イーロン・マスクのおかげで資金を増やせたときに考えていたこと
どうも、NTです。
Bunnyで儲けたときの記事に少し反響があったので、少し前になりますけど犬系コインで自分が儲けたときに考えていたことを書いてみようかと思います。
・前提1 イーロン・マスクは犬系コイン推し
本格的な話に入る前に少しだけ、そもそもの話をしようと思います。
Tesla社のCEOとして有名なイーロン・マスク氏は、仮想通貨にも興味を持っていて、彼のイチオシはDogeコインという柴犬をモチーフにしたコインです。
そして彼がDogeコインについてつぶやくたびに、Dogeの価格、そしてそれを真似て作られた犬系コイン(Shiba Inuコイン、Akita Inuコイン)の価格も上がるという状況が作られていました。
・前提2 犬系コインは特に使用用途はない
そしてDogeコイン含め、犬系コインには裏に何らかのプロジェクトがあるわけではありません。
他のトークンだと、持っていることで何らかの権利が得られる、もしくはそのトークンをなにかに使えたりするのですが、犬系コインにはそれはありません。
だから犬系コインの価格はシンプルに「なんだか価格が上がりそう」という期待感によってのみ動いているのだと考えられます。
・前提3 そんなイーロン・マスクがテレビ出演する
Dogeコインの価格を釣り上げたことで市場でも注目を集めていたマスク氏が、2021/5/8にアメリカのSNLというテレビ番組に出演することが決まりました。
これを受けて徐々にですが、息を潜めていた犬系コインが値上がりしはじめました。
「マスク氏がテレビ内で犬系コインについて触れるに違いない」
「そしてそれにより、価格があがるに違いない」
そういう期待のためです。
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さて、ここまでが前提条件でした。
そして自分はこの前提条件を踏まえ以下のように考えました。
①犬系コインの価格が「期待」によって決まっている以上、テレビ出演の日が近づくにつれて、価格が上がることが間違いない。
②問題は、どの犬系コインに投資すれば最大のリターンが得られるか見極めること。
というわけで、ここから簡単ですが追加の分析をしてみることにしました。
・追加分析1 そもそも仮想通貨を買っている人ってどれくらいいるのか?
まあ実際はこの部分はなくても構わないのですが、分析をわかりやすくするためにやってみました。
まず世界の総人口は、約80億人です。
そして次のサイトから、世界の人口ピラミッドを見ることが可能です。
ここに載っている情報を元にすると、ある程度お金があり、仮想通貨に興味を持つ可能性の高い20代~40代の人口は、全人口の約45%になり、36億人と算出されます。
例えばこの36億人のうち、20人に1人が実際に仮想通貨に触れているとすると(40人のクラスで2人が買っていると考えるとあながち的外れでもない気がします)、全世界で仮想通貨を購入している人口は1.8億人と推計できます。
そして実際は、ここに10代や50代以上の参加もあるので、ここはきりよく「2億人が仮想通貨を購入している」と仮定してみます。
・追加分析2 犬系コインの時価総額から一人あたりの平均投資額を推定する
マスク氏がテレビ出演したのは、2021年の5/8でした。
この一週間前(5/1)の犬系コインの時価総額を見てみると、
・Dogeコイン $37×1300億枚=480億ドル
・Shiba Inuコイン $0.000002×1000兆枚=20億ドル
・Akita Inuコイン $0.0000015×=1億5000万ドル
という感じでした。
ためしにさっき推定した2億人と合わせて考えてみると、Dogeコインについては一人当たり240億ドル投資していることになります。
日本円で26,000円程度。
こう考えてみると、2億人という推定はとんでもなく的外れというわけではなさそうです。
そしてこれを他のコインにも適用すると、
Shiba Inuには一人当たり、1000円ほど、
Akita Inuには一人当たり、80円ほど、
投資していることになります。
以上のことから、ここからさらにDogeコインに資金を追加するのは難しくても、ShibaやAkitaに投資家が資金を追加するのは容易であり、伸びしろも十分と考えられます。
もしこのまま犬系コインの価格が伸びていくことがあれば、一人5000円くらい入れるのはまったくあり得る話です。
というわけで自分は、犬系コインの中でもまずはAkitaに絞って投資をしてみることにしました。
※ここでの議論はあくまで推定を直感的にわかりやすくするものであり、実際に仮想通貨の投資家が2億人いるかどうかは重要ではありません。
結局言っていることは、ShibaやAkitaがDogeよりも時価総額が結構低かったということです。
・では市場はどうなったか?
当初こんな感じで考えていたわけですが、実際に市場はどうなったのでしょうか?
結論から言うと、犬系コインは自分の読み通り価格上昇を見せました。
5/1→5/8の中で
Doge $37→$74(×2倍)
Shiba $0.000002→$0.00002 (×10倍)
Akita $0.0000015→$0.0000065(×4倍)
という感じで価格が推移しました。
自分としてはAkitaのほうがShibaよりも上昇率が高くなると思っていたのですが、もしかしたらコインの知名度に差があったのかもしれません。
ただ間違いなく自分の読み通り、Dogeに投資するよりは、他の犬系に投資しておいたほうが良いリターンを得られました。
これが的中したのは、結構嬉しかったです。
・教訓と学び
しかし嬉しい一方で悔しいこともたくさんありました。
自分の読みを信じきれずに途中で何度も利確を入れてしまったこと、
イーロン・マスクのテレビ出演後もShiba、Akitaの価格は上がり続けたこと、(完全に盲点でした...)
そもそもShibaやAkitaの発行枚数の半分は、バーンに等しい状態(市場に出回っていない)にあったこと
犬系コインの値上がりにつられて動物系コインも値上がりしたこと、
などなど、、
そして結局、自分の戦いは投資額を2.5倍にしたところで幕を閉じました。
もっと儲けられたのは間違いないのですが、こういうのは資金を持ち帰ることが大事なのだなと、その後の値下がり具合をみて思います。
なにはともあれ、貴重な経験ができたことは間違いなく、またこの記事の内容が少しでも誰かの役に立てば幸いです。
最後に犬系コインを買うことのできる取引所の招待リンクを貼っておきます。
手数料の一部が割引されるのでよかったら使ってみてください。
それでは。