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NAGAREYAMA F.C. CSL1 第5節 感想

2024年8月4日、NAGAREYAMA F.C. 2024シーズン千葉県社会人サッカーリーグ1部(CSL1)第5節*、対戦相手はVONDS市原Vertさん(以降はVONDSヴェルさん表記)。関東1部リーグの強豪VONDS市原さんのセカンドチームにあたり、前節終了時点の順位は7位です。会場はVONDSヴェルさんにとっては正真正銘ホームグラウンドである市原市VONDSグリーンパークです。
(*:相手チーム都合による順延開催)

NFCサポにとっては来慣れた感のある同会場。今節は前の時間帯に試合が組まれておらず時間充分だったため、サポお手製の選手段幕、ゲーフラ、パートナー様提供のぼりに加えてオフィシャル横断幕も貼り現状のほぼフルラインナップで選手たちを後押しです。
また今節は対戦相手のVONDSヴェルさんのサポーターさんも多く集結。おそらくトップチーム兼任なのでしょう、見事な選手コールやチャントの数々を披露していました。我々NFCサポも、チャントの種類は少なくても声量では負けるわけにはいかないと、いつも以上に声援に力が入ります。

現時点ほぼフルラインナップの幕群
サポーターも集結して熱い応援

第5節のスターティングメンバーは前節から1名変更で、#7 砂田琢己選手が中盤の底に復帰、それ以外は変更なしの「4-3-3」です。前節大活躍だった#6 山室伊ノ介選手は今節は残念ながらメンバー外でした。

4-3-3

◾️強度の高い相手のプレーに苦しめられた前半

前半キックオフ。NFCは上記で「4-3-3」と書きましたが、実際は「4-1-4-1」に近いポジション取りをして、中盤はあまり使わずに前線の選手に一度当ててそこから展開しボールを前進させる狙いだったと思います。
一方のVONDSヴェルさんも似たような狙いで試合を進めてきますが、ここで差が出てしまったのが「プレー強度」と「ボール落下点予測」でした。VONDSヴェルさんは激しいフィジカルコンタクトでボールを奪いに来るのと、ハイボールに対してはNFCの選手たちより一歩先んじたボール落下点の位置取りをすることにより、セカンドボール奪取、局面での競り合いにおいてNFCは常に後手を踏んで苦しめられます。
前半飲水タイム明け、右サイドの裏に抜けられたところをペナルティエリア内で相手選手を倒してしまいPKを与えてしまいますが、ここはGK #1 板橋柊哉選手の冷静な読みとプレッシャーにより相手キッカーが外してくれ難を逃れます。しかしその後、カウンター気味の展開から相手選手にうまく裏を取られてしまい、技ありループシュートを決められVONDSヴェルさんに先制を許してしまいます。
前半はこのまま0-1のビハインドで終了、折り返すことになります。

思うようにプレーさせてもらえずも
奮闘するNFCの選手たち

◾️追加点を奪われるも勝利を諦めないNFC、終盤の激闘へ

後半キックオフ。ハーフタイムを挟んだものの、有効な一手を打てずNFCは前半と同様苦しい展開が続きます。
自陣での相手選手とのマッチアップの際に、詰めたNFCの選手が接触プレーにより顔を押さえて倒れ込み、両チームの選手たちがファールと思い一瞬プレーが止まりますが、主審の笛は鳴らずノーファール判定。僅かに早く立ち直ったVONDSヴェルさんがパスを繋ぎシュート、これがゴール左隅に決まり痛恨の追加点を奪われます。
畳み掛けてくるVONDSヴェルさんの攻撃にNFCは決定的なピンチを更に迎えますが、ここで立ちはだかったのがGK #1 板橋柊哉選手。相手の波状連続シュートをことごとくストップし、3失点目を許しません。キャプテンのチームを救う熱いプレーに応えるように、ここからNFCは猛反撃に出ます。
相手ゴールに何度も襲い掛かり、鬼気迫る勢いで得点を狙うNFCの選手たち。何度か防がれるものの、後半40分、#13 板倉航希選手のクロスバーを叩き下にバウンドしたシュートが副審への確認によりゴールイン判定となり得点が認められ、NFCは1点を返します。
更に得点を狙うNFCは運動量で相手を上回るため#14 高木一希選手を投入。絶対にゴールを奪うという気迫を見せ、後半AT、#10 寺内大登選手がシュートを相手ゴールに突き刺し、NFCは遂に同点に追いつきます。
残りわずかな時間も逆転ゴールを取って絶対に勝利するという執念を見せるNFCは、相手ゴールにあと僅かというところまで迫ります。しかし勝利への執念を見せたのはVONDSヴェルさんも同様でした。ゴール前からかき出したボールからカウンターを発動。前がかりになっていたNFCの選手たちも必死で戻り、ボールホルダーに対して身体を当てる懸命のディフェンスをしますが、倒れることなくそのままシュートを決められて再び突き放される3失点目を取られてしまいました。
互いに勝利への執念を見せた試合でしたが、このままタイムアップ。スコアは2-3。NFC前期リーグ最終節となる今節は、最後まで勝利を諦めない素晴らしいプレー姿勢を見せてくれるも、非常に悔しい敗戦となってしまいました。

反撃の狼煙となる魂の守備をした
GK #1 板橋柊哉選手
1得点目を気持ちで捩じ込んだ
エースストライカー #13 板倉航希選手
一時は同点となる2得点目をATに叩き込んだ
#10 寺内大登選手

◾️NFCサポウォームアップタイム

今節は久しぶり?に「草刈 房の駅」に立ち寄り、そういえば食べていなかった基本中の基本である「バニラソフトクリーム」をいただきました。この日もこの日で夕方にも関わらず暑い時間帯でしたが、濃厚で冷たく甘い味わいに試合前のエネルギーを補給できました。

「草刈 房の駅」にてバニラソフトクリーム


◾️CSL1前期リーグ終了。勝負の後期リーグへ

勝てば首位奪回での折り返しだった今節でしたが、結果は悔しい敗戦。この結果、CSL1の前期リーグは、各チーム総当たり1戦ずつ対戦し、8勝0分3敗、得失差+21で2位という成績でした。楽に勝てた試合はほとんどなく、多くが接戦の厳しい試合の連続だったと思います。
この後、約1ヶ月の中断期間を経て上位6チームによる後期リーグに臨むことになりました。ここで2位以上に入ることにより、関東リーグへの挑戦権となる関東社会人サッカー大会へ出場が可能となります。
NFCにとっては全てが初挑戦。まずはコンディションを改めて整えチーム力を更に向上させ、チャレンジャーとしてCSL1優勝、そして関東昇格へ向け突き進んでほしいと思います。我々サポーターも一緒に戦います!

試合後の選手挨拶
悔しそうな表情は後期リーグで晴らそう!


今節の試合後片付けのときに、いつも試合会場に来てくださっている選手のご家族からサポーター冥利に尽きる言葉をかけていただきました。それを今回のnoteの締めとしたいと思います。
(細かい文言は違っているかもしれませんが、下記のような主旨の言葉をいただきました)

「今節、荒れた展開の試合になっていたのを、サポーター皆さまの前向きで諦めない熱い応援のおかげで、試合が壊れることなく最後まで良い勝負になったと思います。ありがとうございました!」

お読みいただきありがとうございました。

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