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楽天ブラックカード「年会費」の損益分岐点

楽天ブラックカードの年会費は33,000円(税込)。

楽天プレミアムカードの年会費が11,000円なので、カードを切り替える場合はその差額=22,000円が損益分岐点となり、その回収方法が気になるところ。この記事では、筆者が自分を納得させるために挙げた数々の理由w を紹介します。

といっても「切り替えありき」で都合のいい理由を並べるようなことはしません。筆者の今のライフスタイルを変えることなく、現実的にシミュレーションしました。結論を最初に書くと、楽天プレミアムカードの年会費との差額22,000円なんて軽く吹き飛ぶくらいの経済的メリットが。間違いなく「楽天カード最高峰の優待」が受けられます。

この言葉に嘘はなかった

魅力が伝わらない公式サイト

楽天ブラックカードは「楽天カード最高峰の優待をお届け」するはずなのに、正直なところプレスリリースや、公式サイトの説明では筆者は魅力を感じ取れず。いくらヘビーな楽天ファンとして「楽天ブラックカード欲しいなぁ」という気持ちはあっても、年会費に見合う優待が伴ってないと納得できません

「プレスリリース」https://www.rakuten-card.co.jp/corporate/press_release/20240702/
「公式サイト」https://www.rakuten-card.co.jp/card/black_card/

左のプレスリリースだと、年会費が3倍上がるわりに楽天証券とコンシェルジュ以外のメリットがしょぼい。楽天マガジンと楽天ミュージックの中途半端な優待なんて書かない方がいいのではw 右の公式サイトの説明だと、第一印象は楽天証券以外の優待内容は「楽天プレミアムカードと同じ?」。プレスリリースでは「NEW」ってアピールされてた楽天マガジンと楽天ミュージックは欄外に小さく追いやられてる。何が起きた?w

公式サイトの説明だとアピールが弱く、これじゃあ申し込む気になれなくても仕方ない。「楽天プレミアムカードのままでいいじゃないか」と思ってしまう人も多いと思い、楽天ブラックカードの経済的魅力を筆者独自の視点で以下に整理しました。

申し込みの決定打となった5つの優待

旅行しない、海外も行かない、投資はしない、いいレストランやホテルも行かない、、という人もいるでしょう。残念ですがそういう方は、限度額が引き上げられる可能性だけが楽天ブラックカードに切り替えるメリットになるため、おすすめしません。(ちなみに筆者の限度額は最初の記事に→「楽天ブラックカードが届いた」)

しかし、楽天ブラックカードの申込条件のひとつ、「年間請求金額が500万円以上」をクリアしている方なら、旅行・レストラン・ホテル・投資といったキーワードのいくつかが刺さるのではないかと思います。筆者は全部刺さりますw

楽天プレミアムカードの優待と比べ、楽天ブラックカードが経済的に威力を発揮するのは以下の用途。

  1. 楽天トラベル
    トラベルコース適用でいつでもポイント+1倍。

  2. Priority Pass
    海外の空港ラウンジの年間利用回数が無制限。同伴者2名まで無料。

  3. 楽天証券
    投信積立でポイント2%還元。

  4. 招待日和(Mastercardの場合)
    高級レストランでのコース食事代が1名分無料。

  5. ホテル優待(Mastercardの場合)
    部屋のアップグレード、朝食無料、ホテル内クレジットなどの優待。

細かいところでは海外旅行傷害保険の増額や、家族カードが年会費無料とかもありますが、楽天プレミアムカードとの差別化要因としてはおまけ程度。コンシェルジュについては、便利だけど値段をつけにくいので除外しました。

ではこの5つの違いについて説明していきます。

1.楽天トラベル (トラベルコースでいつでもポイント+1倍)

まずは以下3つのコースについて。ここ、多くの方が着目していないように思いますが、実はすごい

  • 楽天市場コース → 毎週火・木はポイント+1倍

  • トラベルコース → いつでもポイント+1倍

  • エンタメコース → Rakuten TVと楽天ブックスがいつでもポイント+1倍

楽天プレミアムカードではこの3つのコースから1つ選ぶことになり、多くの方は「楽天市場コース」か「トラベルコース」を選ぶのではないかと。しかし2025年1月以降、楽天プレミアムカードは「楽天市場コース」しか選べなくなることが発表されています。

