NAGAREYAMA F.C. CSL1 後期第4節 感想
2024年9月29日、NAGAREYAMA F.C. 2024シーズン千葉県社会人サッカーリーグ1部(CSL1)後期第4節、対戦相手はHCSフットボールクラブさん(以降、HCSさん表記)。会場は茨城県龍ケ崎市RKUフットボールフィールドです。
後期第4節のスターティングメンバーは、GK #1板橋選手。DFは4バックで右から#26三好選手、#5長坂選手、#9橋本、#16延山選手、中盤は3枚で#22澤口選手、#24栢野選手、#23長野選手、前線は右に#11山口選手。左に#10寺内選手、中央に#13板倉選手。フォーメーションは4-3-3です。サブは#7砂田選手、#8小野田選手、#14高木選手、#15板垣選手、#17今山選手、#18加藤選手、#19飯沼選手の7選手です。
◾️出鼻をくじかれるも内容は互角以上だった前半
前半開始早々、NFCは不運な形で先制点を許してしまいます。
左サイドの2対1の場面でクリアしようとしたボールが近くの味方選手に当たり跳ね返ったところが相手選手にとって絶好の位置に転がってしまい、裏を取られる形でゴール前に運ばれ懸命のブロックもうまくかわされシュートを決められてしまいます。
出鼻をくじかれた形になったNFCですが、その後は浮き足立つことなく冷静にゲームに入っていきます。
前期リーグでの対戦では中盤を制され内容的にも完敗だったHCSさん相手に、ここ2試合の良い流れを引き継いで中盤の3選手(#22澤口選手、#24栢野選手、#23長野選手)がディフェンスラインと前線の間で良い距離感を保ち、HCSさんに自由を与えずボールを奪って縦に速い攻撃に繋げます。
序盤は相手ゴール前にボールを運ぶもシュートまでなかなかいけませんでしたが、徐々にフィニッシュまでやり切れるようになります。
35分に前半最大のチャンスが訪れます。相手ゴール前の絶好の位置でFKを獲得、#11山口選手が直接狙うも僅かに枠から外れ惜しくも得点とはなりませんでした。
そのすぐ後のプレーで#11山口選手が相手選手との接触により足を痛め、一度はOKが出るもののその後プレーを続けることが難しくなり無念の交代。#15板垣選手が入れ替わりで投入されました。
前半はそのまま0-1で終了。NFCは1点ビハインドで後半を迎えることになります。
◾️怒涛の攻撃を見せるも得点が遠かった後半
早いうちに同点に追いつきたいNFCは、後半怒涛の攻撃を繰り出します。
前半の流れに加えて更に相手ディフェンスラインの裏への意識を高め、#10寺内選手、#13板倉選手、そして#15板垣選手それぞれがHCSさんの高いディフェンスラインに対し飛び出すタイミングを常に図り、そのほとんどをオフサイド取られることなく相手ゴール前に迫ります。
後半30分、この試合最大のチャンスが訪れます。右サイドで相手選手の裏をトップスピードでうまくとった#15板垣選手が奥深くまでドリブルで侵入、最高の折り返しパスをゴール前に送りフリーの#24栢野選手がドンピシャでシュートを放つも、相手GKのスーパーセーブにより得点となりません。
更に同じような形で再び#15板垣選手が右サイド奥深くに侵入、折り返しを#13板倉選手がシュートを放つも枠を捉えることはできませんでした。
1点が遠いNFCは後半41分、カウンター気味に自ゴール前にボールを運ばれ、相手選手のシュートがNFCの選手にあたってリフレクションとなりネットに吸い込まてしまい、オウンゴールで痛恨の2失点目を喫してしまいます。
その後も諦めることなく相手ゴールに迫り続けるものの、無情にも試合終了のホイッスルとなり、NFCは悔しい敗戦となりました。
◾️NFC2024年シーズンリーグ戦、次節が最終戦
今節の結果を受けNFCは、2位で後期リーグ最終節に首位・房総ローヴァーズ木更津FCさんとの対戦を迎えることになりました。
負けても可能性はゼロではありませんが、2位以内に入るためには勝利が実質的に絶対条件となりました。ただ逆に、勝利すれば自力での2位以内を決めることができます。くしくもシチュエーション的には昨シーズンCSL2最終節と同じようなドラマチックな状況になりました。
泣いても笑っても次節が2024年シーズンリーグ最終戦。悔いを残すことなく走り切って勝利し、関東への挑戦権を必ず掴み取りましょう!
次節、運命の最終節は10月13日、対戦相手は房総ローヴァーズ木更津FCさん、会場は木更津市ローヴァーズドリームフィールドで16:00キックオフです。よろしくお願いいたします。
お読みいただきありがとうございました。
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