【夢】4年東郷翼

皆さん、こんにちは。
4年の東郷翼です。
今回ブログを担当させていただきます。最後まで読んでいただけると嬉しいです。


自分がこれまでサッカーを続けてきた理由、それは心のどこかに「プロサッカー選手になりたい」という思いがあったからです。小さい頃に抱いたこの夢は、いつしか自分がサッカーを続ける理由となっていました。
しかしながら、何度かこの夢を諦めかけるタイミングがありました。ジュニアユースで試合に出れなくなった時、ユースに上がれなかった時、高校で結果を残せなかった時、大学で試合に出れない時など、数えきれないほど多くの挫折を経験してきました。サッカーを辞めたいと思った時もありました。しかしながら、自分がサッカーを辞めた時の姿が想像できず、今までサッカーを続けてきました。そして、いつも心のどこかにある「プロサッカー選手になりたい」という気持ちが邪魔をしてきました。

大学に入るタイミングで、どうせなら自分がどこまでやれるのか頑張ってみようと、日本体育大学サッカー部の門を叩き、入部しました。待っていたのは自分の想像を遥かに超えるレベルの高さでした。毎日なんとかついていくのに必死でした。もちろん試合に絡むこともできず、1年目はC3という一番下のチームで1試合、2年目もBチームで1試合しかアイリーグに出ることができない中、大学サッカーの半分を折り返しました。
そんな自分に3年生になるタイミングで、転機が訪れました。トップチームに上がるチャンスを頂き、数週間後の天皇杯予選でスタメンで試合に出ることができたのです。自分にとって短期間で突然のことだったので、正直びっくりしました。リーグ戦が開幕した後も試合に出させていただき、この年は関東リーグ13試合に出ることができました。自分が大学サッカーで目指していたステージに立つことができ、とても嬉しかったです。この時一緒に試合に出ていた4年生や同期がプロになることが決まっていくのを見て、自分も試合に出続けていればどこかでチャンスがあるのではないかと思うようになりました。


4年生になり、ラストシーズンが始まりました。前期の途中にJクラブから練習参加のお話を頂き、実際に練習参加に行かせてもらいました。しかし、このタイミングで自分が決まるわけがないと思い、あまり期待はしていませんでした。数日後、練習試合の後に矢野監督の部屋に招かれました。

『正式なオファーを頂いた』

突然のことすぎて頭が真っ白になりました。あの瞬間は今まで感じたことのない不思議な感覚になりました。
あまり実感は湧きませんでした。
しかし、先日にロアッソ熊本との契約に関するリリースが出された時には多くの人から祝福のメッセージを頂き、自分の夢が叶ったという実感がやっと湧きました。そして、ようやくプロサッカー選手としてのスタートラインに立つことができました。


これからは、自分が想像する以上に厳しい世界に飛び込むことになります。自分自身にとって人生最大の挑戦が始まります。その前に、まずは残り少ない大学サッカーで、チームとしての目標である2部優勝、1部昇格を成し遂げるために頑張りたいと思います。最高の仲間と最高の瞬間を迎えるために、残りの試合を勝ち続けるために、自分自身の力をチームの勝利のために注ぎたいと思います。

今シーズン残り僅かとなりましたが、引き続き日本体育大学サッカー部の応援よろしくお願いします。シーズンが終わる時、みんなで最高の景色を見ましょう。


まとまりのない文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします。

名前：東郷 翼 (トウゴウ ツバサ)
学年：4年
学部：スポーツマネジメント学部スポーツマネジメント学科
経歴：鹿島アントラーズノルテジュニアユース(水戸第四中学校)→茨城県立水戸桜ノ牧高校