Delta +

以下は、上記リンク先からの抜粋

短期間に多くの感染者がイギリスで出た大きな要因は、渡航者の多さだと多くの専門家は考えている。

イングランド公衆衛生庁(PHE)の統計によると、渡航者が少なくとも500回はデルタ株をイギリスに持ち込んだとみられる。

ウイルス検査の検体から遺伝物質を分析し、含まれる変異株を調べている英サンガー研究所のジェフリー・バレット博士は、渡航者が海外から持ち込んだ件数は実際には1000件を超えると見ている。

これは重要な点だ。ウイルスの広がり方が不規則だからだ。ウイルス感染者1人が次に何人に感染させるかを示す実効再​生産数「R」について話すとき、社会的距離も感染対策も何もしなければ、1人の感染者は平均3人に新型ウイルスをうつす可能性がよく言われる。

しかし現実には、すべての人がそれぞれ3人にウイルスをうつすわけではない。むしろ、1人が30人にうつすかもしれないし、別の人は誰にもうつさないかもしれない。これは各自の体がウイルスにどう反応するかが違うからかもしれないし、あるいは行動や暮らしぶりの違いが関係するかもしれない。

偶然も要因になる。もし5人が変異株を保有してイギリスに到着したとして、運が良ければ5人とも誰にもうつさない可能性もある。しかし500人が変異株を保有して入国した場合、少なくとも1人がウイルスをまわりにうつす確率はそれだけ上がる。スーパースプレッダーになることだってある。

そのため、デルタ株を保有する渡航者が5人入国するか500人入国するかの違いは、単純に感染者が100倍になるということではない。変異株がそのまま広がらずに消滅するか、それとも急拡大するかの違いになり得る。

加えて、デルタ株がイギリスに入った時期は、規制が緩和され始めた時期と重なる。しかも寒波の最中だった。寒さの影響で人は室内にこもりがちで、その分だけ感染は広がりやすかったし、寒い分だけウイルスは屋外で「長生き」できた。


デルタ株は、イギリスのみならず世界中に蔓延していますが、イギリスで特に増加傾向にある原因の一つとしてはワクチンの種類ではないかと思います。AZ(アストラゼネカ)のワクチンは免疫逃避するタイプの変異型には効果が下がると言われていましたので、AZを多く接種しているイギリスでは再増加してきているのではないかと思っています。


デルタプラスは、(もはやルンバの製品名みたいになってきてますが・・・)デルタ株より更に感染力が強いとも言われています。(公式見解や論文では確認できていませんが・・・)


また、スパコン「富岳」がデルタ株の感染リスク(率)をはじき出したようです。1mで35%の感染リスクがあるとのこと。なのでマスク未着用のない人とは2m離れましょうとのことでした。


感染力が上がろうが、感染対策は何ら変わりません。

手洗いと個人防護具の着用です。



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