「楽天プレミアムカード公式サイト」https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-premium-card/

そんな中、楽天ブラックカードは2025年以降も「楽天市場コース」も「トラベルコース」も「エンタメコース」も、この中から1つ選ぶどころか全部付帯。なので「トラベルコース」は2025年以降は楽天ブラックカード専用ということに。では、この「トラベルコース」がどれだけお得なのかというと、いまやSPUの楽天トラベル以上に強い

SPUの楽天トラベルで獲得できるのは毎月上限1,000ポイントなのに対し、「トラベルコース」の獲得上限は10,000ポイント。注意点として2024年10月以降は、全3コース合計で10,000ポイント上限にはなったけど、仮に楽天市場で50万円のお買い物をして5,000ポイント獲得しても、トラベルコースでまだ5,000ポイント分の余地が残されてる。金額換算するとSPUでは10万円の旅行代で獲得上限ポイントに達してしまうのに対し(10万円x1%で1,000ポイントになるので)、トラベルコースなら最大100万円分までポイントが付与されます(100万円x1%で10,000ポイント)。楽天ブラックカードを持っていると、楽天トラベル利用時はSPUとトラベルコースの両方が適用され、同じ1%還元率でも10万円を超えると後者の優待ポイントの方が多くもらえます。海外旅行や、国内でもハイシーズンにいいホテルに数泊すれば10万円は軽く超えてしまうので、そこがちゃんとポイントで戻ってくるのはありがたい。

2023年12月、SPUの楽天トラベルは獲得上限が15,000ポイント(ダイヤモンド会員の場合)から1,000ポイントに改悪されたが、トラベルコースは上限10,000ポイント。
https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-premium-card/service/choose_p/
しかし2024年10月から、楽天ブラックカードも3コース合算で10,000ポイント上限と改悪された点は気に留めておきたい
https://www.rakuten-card.co.jp/card/black_card/

筆者の場合、昨年は2回、楽天トラベルで20万円と60万円の旅行をしました。もし2025年も同じような旅行をすると楽天ブラックカードと楽天プレミアムカードで獲得できるポイントの差は年間8,000ポイント。楽天プレミアムカードでは「トラベルコース」が選択できなくなり、SPUでしかポイントが獲得できなくなるためです。

  • トラベルコース=8,000ポイント獲得
    ・20万円の旅行:旅行代 x 1%=2,000ポイント獲得。
    ・60万円の旅行:旅行代 x 1%=6,000ポイント獲得。

  • 参考まで)SPU=2,000ポイント獲得
    ・20万円の旅行:旅行代 x 1%=2,000だが、SPU上限で1,000ポイント獲得。
    ・60万円の旅行:旅行代 x 1%=6,000だが、SPU上限で1,000ポイント獲得。

「トラベルコース」なかなかいいですよね。これの獲得上限ポイントも、SPUと同じ1,000ポイントとかに将来引き下げられないことを祈ってます。

2.Priority Pass(利用回数無制限&同伴者2名無料)

海外旅行で、旅の負担を大幅に減らしてくれるのが空港ラウンジ。長旅になるほどPriority Passは必携のアイテムです。楽天プレミアムカードに付帯するPriority Passは本人のみ無料で、同伴者は1名につき3,300円(税込)。また、2025年1月以降は無料での年間利用回数が5回に制限されることが発表されてます。

対する楽天ブラックカードは、2025年以降も同伴者は2名まで無料年間利用回数は無制限という大きな違いが。

「楽天プレミアムカード公式サイト」
https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-premium-card/

海外旅行は一人で行くし、Priority Passも年間5回も使わないよ」という人も全然いると思います。また、行くとしても頻度は人によってかなり差が。まぁここは、筆者の例で進めさせてくださいw

