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NAGAREYAMA F.C. CSL1 第10節 感想

2024年7月21日、NAGAREYAMA F.C. 2024シーズン千葉県社会人サッカーリーグ1部(CSL1)第10節、対戦相手はNarita Unitedさん、第9節終了時点の順位は10位です。会場は市原市姉崎公園サッカー場です。

4月のカップ戦でNFCは一度姉崎公園サッカー場で試合を行っていますが、その試合を応援に行けなかった筆者は今回が初の訪問になります。天然芝の素晴らしいグラウンドでした。(市原市はサッカーができるグラウンドが沢山あって羨ましいですね〜)

姉崎公園サッカー場
天然芝の素晴らしいピッチです。

第10節のスターティングメンバーは前節から1名変更で、#6 山室選手が今シーズンリーグ戦初スタメンです。その#6 山室選手は右SBに、ここ数節その右SBだった#26 三好選手を中盤に配した4-3-3でのスタートとなりました。
スタメンは大きな変更はありませんでしたが、ベンチメンバーが#8 小野田選手、#14 高木選手、#17 今山選手の3名のみ。更にこの日も全国各地で酷暑で、キックオフ時間の日が沈み始める頃は直射日光もなくなり比較的過ごしやすい状況でしたが、完全に日が沈んだあとは湿度が上がって蒸し暑くなり、交代選手の少なさもあって暑さとスタミナの配分が試合に大きな影響を及ぼしそうな予感がしました。

4-3-3
今シーズンリーグ戦初スタメン #6 山室選手

◾️試合を有利に進めるも先制点の奪えなかった前半

前半キックオフ。立ち上がりはNarita Unitedさんは積極的に前からプレスをかけてきて、FK/CKからNFCのゴール前を脅かします。ゴールは奪われませんでしたが、プレースキックの質が高く、NFCとしてはこの試合はあまりセットプレーを与えたくないなと感じました。
立ち上がりの時間帯が過ぎるとNarita Unitedさんは一転、自陣でブロックを敷く戦術にシフト。ハーフウェイラインあたりまではNFCにボールを持たせるのを是とし、引き込んでボールを奪ってから左右サイドに縦に早く仕掛け、ゴール前にクロスを入れるのを基本としました。
一方のNFCは、ハーフウェイラインあたりまではディフェンスラインを上げつつビルドアップ、サイドからボールを前進させるか、あるいはSBから逆サイドのスペースにボールを開いて相手ゴール前に迫る展開を多く作ります。
中央はガッチリ固められてスペースがないため、外外でのボール前進を選択せざるを得ないNFC。サイド高い位置にボールを運んだ際はそこはNarita Unitedさんのボール奪取ポイントとばかりに相手選手複数名に取り囲まれますが、NFCもここは粘り強くプレーし簡単にボールを奪われることはなく、窮屈ながらもあの手この手で相手ゴール前までボールを運びます。
前半は上述のような展開が多く続き、トータルではハーフコートゲームと言ってよいほど、NFCはほとんどの時間帯を相手陣内でプレーすることができました。決定機も数多く作ることはできましたが、シュートは枠を捉えられずに得点を奪うことはできず。有利に試合を進めているにも関わらずなんとなく重苦しい雰囲気のまま、両チームスコアレスで前半を折り返します。

前半決定機もゴールは奪えず

◾️主導権を握れなかった後半

後半キックオフ。前半と同じような展開で進みますが、前半早い時間帯にNarita Unitedさんが左サイド高めの位置で得たセットプレーで、見事なFKから頭で合わせられNFCは先制を許してしまいます。
しかしNFCも気落ちすることなく相手ゴールに襲い掛かり、ゴール前の連続攻撃から最後は#26 三好選手が押し込みすぐさま同点に追いつきます。
そのまま勢いを持ってゲームを進めたいところでしたが、両チームともに暑さの影響か運動量やプレーの精度が低下。お互いにボールを奪ったあとのパスが相手に引っかかって攻撃を繋げることができない場面が多く見られました。
徐々にオープンな展開になり、お互いに何度かゴール前に迫るものの得点は奪えず、このまま引き分けかと思われた試合終了間際、NFCはNarita Unitedさんにドリブルでペナルティエリアまで侵入を許し、鋭いパスからシュートを決められ勝ち越し点を許してしまい、そのまま試合は終了。NFCは痛い敗戦を喫することになりました。

#26 三好選手の同点ゴール

◾️痛い敗戦、しかし切り替えてすぐ次の試合を見据えよう

リーグ上位の勝ち点が拮抗している中での非常に痛い今節の敗戦。試合的には多くの決定機を決められなかったNFCに対し、回数的には多くはなかった決定機を確実に決め切ったNarita Unitedさんという、サッカーではある意味よくある光景となってしまいました。
NFCに目を向ければ、ブロックで固められている中で何度もゴール前に侵入してチャンスを作れたことはプラス面の一方、正直に真正面から向かっていってしまい緩急や変化という点では乏しく感じた試合でもありました。
前期リーグも残り2試合で、その後は各チーム2巡目の対戦となる後期リーグが始まります。今度はお互いにある程度手の内がわかっている中での再対戦となり、どれだけ相手の弱点を突いて自分たちの強みを出せるか、そのための手札をいかに多く持てるかが重要になってくると思います。この敗戦を新たな糧に、更なる成長を期待したいと思います。

試合終了のホイッスル
悔しい瞬間でした

◾️NFCサポウォームアップタイム

今節はキックオフ時間が遅めだったため早めの晩ごはんで何か食べれないかなと調査したところ、市原市には「いちはらチャーハン」なるB級グルメがあるとのこと。(詳細はこちらをご参照ください→https://ichihara-bgourmet.com
その中で「シシ肉」に惹かれて「マハル アジアンダイニング」さんの≪千葉県産 シシ肉の梅しそ塩チャーハン≫を食べました。またせっかくのインド料理屋さんだったので、一緒にタンドリーチキンも注文。両方とも美味しかったです!(ただし一人で食べるにはかなりの量でしたので2人で一皿くらいがちょうどよいかも...)

千葉県産 シシ肉の梅しそ塩チャーハン
タンドリーチキン

次節は7月28日、対戦相手は千葉教員サッカークラブさん、会場は市原市市津運動広場で12:15キックオフです。よろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

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