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初めての 診療報酬改定レポート42

2022年 診療報酬改定議論 まとめ


尊敬する山口聡先生の診療報酬改定セミナーを基に、12月20日時点までの中医協会議の傍聴を通じて自分なりの2022年診療報酬改定のポイントをまとめてみました。 
ヌケ・モレが多くあると思いますがご参考になれば幸いです。
(ちなみに12月22日の中医協ではオンライン診療/資格確認/電子処方箋とオンライン服薬指導、歯科材料価格改定について議論されています)


1・入院について
1-1 共通項目について(働き方改革)


    医師事務作業補助者:点数引上げ 急性期要件適正化? 回復期/慢性期の要件緩和
    看護補助者:評価引き上げ(介護に流れる)
    病棟薬剤師:評価引き上げ 外来薬剤師の評価 病棟薬剤師の地ケア/回リハ拡大
    ICT:カンファ要件の緩和?
1-2 急性期病棟について
  一般:重症度・看護必要度 ①Ⅱの推進
重症度・看護必要度 ②心電図モニター 点滴3本以上の薬剤数
重症度・看護必要度 ③該当患者割合
治療室の有無による一般入院基本料のカテゴリー追加?
  集中治療室:重症度・看護必要度 B項目の削除? ICU日数延長し緩和
  救急医療管理加算2:要件の見直し
 DPC:治療目的の転院と他目的の転院のメリハリ
    3段階の入院期間の見直し
    短期滞在手術基本料2の廃止
    DPCデータの外来診療データ提出
1-3 回復期病棟について
 地域包括ケア病棟:入棟経路により評価に差
          400床未満病院の自院転棟減算
回復期リハビリ病棟:入院料5・6の上限期間制限
           心大血管疾患リハの対象化
           管理栄養士の評価
1-4 療養病棟について
 経過措置:延期?
        延期なら経過措置病院のリハ実施に向けた見直し
 医療区分3:IVHの適正化? 嚥下リハの評価
 障害者病棟:3割の脳卒中患者→包括化?(療養病棟に準じた扱い)
1-5 横断的事項について
 データ提出加算:
 入退院支援加算:ヤングケアラー支援

2・外来について


 2-1 かかりつけ医:あり方の議論、再構築
          地域包括診療料、機能強化加算の見直し?
          小児かかりつけ診療料の要件緩和?救急参画引上げ?
 2-2  診療情報提供料Ⅲ:紹介先からの情報提供は緩和 
2-3 オンライン診療:
 2-4 診療報情報提供料 


3・個別事項について


 3-1 がん対策:外来化学療法の評価 栄養食事指導の管理栄養士の評価
 3-2 難病対策:診療情報提供料Ⅲの紹介元届出状況把握の緩和
 3-3 精神疾患:療養生活環境整備指導加算の算定回数見直し
         PSW/公認心理士の評価
 3-4 認知症:認知症専門診断管理料2に連携型も評価
3-5 不妊治療:GLのレベルABを保険適応(うちPGTは?)
       保険適応の年齢/回数はGLに準じる 事実婚を認める
       情報開示/施設基準はGLを踏まえ検討 
 3-6 CKD:腎代替療法管理専門指導師を評価 回数制限の緩和
     有床診療所療養病床の透析療法を評価
     在宅腹膜灌流/在宅血液透析の評価引き上げ
3-7 二次性骨折:GLに沿った二次性骨折予防を評価
3-8 慢性心不全:地域包括診療床の対象化
 3-9 公認心理士:就労両立支援指導料、がん患者指導管理料の職種に公認心理士を追加
 3-10 後発品薬剤:使用割合80%ラインで加算と減算 バイオ後続品使用推進
 3-11 フォーミュラリ:さらに調査必要


4・在宅について


 4-1 在宅支援病院要件:200床以上要件の廃止?緊急往診実績の要件化?
 4-2 専門性の高い看護師の評価:単独訪問も評価 機能強化訪問看護STを促進


5・調剤について


 5-1 調剤料:対人と対物の評価を整理する
 5-2 調剤基本料:店舗数による適正化
 5-3 敷地内薬局:特別調剤基本料の要件見直し 適正化
 5-4 地域支援体制加算:地域連携薬局の要件と連動?
 5-5 薬剤情報の一元的管理:かかりつけ薬剤師以外の対応評価
 5-6 重複投与・ポリファーマシー:服用薬剤調整支援料1/2の要件を整理
 5-7 リフィル処方:様式の簡素化 


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