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短編:ライブ プリフロップをマスター
注意:本記事はとても短く20分以内に読了できます。
先日、GTO wizardの機能にてライブキャッシュのPreFlopがアップグレードしていました。そんなこともあり今回の記事では、ライブキャッシュのPreFlop Soloutionに焦点をあてていきます。
具体的には、ライブキャッシュ 9maxのプリフロップです。
この記事を見て、「PreFlopだけはできる」というようになりましょう。
以前の記事(割と大事なTips)
本記事では
GTO wizard 9max Live 10% 150bb general
を採択しています。
この設定の詳細は、ライブポーカーのようにレーキ10%と高い場合のものです。
Openレンジ
![](https://assets.st-note.com/img/1711413192601-AGewU2Umlu.png?width=1200)
UTG〜SBまでのOpen頻度を折れ線グラフにし可視化しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1711421676513-uLumX4Ld1x.png?width=1200)
すると平均Open頻度は24.46%になりました。このように可視化するとUTG〜UTG+2が非常にタイトであることが再確認できます。
加えてBTNはなんとレンジ全体で43%でOpenしています。BTNとSBのOpen頻度がとても高いことが特徴的です。(ライブポーカーでSBまでFOLDで回ってくることはほとんどないですが)
では、UTGから見ていきましょう。
UTG
![](https://assets.st-note.com/img/1711413718870-bxldLSsbps.png?width=1200)
こちらはUTGのOpenレンジです。
全体として、9maxのためか非常にタイトであることがわかります。
キーレンジとしては、55s、ATo、KTo、A3s、K5sです。
(このようにOpenレンジを覚える際は下限のレンジ(EV0,Indifferentレンジ)を覚えるようにしましょう。)
キーレンジであるK5sや76s、65sがOpenレンジにある理由はカバレッジの考慮しているからと考えられます。
さらに、TTsに注目してください。
TTsのEV=0であり、AQoのEV=0.05になっています。このようにテーブル人数が多く、Flop到達確率が高い場合、ポケットペア<ハイカード2枚(Kx以上)になるということが言えます。
テーブル人数が多い場合、ポケット<AQ、KJsのようなハイカード2枚
しかし、ライブポーカーのようにSRPかつマルチウェイになりやすい環境であるとポケットでのセットマインがとても有効であることも忘れないようにしましょう。
では、実際に覚える方法を紹介します。GTO wizardのRange Builderという機能を使います。
![](https://assets.st-note.com/img/1711414195899-H43dWAumXy.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1711414173890-gv121pdhuS.png?width=1200)
上図のように全てがFOLDになっています。この白紙のレンジに先ほどのキーレンジからRaiseに塗ります。最初は頻度まではなんとなくでやってみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1711414412089-FysjfO1N9C.png?width=1200)
このように塗ったら下限以上はOpen頻度があると判断できますね(K6〜K9sは除く)
![](https://assets.st-note.com/img/1711414977613-kt9J4Qarw4.png?width=1200)
では、正解か不正解を見てみましょう。
98%一致していました。ややMistakeしてしまいましたが、このように学習するといいですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1711415014435-Y6jHQjg3Fd.png?width=1200)
練習はこちらから↓このリンクから登録すると10%offになります。
紙媒体DLはこちら↓
https://drive.google.com/file/d/1QK1eHftMSffdHhS294pUFg38-O73SjiC/view?usp=drivesdk
UTG+1,UTG+2
赤い四角に注目してください。
![](https://assets.st-note.com/img/1711425307326-n4fh18Iytc.png?width=1200)
UTG+1
一番左のUTGとUTG+1を比較すると、UTG+1はA5o、QJs、K9sが変化しています。
ここでTTsのEVが0.04になり、100%頻度Openになっています。
UTG+2
UTG+2はA5oとKToのOpen頻度が一定数あるのが特徴的です。
さらにUTG+2になると、A2sのOpen頻度が100%になっています。
LJ
![](https://assets.st-note.com/img/1711424058598-n5i18SKMG0.png?width=1200)
LJのOpenレンジはかなり見慣れたレンジになってきました。TTs 〜77sのOpen頻度がある程度あります。LJになるとTTsのEVが安定してきました。
A9oとA5oのOpen頻度があります。この部分に関しては、カバレッジをうまくカバーするためと考えられます。
LJのキーレンジはA9o、A5o、55s、KTo、QJo、K7s、99sのEVプラ転
![](https://assets.st-note.com/img/1711428308394-2L8f5u8Jke.png?width=1200)
HJ
![](https://assets.st-note.com/img/1711426815490-7NVlrTAUKc.png?width=1200)
キーレンジは、99sのEV+0.02化、A8o、K5s以上、QTsです。
CO
![](https://assets.st-note.com/img/1711426840065-sn1cCb2d7Y.png?width=1200)
BTN
![](https://assets.st-note.com/img/1711426884826-ezechY7i5I.png?width=1200)
今回の記事はここまでです。キーレンジとポイントを抑えておくことですぐにPreFlopを覚えることができると思います!
ぜひ、試してみてください。
GTO wizardの公式パートナーとして活動しています。
POKER GYMという新たな選択肢
![](https://assets.st-note.com/img/1711428636599-vzXHM5SnBR.png?width=1200)
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