昨年はコロナが実質的に明け、趣味としての海外旅行が復活した年でした。渡航先は春にハワイ、秋にフランス。Priority Passの年間利用回数=海外旅行に行った2回かなぁ、くらいに思ってたけど、ちゃんと数えたら意外や意外6回も使ってました。以下が内訳。

  • ハワイ(Priority Pass利用回数=2回)
    往路:羽田空港で1回。
    復路:ダニエル・K・イノウエ空港で1回。

  • フランス(4回!)
    往路:乗り継ぎのドバイ空港で1回。
    復路:パリのシャルル・ド・ゴール空港で1回。
    復路:乗り継ぎのドバイ空港で2回

フランス帰りのドバイ空港で2回もPriority Passを利用したのは、乗り継ぎ便の待ち時間が7時間もあったせい。最初に入ったラウンジだけでは時間を潰しきれず、ターミナル内を隅から隅まで探検しても半分も時間が経たなくて。幸い、ドバイ空港には利用できるラウンジが複数あるので、途中で評価の高い別のラウンジを見つけてそっちにも行ってみました。つまりそれでラウンジを2回利用した計算に。こういう「ラウンジチェンジ」ができるのもPriority Passの良さですね。しかし、もしこれが2025年以降で、利用回数が5回に制限された後だったらドバイ空港でイス寝りするハメになってたところ。

ここから言えるのは、年に2回以上海外に行き、国内の空港で出発前にラウンジに寄ったり、乗り継ぎがあったり、乗り継ぎ便の待機時間がえらく長い場合は、Priority Passの出番は簡単に5回を超えてしまうということ。楽天プレミアムカードに付帯のPriority Passだと上限に達してしまいます。楽天ブラックカードだとこの心配が無用なのは、ありがたいことこの上ない。

ではここでも、楽天プレミアムカードと楽天ブラックカードの優待差を金額に置き換えてみたいと思います。筆者の場合、結果は25,050円。根拠は以下。

  • Priority Passの年間利用回数
    筆者の昨年実績だと6回。利用回数を減らすように工夫すれば5回に収めることも可能だろうけど、工夫できないシチュエーションもあると想定。2025年以降は、楽天プレミアムカードだと年間6回利用すると追加費用1回分の$35(=5,250円。1ドル150円換算の場合)が発生。

  • 同伴者費用
    一人旅なら同伴者はいないし、同伴者がいてもその人もPriority Passを持っている可能性が。しかし昨年の筆者の例だと、全ての旅行に同伴者1名がいたため、計6回追加費用を払って一緒にラウンジに入れるようにしました。その費用は合計19,800円(1回3,300円 x 6回)。

3.楽天証券(カード払いの投信積立で2%還元)

旅行系の話は終わりにして、次は楽天証券。投資信託の積立を楽天カード払いにするとポイントが還元されます。還元率はカードの種類ごとに決まっており、カード決済の上限は月10万円まで(なので毎月30万円積み立てるとかはできない)。

「楽天証券」クレカ積立の紹介
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/rfund/guide/creditcard.html

楽天プレミアムカードで決済した場合のポイント還元率は1%なのに対し、楽天ブラックカードだと2%が還元。これはある意味2%の利益が約束されるようなもので(購入後に価格が変わらなければ、の前提ですが)、リスクがつきものの投資の世界で損失リスクを低減してくれると思えば魅力たっぷり。

ここでも楽天プレミアムカードとの優待差で得られる経済的メリットを計算してみましょう。前述のようにカード払いの上限は月10万円ですが、筆者の場合はそこまでがんばらず、月5万円という控えめプライスでいきます。その場合、

  • 楽天プレミアムカードだと(還元率1%)、
    = 毎月500ポイント、年間6,000ポイント還元。

  • 楽天ブラックカードだと(還元率2%)、
    = 毎月1,000ポイント、年間12,000ポイント還元。

楽天プレミアムカードと比べ、年間6,000ポイント多く還元されることに。もちろん上限の10万円を毎月投資すれば、年間差額は12,000ポイントです。

楽天証券の投資信託積立注文のページ。ここから買える

4.招待日和(レストランのコース食事代1名無料)

