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現地の語学学校で学ぶという選択肢 -5/1000-

語学学校の概要

私の通っていた語学学校は、メルボルン中心部(CBD)の大きな通り沿いに位置するDiscover Englishと書かれた縦に細長い建物であった。建物は地下1階から5階まであって玄関は地上0階に当たる場所に位置していたため、実質地下1階から6階までの高さのある建物である。エントランスを通って廊下を抜けると地下に向かう階段があり、食事や休憩をするためのラウンジ、職員室、授業でたまに使うPCルームへと通じるようになっていた。廊下の右手には階段とその奥に最大で定員10名ほどのエレベーターがあり授業へ向かうにはそのどちらかを使って上の階に上がらなければならなかった。クラスは語学力のレベルに合わせて割り振られており上級クラスになるほど上階にある教室に配属する仕組みであった。生徒の数は朝の部と昼の部で少なく見積もってもそれぞれ150名程度はいたのでエレベーターに乗り損ねた上級クラスの生徒は蹴上げが高く、段数の大きい階段をせっせと上がらなければならなかった。

授業の様子

授業は2時間*2コマの授業が月~金まで行われており、各クラスおよそ15~20名程度で構成されていた。毎週金曜にはテストが控えており、80/100点以上の成績を3回取ると次のレベルのクラスへの進級テストを受けることができた。そのためクラスの新陳代謝が激しく、ほとんど毎週クラスのメンバーには変化があった。国籍もバラバラで私が初めて入ったクラスには台湾人、ブラジル人、タイ人、韓国人、日本人、コロンビア人、スペイン人
などがいて非常に面白かった。授業を教えてくれる先生はオージーではあるが、バックグラウンドや性格には異文化の多様性を感じた。顔つきや声は男性っぽいが化粧をしてスカート履いている先生、女性と付き合っている女性の先生、インド系出身でバーでDJもやっている先生などクセの強い人たちがそろっていた。3者とも授業のスタイルも全く違っていて文法を丁寧に教えてくれるスタイルの授業もあれば、やたらレクリエーションが多く楽しく授業が進む授業もあった。ただどちらにしても授業のなかで他の人と話し合ったり、意見を交換したりするなどのコミュニケーションをしっかりととるような工夫がなされていてとても良い刺激となった。学校にはケンブリッジやIELTS対策などのクラスも設けられていたが、私は一般英語のクラスを希望していたのでOxford PressのEnglish Fileという一般的な知識を英語で身に付けるみたいな趣旨で作成された教材を使っていた。けがの手当ての方法や、レジャーに関するテーマ、最も驚いたのは犯罪に対するテーマが盛り込まれていてrobbery(強盗)やsmuggling(密売)などの単語が頻出していたのを覚えている。

自分にあったクラスの適正人数とは?

この語学学校に入って良かったと思うのはコミュニティを簡単に作れたところだ。語学学校には1クラスの人数が非常に多いマンモス校のようなところや個別に近いような人数で授業を行うところもあるようだが、15~20程の規模感が英語学習においては適正ではないかと思う。様々な人とコミュニケーションをとることができ、かつ親しくなるためには人数が多いと深い関係は築けないし、少ないとコミュニティが閉じたままになってしまうように思う。もちろん、もっといろんな人とコミュニケーションを取りたいとおもうなら大きなが学校でもよいし、みっちりと教えて欲しいと思っているなら小さな個別のようなスクールでもよいと思う。それぞれの個性や目的に合わせて語学学校を選ぶのが良いと思うが、立地や費用だけでなく1クラスの人数も学校を選ぶときの1つの指標にはなりそうである。

休日の過ごし方

これまで学習面のことを書きてきたが、やはり留学といって忘れてはいけないのが休日の過ごし方である。授業はコミュニケーションをとるように設計されているし、英語を話したくて学校に来ているわけだから、そこで友達と仲良くならないわけはない。私も英語を話す機会を得るためという大義名分の盾を振りか様々なところに遊びに出かけた。ただ一つ注意していたのはできるだけ人とは英語で話すようにしていた。だからたまに日本人同士なのに英語で話し合うこともあって他の日本人からツッコミを入れられたこともあった。具体的にどんな楽しみ方をしたのかは明日の記事にでもしようかな。

それでは今日はこのあたりで、また明日!

今日の一言:
いろんな方のnoteを参考にさせていただいているのですが、常体で書いてる方ってなかなかいないみたいですね、、やっぱりあんまり印象が良くないからかもしれませんね。なので明日からはしっかりと敬体で発信していきたいと思います。読者のみなさま今後ともよろしくお願いします。

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