#水戸ホーリーホックスピリット
こんばんは。
水戸ホーリーホックで取締役GMをしている
西村卓朗です。
水戸ホーリーホックで強化を司るようになってから8シーズン目。
今季に関しては32節の8月末までは、いつになく、苦しいシーズンとなっていた。
低空飛行が続き、チームの成績が沈んでくると、皆穏やかでは居られなくなる。
それは当然のことで、さまざまな問題が各所で起こる。
その対応をすることが、私の主な役割である。
選手、スタッフに関しても、
不安、恐れ、日々のモチベーション、
結果に対する反応、
ここでいう結果というのは、
選手で言えば、試合結果だけでなく、
メンバーに選ばれる、選ばれない、
パフォーマンスの出来、不出来。
抽象水準をあげると「サッカーへの姿勢」
というものが、不安定になり様々な思わしくない現象が起こる。
改めてその「サッカーへの姿勢」を定義し臨むことの必要性を痛感していた数ヶ月間だった。
水戸ホーリーホックは来季30周年を迎える。
今年の5月に茨城県サッカー協会主催で
ジーコさんをお招きしての講演会があり、
何かヒントはないかとそこに足を運んだ。
そこで、鹿島アントラーズにある
ジーコスピリットを間近で聞き、もちろん存在は知っていたものの、その必要性を
肌身で感じることとなった。
6月からはまずはこの状況を脱すべく、
選手、スタッフには
新たな「心懸け」を掲げてもらい、同時に
「水戸ホーリーホックらしさ」について、
改めて考え、その理想像を定める
準備にとりかかった。
7月、8月はその策定を皆で行いながら、
それを定め、
9月からの戦いには選手、スタッフと
策定したものを共有し、臨むこととなった。
定めたものは、いずれ皆さんとも共有したいと思っている。
今、定めたものは、是が非でも、今季成し遂げないといけない、目の前の責務のためのものでもあったが、30周年の来季に向けては、
皆さんの考えも踏まえ、今回編集したものを
ベースにしながらも、再構築しようと思って
おります。
そこで、皆さんにお願いがあります。
皆さんが考える水戸ホーリーホックらしい選手とは?
これからの水戸ホーリーホックの
選手にどう在ってほしいか?
なぜそう思うか?
を教えて頂けたらと思っております。
あなたが思う、
水戸ホーリーホックらしい選手とは?
①3つの単語で。
(ちなみにジーコスピリットは「誠実」
「尊重」「献身」)
②選手名(現在、過去、複数名可)
③具体的なエピソード
それを
#水戸ホーリーホックスピリット
でツィッターor noteで発信してもらえたらと思います。
自分のTwitterを引用して書いてもらえると、
見そびれが少なくなりますので、
宜しくお願い致します。
書いて頂いたものにはすべて目を通したいと
思っております。
今季のある時期までの混迷があったからこそ、
ここを考えるに至りました。
栄光を手にするためには、必ず挫折があり、
その挫折を契機に、新たな創造が生まれます。
トントン拍子で進みたい。
計画通り、着実に。
軽やかに、華麗に結果を出したい。
でもそうはならなかった。
ではどうするか?
改めて、今この状況だからこそ、
感じたこと、考えたことと、
しっかり向き合い、在るべき姿を追い求め、
答えを見つけ、愚直に進んでいく。
それに尽きると思っております。
今季の混迷は本当に申し訳なく思っています。
しかしながら、歩みは止めず、前を向いて進んでいきたいと思う。
ここからの戦い次第で、まだまだ違った景色を見に行くことができる。
混迷の中で、説明するよりも、結果とともに
今回はお伝えする方が、良いと判断し、あえて
発信を控えておりました。
沈黙をしていたのは、目を逸らしていたわけでも、耳を塞いでいたわけでもなく、
皆さんの悲痛な叫び、想いは、日々感じ、
我々がやるべきことへのエネルギーに変えさせてもらっておりました。
4年ぶりの3連勝の達成はチームの前進の証だと思います。
苦しい時期を歯を食いしばりながらも、
この数ヶ月間、向き合い続けた、監督、現場スタッフ、クラブスタッフ、アカデミースタッフ、そして選手達の新たな姿勢こそが今日の結果に繋がりました。
そして、何よりも現地まで足を運んでくれた
ファミリーの皆さん、Daznを見ながら
水戸ホーリーホックを想い続けてくれた皆さんのサポートがあって、本日の結果がありました。
2023シーズンのJ2リーグは残り7試合。
まずは残りのリーグ戦に「全力」で臨み、
そして、更なる、更なる高みを目指して進んでいきたいと思います。
p.s
これまで控えていた、他の発信も再開していきたいと思います。
引き続きこれからも、宜しくお願い致します。