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#65/1000 無題
子どものころは勉強が嫌いだった。
日常生活でイメージできる問題や、クイズならまだよかったが、
国語で同じ文字を何度も書き写たり、
算数の100マス計算は単なる作業に思えて苦痛でしかなかった。
20分も椅子に座っていると気が散ってゲームをしたくなった。
今ではどうか?
ゲームには面白みを感じないようになり、
勉強をしているときの方が落ち着くようになった。
自分が勉強中心の生活を送ると決め、目標を立てたから
自然とそう感じてしまうかもしれない。
最近ではほとんど勉強しかしていないので
世間の勉強に対するイメージが良く分からなくなってきている
大人になって勉強するのは当たり前か?特殊か?
楽しいことか?苦痛か?
そんな常識から外れていく感覚がある。
社会からはみ出てしまったかのような感覚。
仲間と勉強しているときは感じないがずっと一人で勉強していると
疎外感が半端ではない。
だが、この感覚の経験は初めてではない。
浪人したときも、大学編入するときも感じていた。
そしてまた、
だれか気の合う仲間と会話をすぐにすぐに社会と馴染めるようになる。
そうやって孤独の期間と、交友の期間を交互に波のように繰り返しながら
進んでいく人生なのである。
いつの日かその2つが共存し合える日を夢見て。