ファジアーノ岡山 J2リーグ 2024シーズン 第18節 vs ジェフユナイテッド千葉 観戦記
2024年6月1日、千葉県千葉市中央区フクダ電子アリーナ(通称フクアリ)にてファジアーノ岡山はアウェーでジェフユナイテッド千葉と対戦でした。
2024シーズンはなかなかファジの現地観戦ができず、今節が今シーズン初の現地入りでした。2024ユニフォームも今節でようやくはじめて袖を通すことができました。
ファジのアウェー戦で1番行けてるのがフクアリかもな感じです。相変わらず素晴らしい専スタです。スタグルも美味しい。
今回は応援とともにビデオ撮影にも力入れたいと思い、アウェー席の1番端っこの席にしました。斜めからなので試合展開もゴール真裏より見やすかったです。
今節のファジのメンバーとフォーメーションは以下の通り。快勝した前節仙台戦と同じスタメン・サブで臨むことになります。
◾️千葉に翻弄された前半
キックオフ。しばらくは両チームともにリスクを避けた定番の入りとなりますが、徐々にペースは千葉に。ピッチを広く使い、特にファジ右サイドにファジの選手を寄せてからファジ左サイドにサイドチェンジ、奥深くに侵入してクロスという展開を多用してきました。ファジ右サイドに寄せる時も左サイドライン際には常に狙う選手が残っている状態を作り出し、逆サイドに振られた時に左サイドの末吉選手、柳(育)選手がケアしきれないシーンが多発。先制点を許してしまったシーンも、そのような展開でボールホルダーに寄せるか中に入ってくる別の相手選出を見るかの一瞬の判断の迷いを突かれ精度の良いクロスを上げられ決められてしまいました。
先制点を許してしまったファジですが、その後も前半はピリッとせず。厳しい言い方をすればリスクを取るのを恐れるような消極的なプレーに終始してしまいました。そのまま前半は1点ビハインドで終了。
◾️反撃、退場、失点、そして死闘へ
後半キックオフ。ハーフタイムに前半の課題と後半でやるべきことを共有し、ファジは見違えるような積極的なプレーで千葉ゴールに襲いかかります。そして前半の失点をやり返すような形で柳(貴)選手が右サイドで相手選手をうまくかわし低い奥深くからグラウンダーのクロス、岩渕選手が見事に決めてファジは同点に追いつきました。岩渕選手は3試合連続ゴールです。
ボルテージの上がるファジゴール裏。ピッチ上もゴール裏も「いけるぞっ」という勢いを更に持ち試合が進みますが、ここで田上選手が2枚目のイエローカードで退場。ファジは10人で戦うことに。更に直後のプレー再開でディフェンスの受け渡しが整理されてない瞬間を千葉が見逃さずにゴールを奪われ再びリードを許すことに。
・・・スミマセン、実はこの辺りからの試合の細かいところはあまり覚えていません。というのも、それまで自分は声出し応援と撮影を半々でしていたような感じだったけど、退場者が出てからは気持ちを抑えられずカメラ放り出してひたすら声出しして手拍子して飛び跳ねて力の限り応援していました。千葉にも退場者が出たりファジのゴールが決まった!と一瞬勘違いしてしまうような惜しいシーンがあったり、ATに上がってきたGKのブローダーセン選手がドリブルで千葉の選手をかわすシーンがあったり。その間、自分もですがゴール裏全体がものすごい熱量でサポの誰一人諦めずにチームを選手を後押しし、チームもそれに応えるように絶対に追い付く、勝ち越すという勢いをもってプレーをしてくれました。外からはフクアリ完全アウェーという感じだったかもでしたが、現場では何ひとつそういうのを感じることはなく、ファジの選手たちとゴール裏が必ずゴールを奪う・勝つという一体感しかありませんでした。
しかし無情にもタイムアップの笛。死闘の末にファジは敗れることになりました。スコア1-2。悔しい悔しい悔しい。
試合後の選手挨拶のときのファジゴール裏からはひたすら選手たちを鼓舞する声とコール。悔しい敗戦でしたが、誰も彼もが「次は勝つ!」の一点だけで一体となっていたと感じました。
◾️悔しさを胸に
帰りの帰路では熱くなった気持ちを徐々にクールダウン。久しぶりのファジゴール裏でしたが、試合結果は悔しかったもののあの一体感を共有できたことは非常に良かったと思います。リーグ前半戦も残り1試合。ホームで勝利し後半戦での巻き返し、そして必ずJ1へ辿り着きましょう!
お読みいただきありがとうございました。
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