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初めての 診療報酬改定レポート47

1月21日中央社会保険医療協議会総会(第512回)公聴会 意見発表者による意見発表、中医協委員からの質問についての忘備録


公聴会では12名の意見発表があった。中でもピーペック代表理事 宿野部武志様の発表には感銘を受けた。市民として医療政策形成の場で毅然と意見を発表し、あるべき医療に変えていこうとする姿勢。よって宿野部様の発表及び委員からの質問につき記述する


〇宿野部様の提言


①ピアサポートの活用 チーム医療に参加し支援する仕組みを考えてはどうか
②療養就労両立支援 実施実態が少なく要件緩和しより実効性を高めてはどうか
③オンライン診療 療養希望者が格差なく治療を受けられる医療機関 体制構築を希望
④診療明細書 患者が受けた医療を理解し参画意識を高めるための整備が必要

〇委員からの質疑応答


間宮委員)・医療者のピアサポート紹介実績は→疾患により異なる がん領域は進んでいる
・ピアサポートワーカーとは→米国では市民が患者と伴走し医療費低減の実績があり、医療者負担軽減としても必要と考える
佐保委員)・療養就労両立支援の問題点→事例が少ない 障害者手帳を持たない難病患者は枠外となっている
池端委員)・オンラインと対面診療の関係は→基本は対面診療で信頼関係を築く オンラインは患者の感染リスクや通院負荷を減じる
城守委員)療養就労両立支援の改善案→ 症状を要件として要望する 働き辛さのサポートは病名ではなく症状に対して必要 主治医と産業医の連携を密にする 企業側の対応もフレキシブルにする必要がある

追記)同日レムデシベルの在宅及び宿泊療養施設での投与について議題提示があり、即日承認された


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