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PDCAを徹底活用!「仕事」と「バス釣り」で成果を出す!
エイチームライフスタイルアドベントカレンダー2018の7日目は、株式会社エイチームライフスタイルのT.Nが担当します!
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PDCAという言葉を仕事の中で使うことが多いと思いますが、
上手くPDCAを回すことはできていますでしょうか。
自分も最初「PDCA」という言葉を聞いたとき、何をどう進めていけば良いのか分かりませんでした。
しかし、「仕事」と「私生活」でPDCAを意識して回すことで、劇的に物事が上手くいくようになりましたので、自分が行っているPDCAサイクルをご紹介したいと思います。
今回ご紹介するのは、下記の3点についてになります。
・そもそもPDCAとは?
・デザイナーの仕事で回しているPDCA
・趣味のバス釣りでのPDCA
ではまず、PDCAについておさらいしておきましょう!
そもそもPDCAとは?
そもそもPDCAとは何か?これを知って置かなければなりません。
PDCAとは、「Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)」の順を繰り返すことで、継続的に物事を改善していき成果を上げる方法になります。
Plan(計画)とは?
PDCAで最も重要になるのが、「Pの計画」をしっかり立てることです。
計画とは、目標を決め、その目標を達成させるためには、「何をしなければならないのか」を考えることです。
Do(実行)とは?
Pで決まった計画を実際に実行することになります。
ここで注意が必要なのが、「いきなり全てをやる!」ではありません。
計画で考えた仮説が正しいのかどうかを確かめなければならないため、スモールテストが可能な場所から進めていきます。
Check(評価)とは?
Dで実行した結果がどうだったのか?を評価します。
Pで目標が決まり、Dで実行したことで、目標との乖離がどうだったのかを確かめます。
Action(改善)とは?
Cで評価した結果に対して、次にやるべきことは何か?を考え次の改善に活かすことを考えます。
そして、次の改善が決まったら、Pに戻り再度計画します。
PDCAの概要を知ったところで、次に実際の事例でご紹介していきたいと思います。
デザイナーの仕事で回しているPDCAサイクル
自分が任される仕事中に、ABテストで改善率を上げ成果を出す!というミッションがあります。
ではどんなPDCAを回して成果を上げているのかご紹介したいと思います。
普段を行っているPDCA
今回任されたミッションは、「予算達成のためにCVRを上げる」事になります。
任されたミッションを達成させるためにPDCAを回し日々改善に取り組まなければなりません。
そこで、まず「Plan(計画)」を作ります。
CVRを上げるための「Plan(計画)」
まず、予算達成時のCVRと現在のCVRが何%乖離あるのかを確認します。
これを知ることで、毎月何%達成していれば、目標達成ができるのか、計画をすることができるためです。
今回、6ヶ月でCVRを現状から140%改善させるスケジュールを作ってみました。
では、140%改善するためには、どこを最適化させることで、最速で目標達成できるのかを考えます。
ここで重要なのが、CVRを上げるミッションはあるが、そもそもなぜCVRを上げると予算達成できるのかを意識することです。
CVRが上がると、何が起こるのか?
CVRが上がると、申込数が上がり売上が上がるに紐付きます。
では、どこを140%改善すると一番売上にインパクトがあるのか?を見つけ出し、そこに重点をおきます。
どこを改善すべきなのかは、Google Analyticsなどのデータから必要な情報を抜き出し見極めます。
上記の表のデータがあった場合、一番売上インパクトが大きい「Bページ」から施策をすることで、売上を早く上げることができるため、再注力ページとします。
※ただし、検証をスピーディーにやるため、ログ数が多いページを対策し「早く事実を知る」事もフェーズによっては必要。
施策する場所が決まったら、どうやったらこのページのCVRが上がるのかを考えます。
CVRを上げるための「Do(実行)」
ページに対して施策内容が決まったら、ABテストなどの実行に移します。
ここで重要なのが、いかに早く実装することができるかになります。
実装を早くすることで、「早く事実を知ることができ、次のアクションに繋げることができる」ためです。
実行し結果が分かったら、評価に移ります。
CVRを上げるための「Check(評価)」
実行した結果をデータで評価していきます。
ここで重要なのが、CVR以外の数値も見ることです。
実行結果を見ると、CVRがオリジナルに比べて下がっているが、CTRは上昇していることが分かります。
結果が分かったら、ここから次の改善案を考えるAに移ります。
CVRを上げるための「Action(改善)」
「なぜCTRは上がったのか?」そして、「なぜCVRが下がったのか」、「ユーザーの行動はどう変化したのか」をツールなどを使い分析していきます。
そこで、新しい仮説を作りどうしたら、CVRを上げられるのか考えます。
このサイクルを繰り返すことで、効率よく改善が進み、成果が上がるPDCAサイクルを生み出すことができます。
では、このサイクルを趣味に置き換え、趣味のバス釣りでも活用してみます。
趣味のバス釣りで回しているPDCAサイクル
バス釣りは、毎回PDCAを回さなければ釣れないほど難易度が高い釣りになります。
そこで、仕事での経験をバス釣りに活かし釣果を最大化させようと考えました。
バス釣りでの「Plan(計画)」
まずは、目標を決めます。
今回決めた目標は「1匹は釣る」事です。
そのために、どんな釣り方をしたら良いのか?どんなポイントに行けば良いのか?など、釣るための方法を考えます。
1匹釣るために、
・どこのポイントで釣ることができるのか
・その地形はどうなっているのか
・どんなルアーをどんなアクションをさせれば釣れるのか
・その日の気温でどんな変化が起こるのか
釣るための方法を考えたら、それを実行に移します。
バス釣りでの「Do(実行)」
考えておいた、戦略を試します。
このとき、重要なのが仕事の時と同様「いかに早く事実を知ることができるか」になりますので、考えた仮説を次から次へと試していきます。
バス釣りでの「Check(評価)」
ここで、考えた戦略を試し終え、釣れた場合は「なぜ釣れたのか?」そして、釣れなかった場合「なぜ釣れなかったのか?」を考えるのが大切になります。
そして、もし釣れた場合は、目標を達成して終わりではなく、次の再現性に繋げるために、振り返りを必ずします。
バス釣りでの「Action(改善)」
振り返りをしながら、次の戦略を練り直します。
釣れた場合は、その日「なぜそこで釣れたのか。」を整理し同じことを再現できるように良かった点を洗い出します。
そして、釣れなかった場合は「なぜ釣れなかったのか。」を考え、次どうやったら釣れるのかを考えます。
これを繰り替えることがバス釣りでのPDCAになり、確実に成果が上げられています。
このように、PDCAはどんな事にも使え、成果を上げるサイクルを作り出すことができます。
最後になりますが、PDCAで重要なのは「計画をしっかり立て」「なぜできたのか?できなかったのか?」を振り返り、次のアクションに繋げることになります。
ぜひ、参考になれば幸いです。
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エイチームライフスタイルアドベントカレンダー2018、明日はjunkforloveさんに書いてもらう予定です。お楽しみに!
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