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【感想?】2022.11.10 (This Is The)Base Ball Bear part.3@日本武道館

Base Ball Bearとの出会いは中学2年生、初めて付き合った彼女が教えてくれました。アニメが好きな女の子だったので、おそらく「おおきく振りかぶって」や「図書館戦争」のタイアップの影響だったと思います。塾の行き帰りの車内で最新アルバム『(WHAT IS THE)LOVE & POP?』をUSBウォークマンに入れて聴いたり、カーステのラジオでSCHOOL OF LOCK!「ベボベLOCKS!」を聴いたりしてました。
彼女とは1ヶ月も持たずに別れ、それぞれ別の高校(僕は高専)に進学しましたが2011年、Tabibito In The Dark Tourの福岡公演を一緒に観に行くことに。高校生になって親がライブに行く許可を出してくれて、初めて生のベボベを観ました。勝手に受験勉強の応援ソングとしていた「changes」を生で聴けた嬉しさをよく覚えています。
その後も人生の節目節目にベボベの音楽がありました。高専の軽音楽部で先輩に無理言って「yoakemae」「恋する感覚」やらせてもらったなぁとか、一人暮らし始めたての時にアルバム『光源』をリピートしてたなぁとか。

そんなこんなで只事ではない思い入れがあるバンドなので、x月の「日比谷ノンフィクションIX」で武道館公演が発表された時、チケットを即購入しておりました。もちろんファンクラブ先行。20周年イヤーラストの日に10年ぶりの武道館、こりゃ行くしかないね。

19:00ちょうどに暗転、いつものSE「Making Plans for Nigel / XTC」でメンバー入ってき、1曲目「17才」。意外でした!でも納得。17才から始まったバンドだもんね。
最新アルバムのタイトルトラック「DIARY KEY」に続き、終盤にやると思っていた「LOVE MATHEMATICS」を3曲目で披露。声出しこそできませんでしたが«1,2,3,4,5, +1, +2»のコールレスポンスにテンション爆上げ。この時点で既にチケット代を回収しました。

MCを挟んだ第2ブロックは「GIRL FRIEND」から始まる恋愛ソングラッシュ。これは予想通りでした。「short hair」、好きなんですよねぇ…実際女の子のショートヘアとても好きなので(知らん)。意外だったのはアルバム曲「LOVE LETTER FROM HEART BEAT」。本人曰くしっくり来なかった1回目の武道館でも披露された曲。リベンジの意味合いもあったんでしょうか?

第3ブロックはバンドの歴史を感じさせるエモいブロック。高校時代からあったという「ホワイトワイライト」に始まり、近年3人体制を象徴する&全員に歌割りがあるファンサービス曲「ポラリス」。ターニングポイントで常に演奏されてきた「changes」。エモいですねぇ…

最終ブロックは「それってfor誰?part.1」「十字架You & I」とファンクっぽい曲の連打に続き「The CUT」でのラップなど近年培った演奏技術を惜しみなく披露。ラストは代表曲と言ってよい「Stairway Generation」「ドラマチック」で締め。«ありがとうしか浮かばないフラッシュバック»という歌詞からメンバーの感謝の気持ちを受け取りました。

MCでも感謝の言葉を何度も口にしていた小出祐介(Vo.&G)。動員に触れたり、ファンへの正直な気持ちを吐露したり、珍しいMCをするこいちゃんを見てなんかこいちゃんも大人になったんだなって思いました。いや歳は全然上なのですが。
感覚的にはシン・エヴァ観たときと同じというか。やり直しである新劇場版の世界線でシンジ君が大人になれたのを見届けた時と同じ感覚。それと同時に「俺も年取ったなぁ…」とも。アンコールのラストに演奏された「ドライブ」を聴きながら、ベボベと共に歩んできた自分の人生を回想しちゃいました。

来年はツアーが決まってるそうです。次は福岡で観られそう。リリースされるであろうアルバムと共に楽しみにしております!

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