Pythonで作るGUIアプリ入門 Part20 -ボタン画像の設定-
ボタン画像の設定
ボタンには画像を設定する事も出来ます。指定出来る画像形式は、JPGとPNGのみとなります。sg.Button(image_filename=’画像のパス’)として設定する事が出来ます。
図20-1のような再生ボタンを設置したGUIウィンドウを作成します。再生ボタンを押すと図20-2のようなポップアップが表示されるようにします。
コードは、以下の通りとなります。
import PySimpleGUI as sg
layout = [
[sg.Button(image_filename='BTN.png', key='-Btn-',pad=(50,0))]
]
window = sg.Window('ボタン画像の設定', layout, size=(200, 100))
while True:
event, value = window.read() # イベントの入力を待つ
if event == '-Btn-':
sg.popup('ボタン画像の設定')
break
elif event is None:
break
window.close()
レイアウトの設定
ボタンに画像を設定するため、ボタンウィジェットのプロパティーにimage_filename= 'BTN.png' として画像のパスを指定しています。ボタンには、画像を設定しない場合と同様にキーやPadも指定出来ます。
layout = [
[sg.Button(image_filename='BTN.png', key='-Btn-',pad=(50,0))]
]
イベントは、キー'-Btn-'が押された際にポップアップが表示されるだけですので解説は割愛いたします。
ボタンは、トグルボタンとして設定する事も出来ます。明日は、トグルボタンの設定について解説します。
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