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「勝手にふるえてろ」を観た。

こんばんは。
今日は、題名を聞いた時から
気になっていた「勝手にふるえてろ」
を観てきました。

とっても面白かったです。
もう一回観たいし、
原作も読まなければ!と思っています。

以下ネタバレになるので、嫌な貴方はここで戻ってくださいね。







では改めて、感想を書いていきます。

映画観た後はいつも
放心状態になるのですが、何だろ。
一言で表すならやっぱり、

「閉じこもりの狂った日常」
になっちゃうかなあ。

一度も話したことない店員さんや
駅員さんや近所の人と
友達みたいに話している妄想。

街中の人に笑って祝福されている妄想。

好きな人を脳内で
彼氏にしちゃう妄想。

、、ヨシカの妄想力の凄さよ。
やべーやつですよ。
凄過ぎて尊敬するわ。

そしてイチとニ、1と2。
絶滅と生存。消去と保存。
妄想と現実の狭間。
この表現は上手いなあ。

ヨシカが
「♪絶滅すべーきでーしょうかー」
って歌い出してからもう鳥肌。
映画観て鳥肌ってなかなかないような。
そして題名通り軽くふるえました。

結局イチとは妄想止まりで
ニと始まる現実になったけど、

イチに名前を覚えられてないことを
そこまで大事に捉えなかったら、
イチルートもあったと思う。

けどそれじゃヨシカじゃないね。
人にあだ名をつけて
本名を覚えようとしないヨシカ
だからこそあの衝撃だったんだろう。

勝手にそれぞれに要望を言うと、
イチには心開いて欲しいし
ニにはもっと人間として接して欲しいし
ヨシカには自己完結しないで欲しい。

そしたら友達になれる。笑

ヨシカの狂いように注目しちゃって
全然恋愛物語と感じなかったけど、
確かに“暴走ラブコメディ”でした。

でもヨシカは狂ってても
ちゃんと会社行って、
ちゃんと一人暮らしして、
うっざいニとのデート?も
断らずに付き合ってあげてたから
立派で優しい子だと思う笑

来留美(くるみ)には
ある程度心を開いてて、
恋の相談をするヨシカは可愛かったし。
(ヨシカを見下してる訳じゃないです)

あと、異常だし
あそこまでは流石にならないけど、
ヨシカみたいに「狂う瞬間」
っていうのは誰にでもあると思う。

他の社員が居る前で
会社の愚痴言いながら
荷物まとめるシーンとか、
隣の部屋の物音がうるさくて
怒鳴るシーンとか。

これ私自身も日常的に思ってることで。
表に出してないだけで
私の内面にはふつふつとある。

「みんな言わないで我慢してることを
お前だけが言うなよ、、」
みたいな外野の声が聞こえると同時に

ヨシカの「やってられるか!」
みたいな心の声も、
どっちの立場の気持ちも
あぁ、わかるわぁ、、と共感。

なんだかんだ興味があるのは
内面が謎のまま出番終わったイチ。
なんだかんだ好感持てたのは
ヨシカに食いついていったニ。
(玄関でのやりとり
涙出るほど良かったよ!)
大変面白かったのはもちろん
くるくる狂って行き詰まったヨシカ。

ヨシカがアンモナイトのくるくるを
外側から指で回っていって
中心で止まったシーンで、
アンモナイトはまさに
ヨシカを体現してるなあと思いました。

実際にヨシカが居たら
まず関わらないけど、
それはヨシカの妄想力を
知っているから言えること。

知らなかったら
来留美ポジションだったろうな。
(秘密の話は漏らしませんよ)

そうそう、

主題歌の「ベイビーユー」も
良かったです。

「どんな言葉も足りないや
足りても困っちゃうけどね」

って歌詞、そっちの発想があったか!
と驚きました。

この機会に
黒猫チェルシー聴いてみます。
おすすめ曲とかあったら
コメントで教えてください✩


と、思い出すままに書きましたが
この映画の解釈をまとめるならば

「いつまでも

カッコ付けてないで、

取り繕ってないで、

平気なフリしてないで、

さっさと本音話せよ!

曝け出せよ!」

です。

これが登場人物みんなの行動から
じわじわ伝わってきました。

うん。

そんな訳でめちゃ面白い映画なので
興味持ったらぜひ観てみてくださいね!

私も曝け出しつつ、
感情も論理もどっちもあって
ちゃんと伝わる文章をかけるように
がんばろうと思いました。
今はまだまだだけど、
伸びしろがあると考え進めよ私!



✩===============

最後まで読んで頂き
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それではこのへんでお開きに。

Kananeでした◟́◞̀

===============✩

#映画 #感想 #勝手にふるえてろ #綿矢りさ #黒猫チェルシー #ベイビーユー

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