靴はいつから?靴はどこから?
こんにちは!「YourFIT365」でございます。
今回はちょっと“ひと休み”企画。。そもそも“靴”っていつからみんな履くようになったんだろう…というところにフォーカスしてみたいと思います。
「靴は履かなきゃ生きていけない」…といっても過言ではないですよね。日々、私たちの生活になくてはならない存在です。調べだすといろいろなエピソードがあり、どれも興味深いのですが、その中のほんの少しではありますがご紹介したいと思います!
靴の始まり
よくネイチャー番組などでほとんど衣服を着ていないような少数民族の方たちをTVなどで見かけるのですが、そうはいっても意外と靴…というか、簡易的なサンダルのような草履みたいなものを履いているシーンを見かけませんか?どうやって靴や履物が広まったのかは諸説ありますが、もともとは地面の熱さや冷たさだったり、岩場などゴツゴツして歩きにくいところから足を守るために動物の皮や植物の繊維などで作られたものが始まりのようです。
最初の最初に作られたとされる、世界最古の革靴というのが約5500年前ともいわれていて、一枚の牛革で袋状に縫製され、その縫い目には革ひもが通されている、いわゆる“モカシン”みたいな形状だったそう。発掘されたのはとある国の洞窟のようなところだったらしいのですが、そこにはその土地では採掘されないような鉱物なども出てきたそうです。…ということは、その革靴のおかげで足は保護され、たくさん歩き回ることができるのでけっこう遠くまで行けちゃったんでしょうね!…それにしても、5500年前とは。。
一般的な靴はいつから?
そして年月は流れ、私たちの知っている“革靴”は15世紀頃から登場します。
“木型”を作り、量産ができるようになったというのも大きな理由です。ちなみに日本では明治時代に入り、近代的な靴の製造工場が東京の築地にできました。それが1870年の3月15日だったそうで、「靴の日」と制定されています。また、築地は当時外国人居留区となり、西洋人たちが多く行き交っていました。そこから西洋式の靴がだんだんと広まり、日本人としては当時の華族階級から洋装が普及し始め、女性の礼装でもパンプスを履くようになります。
実際に庶民がおしゃれ目的で履き始めるのは大正~昭和になってから。そして戦後にアメリカのファッション要素が入り、今でいうVカットや太ヒールのデザインなどが流行っていたそうです。…ここまでくるともう現代に通じる“靴”の感覚ですね!
パンプスの歴史は…
「PUMPS パンプス」はもともとはヨーロッパで“御者”(ぎょしゃ・馬車を運転する人)が履いていた靴で、履き口が大きく開いていて長時間の馬車を運転する際に最適だったそう。馬車のブレーキを踏む様子が“PUMP ポンプ”を押している動作に似ていたため…というのが名前の由来だそうで。。なので、主に男性が履いていた靴の種類の一つだったということですね。もちろん高いヒールなどのデザインではなく、あくまでも履き口が大きく開いている…という感じだったのかなと。。
そしてもう一つよく知られているのが“中世ヨーロッパ道が汚かった問題”。
とにかくいろいろなモノで汚い街中を歩くため、女性が足や服が汚れないように高さのある厚底靴を履くようになり、そこからハイヒール的なものが誕生したというハナシ。そこから貴族たちも足長効果が気に入って、男女ともに舞踏会で人気を博しましたが、男性はその後の戦争の時期からブーツが主流になり、パンプスは女性用の靴となりました。
ちょっとハナシはそれますが、“ウエッジヒール”は第二次世界大戦中に当時のヒールに使っていた鋼の芯が不足したことにより生まれたデザインで、戦時下の女性が万が一の力仕事もできるように安定感のある形と、コルクを使うことにより軽さと屈曲性にも優れていたそうです。。現在もおなじみのデザインですが、こんなエピソードがあるとは。。
…どんな時代もやっぱり女性にはパンプスが近くにあったのですね!
かかともぴったり♪
そして、YourFIT365の時代へ。
ヒトが二足歩行になり、各地で文明が生まれてから靴も一緒に進化してきたのだなと思うと感慨深いです。そして、時代とともに「履く」だけでなく、「履きやすさ」が求められています。今まで“なんとなく”で履いていた靴がデジタルにより解析されて選べるようになった現在は本当にすごいことですよね。YourFIT365によって「履かなきゃ生きていけない」の意味が筆者にとっては変化してきていて、それまではちょっと雑な考えでしたが、「なるべく自分にとって正しいものを履いて生きたい!」と思うようになりました!“生きる”などと少し大げさですが、“健康にもつながる”ということは確かです。YourFIT365はこれからも、そんな奥深い足と靴の関係をさらに解明していくことになるでしょう!そしてみなさまにとって必要である大切な1足をYourFIT365から見つけられることを日々願っております。。