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「13年間を振り返って」1年 中村楓芽

 今回noteを担当させていただく、一年生の中村楓芽です。ソフトテニスを始めてからの13年間を振り返って学んだことを書きたいと思います。


 私は、兄弟の影響を受けて小学一年生からソフトテニスを始めました。中学校ではソフトテニス部しかなかったため、一年中コートや体育館を使って練習できる環境がありました。結果を思うように出せなくなった頃、スキル以外に目を向けて、体力作りやメンタル強化に力を入れるようになりました。部活前は学校周りを走り、坂道ダッシュをして、部活の終盤ではシャトルランをするという習慣を部活全体で始めました。


 負けず嫌いな性格の私は、どんなことでも一位になるために常に全力で取り組みました。この期間が1ヶ月程続いて迎えた夏の北信越大会では、一度も勝ったことのない相手に勝ち続け、優勝へと導くことができました。

 そこで学んだことは、技術やスキルを上げるためにはピラミッドの土台となる基礎・基本が大事だということです。柔軟や体幹、体力、メンタル強化、全て自分が苦手な分野でした。三日坊主になりがちな私は、毎日部活ノートにやる事リストを書き、達成したら印をつけるという習慣をつけました。その継続が結果に結びついたことにより、努力は裏切らないということを学びました。


 ピラミッドはどんなに強い風が吹いても土台がしっかりとしていれば倒れることはありません。逆に、小さければスキルを上げる限度も限られます。そのことを常に頭の片隅に置き、どんなにつまらない練習でもきついトレーニングでも意味があり、そして自分のためになっていると思って取り組むようにしています。


 最後に
2024年1月1日に能登半島地震がありました。私の母校の能登高校も地震により壁に亀裂が入り、体育館の床は歪んでいました。寮の裏では土砂崩れが起きていて、見たことのない光景ばかりが広がっていました。


 能登高校はソフトテニスをする環境が整っており、高校3年間をソフトテニスに全力で注ぐことができました。高校で培った物を大学でも磨き、そして日本一になります。そして大学4年間でしっかりと結果を残し高校の監督方に恩返しをします!

 これからも日体大の応援をよろしくお願い致します。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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