの判断が非常に適切だったと思います。試合を重ねるごとの周囲との連携向上も、その判断の正確さに磨きをかけているのでしょう。今後の更なる活躍が楽しみです。

◾️勝って兜の緒を締めよう

第4節の大勝という結果は記録上はいいこと尽くめでした。

・今シーズンリーグ戦初のクリーンシート（無失点）
・大量得点により上位との得失点差を埋められた
・#13 板倉選手、#10寺内選手以外の選手からゴール誕生（第3節までの全ゴールはこの2選手から）
・セットプレーからの得点が生まれた
・疲労の蓄積が不安な選手を早めに交代できた
・これまで出場時間が短めだった選手のプレー時間を得られた

その一方で、スコア的に余裕のある展開だったからこそ、これまでの接戦続きだった試合では気付かなかった現状チームとしての「アラ」を感じるところもありました。後半立ち上がりに劣勢になったのも、MATSUDO CITYさんが前半の内容を受けてそこを突いてきたからだと思っています。CSL1では2巡目の対戦もあるため、相手チームも昨年以上にスカウティングをしてくることが予想されます。更なる連携の向上、チーム力の向上に期待したいと思います。

◾️NFCサポウォームアップタイム

恒例のやつです。今節は試合終了時間が遅かったために試合前に楽しんだので「アディショナル〜」ではなく「ウォームアップ〜」になっています笑
第2節のときに訪れた「草刈房の駅」に再び立ち寄り。前回の宣言通りにスイーツをいただきました。千葉県といえば的な「落花生」のソフトクリームです。しっかりと落花生の味と風味がして非常に美味しかったです。

次節は6月23日、対戦相手はHCSフットボールクラブさん、会場は3回目となる市原市VONDSグリーンパークで18:30キックオフです。よろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

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