「招待日和」は、国際ブランドにMastercardを選んだ場合の優待特典。Visa / JCB / AMEXにも似たような優待はありますが、いろいろ比較した結果、筆者は招待日和が最も豪華かつ分かりやすいシステムだと感じてMastercardを選択しました。

招待日和の使い勝手については、思うことがあるのでまた別の記事で紹介します。今回は本題に沿って、楽天ブラックカードならではの優待として招待日和から得られる経済的なメリットに焦点を当てて考察します。

招待日和について少し説明すると、

  • 全国約200の有名レストランでコース料理を注文すると、同伴者1名分が無料に。

  • 対象レストランのコース料理の価格帯は、1〜2万円台が最も多く、次いで2〜3万円台が多い印象。

実際に招待日和のサイトを覗いてみましょう。

「招待日和」は会員でなくても閲覧可能。しかしログインした方が多くのレストランが表示される
https://syotaibiyori.com/site/mastercard
東京の山手線内の地域で絞り込むと、72軒がヒット。
つまり招待日和の全レストランの1/3がこのエリアに集中している

東京の山手線内エリアで検索し、検索結果1ページ目に表示された20軒のお店の「1名あたりの」コース料理の価格帯を調べてみました。

  • 1万円以下: 2軒(10%。最安は8,800円)

  • 1〜2万円:12軒(60%)

  • 2〜3万円: 5軒(25%)

  • 3〜4万円: 1軒(5%。最高は33,000円)

  • 4万円以上: 0軒

最も多いのが1万円台のコース料理で、60%を占めます。これが1名分無料になるのはデカい。次いで多いのが2万円台のコース。価格が上がれば上がるほどお得感と出費が増す、イタ気持ちいい構図。

ここで明かします。筆者が楽天ブラックカードに切り替えた最大の理由は、「招待日和」があるから。もちろんこの記事で挙げた他の優待も素晴らしいのですが、決め手になったのがこれです。

だって普段は二人で行ったら2万円のレストランが半額の1万円になるって、そんな分かりやすく大きなメリットってないですよね。これが二人で4万円なら、2万円分が無料。

筆者のリアルシミュレーションとして「3ヶ月に一度、つまり年4回、1名15,000円のコース料理を注文」した場合は、年間60,000円もお得に。つまり楽天ブラックカードの年会費はこれだけで2年分も回収可能。利用頻度を半分の年2回利用としても年会費1年分が回収できる。楽天プレミアムカードの年会費との差額、22,000円ならほぼ1回で回収。強すぎる。

ちなみに招待日和は個人での入会も可能ですが、対象は「医師のみ」という狭き門。年会費は楽天ブラックカードと同じ33,000円です。

「招待日和 公式サイト」https://syotaibiyori.com/s/jp_ja/intro.html

5.ホテル優待(お部屋アップグレードなど)

これが最後。招待日和に続いて、こちらもMastercardを選んだ場合の優待のひとつ。といってもVisa / JCB / AMEXにも似たような優待があります。ホテル優待についてはどれか特定の国際ブランドが有利かというと、少なくとも筆者は「招待日和」のような圧勝と思える国際ブランドはないように感じました。

楽天ブラックカードのFAQ「国際ブランドごとのサービス比較」
https://support.rakuten-card.jp/faq/show/170718

Mastercardの会員専用サイトで、実際にどのようなホテルで部屋のアップグレードなどの優待が用意されているかいくつか紹介します。 

11月下旬の平日の宿泊で、東京23区内のホテルを検索すると257件がヒット。
このサイトは会員でないと閲覧できない
コンラッド東京と、アマン東京の例。優待内容は実に素晴らしい

