#1 サンライズ瀬戸 東京→琴平 ソロ乗車記
旅に行きたい。
青春18きっぷの旅ももう何回も行ったし、次は普通の旅をしたい。
そう思っていた7月下旬、9月に大阪に行く用事が。
よし、サンライズに乗ろう。
さて、どこまで乗りましょうか……
普通に考えて大阪に行くなら姫路で降りますが。
いやでもここはせっかくなら長く乗りたい…。
よし!琴平まで乗ろう!
いつの間にかe5489で予約できるようになっていたので今回はソロを予約。
10時打ちできるならしたほうがいいと思われます。今回は空いてましたが。
琴平まで乗る覚悟(金額的な)ができたのも、
姫路まで乗るのと琴平まで乗るのは意外と金額が変わらないんですよね。
まず往復割引というものがありまして、片道601km以上あれば1割引。
学生という身分上学割を効かせられるのでそこから2割引。
往復割引と学割を合わせた「復学割」で通常より28%OFF。
2024年12月 追記)2026年3月から往復割引が廃止される予定です
2024年 9月 7日 20時 45分 東京駅
滅多に手にしない長距離きっぷを手にして東京駅から旅はスタート。
車内販売はないので食料を調達して東京駅9番線に向かいます。
まだ発車まで1時間あるしシャワーカード余裕だろ〜(フラグ)
!?
なんということでしょう。4号車乗車口には既に行列が。
なんということでしょう。
サンライズ出雲側のシャワーカード販売機が故障したと。
それで並んでいる位置は20番目……
…微妙!!
夏にシャワー浴びないのはキツイかな…..
ビクビクしながら入線を待っていましたが、結果を言うと買えました。
最後の一枚という…..ほんと危なかったわ。
21:25頃 入線
発車25分前に品川方から入線してきました。
シャワーカードを購入してから先頭へ。
うーむ、やっぱりかっこいい。走るホテル。
岡山まではサンライズ出雲と併結運転をして14両編成で走ります。
では本日泊まる3号車へ向かいます。
サンライズの個室では一番狭いソロに宿泊します。
3号車の廊下は同じ高さにたくさんのドアがあります。
この号車はモーター車なので機器の都合上2階建てにはできず、
平屋の上で上段と下段に分かれています。
限られたスペースで部屋を詰め込んだため、一番狭くなっています。
e5489で予約すると部屋は選べませんが、今回は上段に当たりました。
スリッパに履き替えて梯子のような階段を上がりベッドに上がります。
この秘密基地のような感じがたまらなく良いです。
寝台料金は6600円。カプセルホテルとかが平気な方にはオススメ。
いや、ソロがカプセルホテル並に狭いわけではないですが。
でも横になったときはそこそこ窮屈さを感じました。
窮屈なのが苦手な方はシングルを取ったほうがいいです。(+1100円)
21:50 東京駅発車
21時50分に定刻通り東京駅を出発しました。
ぼっち宴会のスタートや!
崎陽軒のシウマイ弁当とその辺のスーパーで買ったメンチカツ。
部屋の照明を落として東京の夜景を眺めていると車掌氏がやってきました。
乗車券と寝台券の検札で、JR東日本の方でした。
これから夜の東海道を駆け抜けていきます。
サンライズのシャワーカード(330円)。
静岡駅を過ぎた0時半ごろシャワー室が空いていました。
シャワー室の中はとてもコンパクト。
ボタンを押すと6分間お湯が出ます。髪が短いので時間は余裕でした。
STOPボタンを押すと止まりますが、髪が長い方は少し忙しないかも。
約100km/h で行うシャワーはなかなか貴重な経験。
結構揺れましたがなかなかおもしろかったです。
(途中、一瞬カウントダウンが消えお湯も止まりガチでビビった)
ビジネスホテルなどでお馴染み、よわよわドライヤーで髪を乾かし、
夜の静岡をラウンジから眺めました。
01:15 就寝
部屋に戻り浜松駅に到着した頃に部屋の照明を落とし就寝……
しようとしましたが。
まぁそんなすぐに寝れるわけなく。
カーテンを閉めてるとはいえ多少外は明るいので寝るのに苦戦。
せっかく滅多に乗らない寝台列車なのですから寝なくてもいいのですが。
アイマスク持っていたほうが良かったかも。
04:00 二度寝
なんとか寝れました。車輪の音が心地よかったですが、
モーター車なので若干他の号車よりは音が大きかったです。
起きると京都駅を通過していました。
JR西日本区間は久しぶり…というかほぼ来ないので新鮮な気分。
さすがにもう少し寝ます。
05:55 起床
次に起きたのは上郡付近でした。
神戸から山陽本線に入り姫路に停車、その後しばらくして太陽が出ました。
06:30 岡山駅
岡山駅に到着しました。ここではサンライズ出雲と切り離します。
瀬戸のほうが先に発車するので解結作業は見られません。。
出雲号はこの先伯備線方面へ向かい出雲大社のある出雲市まで行きます。
瀬戸号はこのあと瀬戸大橋線に入ります。
06:55 瀬戸大橋
瀬戸大橋を渡り本州から四国に入ります。
瀬戸内海の5つの島を岡山県早島から香川県坂出まで結ぶ橋です。
07:30 高松駅
7時27分に高松駅に到着しました。
この駅では35分間停車します。
8時2分に高松駅を発車すると、乗客の数はまばらでした。
だいぶ空いてきたので車内探検をします。
08:40 琴平駅
東京駅から11時間弱、終点琴平駅に到着しました。
やはり寝台列車の旅はいいもので一人でもとても楽しめました。
サンライズ、また乗る機会があれば乗りたい…..
終
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(このあとの旅行記)
おまけ 過去のサンライズミニ乗車記
2018年8月 サンライズ瀬戸 東京→高松 シングルツイン
・天井が高く、眺めが良い
・金曜日発でしたが発車25分前に並んでシャワーカード買えました
・6年前なのであまり覚えていない
2021年3月 サンライズ瀬戸 三ノ宮→横浜 サンライズツイン
・今は閉鎖された古淵駅の窓口で10時打ちして取れました
・4室しかなく寝台券入手困難、1階なので眺めは低い
・シャワーカードは当然売り切れ
・今までサンライズに乗った中で一番快適な個室でした
2024年9月 サンライズ瀬戸 東京→琴平 ソロ(今回)
・秘密基地感が最高、モーター車なので若干走行音が聞こえる
・発車1時間前に並んでシャワーカードギリギリ
・e5489で予約、秋葉原駅で受け取り
・飲料自動販売機が新しくなっていた
おことわり
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