サイトを見ていて、いいなと思った点はこちら。

  • 部屋のアップグレードがある場合は、朝食が無料になったり、食事やお土産に使えるホテル内クレジットが付与されることが多い(むしろそれがデフォ)。

  • 招待日和と同様、基本的に高級か格式高いホテルが中心。お得感と出費が同時UPするやつです。

逆に、サイトを見てイケてないと思った点は、

  • 優待が適用されるホテルとプランの選択肢は、期待したほど多くない。2万円台でも部屋のアップグレードなどが可能なホテルは少数あるけど、最も多いのは平日でも一泊5〜10万円台。週末・祝日は当然もっと高くなります。

  • サイトの使い勝手は悪い。検索機能はかなりクセ者で、使えるキーワードが固定かつ独特。検索結果の絞り込みや並び順変更もできない。

  • 優待がないホテルもたくさん載ってる。優待なしのホテルの価格は、楽天トラベルや一休などで予約する方が少し安い。

  • 予約時は楽天トラベルを経由するわけではないため、SPUや前述の「トラベルコース」のポイントがもらえない

イケてない点も多いけど、優待があるホテルをうまく見つけて利用できれば、メリットは十二分に。ここでも、楽天ブラックカードを利用するといくらお得になるのかシミュレーション。筆者の場合、

  • 年に2回

  • ゴールデンウィークやお盆ではない普通の土曜日の夜に、

  • 大人2名1泊

  • 場所は京都

  • 予算は一泊65,000円以下。(5万円だと優待付きのホテルがなかった!)

この条件で探すと、部屋のアップグレードなどの優待があるホテルは1件のみ。予算を10万円に上げれば選択肢はもっと増えるんだけど。ホテルの名前は配慮して伏せますが、4つ星で筆者もぜひ泊まってみたい魅力的な物件です。

部屋のアップグレードのほか、朝食は2名無料、アーリー&レイトチェックアウトも含まれる

正確な金額換算はちょっと難しいのですが、このホテルの公式サイトであれこれ調べると、このホテルの場合「ワンランク上の部屋」は大体2万円くらい上乗せされ、朝食は1名につき4,000円の模様。つまりこの優待で得られるメリットは1回あたり28,000円かそれ以上(20,000円相当のお部屋アップグレード+朝食代4,000円x2名分)。前述のように、優待ありのホテルは選択肢が多くない印象なので、現実的に筆者が使うとしたら年1回かなぁ。

まとめ(結局いくら得する?)

圧倒的な費用対効果が判明した楽天ブラックカード。ちゃんと調べたら筆者の期待を遥かに上回る結果に

本記事では筆者の事例で、楽天プレミアムカードから、楽天ブラックカードに切り替えた場合の経済的メリットを5つ挙げました。

  1. 楽天トラベル(トラベルコース適用でいつでもポイント+1倍)
    8,000ポイント

  2. Priority Pass(利用回数無制限&同伴者2名無料)
    25,050円

  3. 楽天証券(カード払いの投信積立で2%還元)
    6,000ポイント

  4. 招待日和(レストランのコース食事代が1名無料)
    60,000円

  5. ホテル優待(部屋のアップグレードなど)
    28,000円

合計: 127,050円(相当のポイントも含む)

筆者の場合、楽天プレミアムカード時代と同じような生活をしても、この5つの優待から得られる経済的メリットは12万円以上。楽天プレミアムカードの年会費差額、22,000円なんて楽天ブラックカードに切り替えれば容易に回収可能なことが確認できました。

この計算結果は人によって少なくなる場合もあれば、多くなることも当然あります。筆者以上に旅行をする方、旅の中でホテルにお金をかける方、投信積立は限度額MAXでいきたい方、グルメ三昧な方、であれば、経済的メリットはさらに大きく。とにかく楽天ブラックカードの年会費は全く高くないこと、「人生をどこまでも楽しむ」ことに貢献してくれること、「楽天カード最高峰の優待」はただの飾り文句ではないことが、本記事を読んでくださった方に伝わればと思います。


次の記事では、Mastercardの優待内容のひとつ「招待日和」について詳しく書こうと思います。

楽天ブラックカードに関する過去の記事はこちら:
「楽天ブラックカード」考察シリーズ(1)

「楽天ブラックカード」考察シリーズ(2)

「楽天ブラックカード」考察シリーズ(3)


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