【恩返し】2年 平野力丸
はじめまして。今回ブログを担当します、スポーツマネジメント学部スポーツマネジメント学科2年平野力丸です。
まず初めに、今回ブログを書かせてもらう中で何を書いたらいいんだろうと正直悩みました。ブログを書いている先輩方や同期の文章を読み、一人ひとりの真剣な考えを隠すことなく、読んでくださる方々に対して、真剣に向き合っているんだなと、ブログを読んで感じました。
なので、僕も、将来についてのことであったり、今までの出来事を、隠すことなく、真剣に文章にし読んでくださる方々に伝えたいと思います。
文章を書くのは得意ではありませんが、最後まで目を通していただけたら幸いです。
僕は、小さい頃からずっとサッカーをしたいと言っていました。しかし、父は小さい頃からずっと野球をしてきていて、どうしても僕に野球をやらせたかったのですが、それを押し切って友達の誘いを受けてサッカーを始めることになりました。
初めは、友達と仲良く楽しく、サッカーができればそれでいいという考えでサッカーに取り組んでいました。ですが、サッカーをしていくうちにもっと上を目指して頑張りたい。
最終的にはプロサッカー選手になりたいとまで思うようになりました。
そして、中学生になりSC相模原ジュニアユースに進路を決めそこでサッカーを頑張ろうと思いました。
本格的に高い目標を持って頑張ろうとしていた時に、父が僕に対して一言言いました。
『俺は親父が病気になって大好きな野球をできなくなった。だからお前には大好きなサッカーをとことんやって欲しいし、お前がサッカーをしやすい環境を作るから頑張るんだぞ』と僕に言いました。
そして、中学、高校と、SC相模原でプレーしましたが、正直言って、何も成し遂げることもできなかったし、僕自身もなんの注目も浴びることなく、無名の選手で終わってしまいました。
正直、父に対して情けなさと、申し訳なさでいっぱいでした。
父は、すごく人脈が広く、様々な業界の方々と様々な形で関わり、業界で活躍されている方々ととても親しく、僕自身もその方々と食事に行く機会などもあり、アドバイスをいただいたり、応援してくださったりと、すごくいい環境を作ってくれているのにも関わらず何もできなかった自分が情けなく、そしてその父の環境づくりが逆に、僕にとってすごく大きなプレッシャーになってしまいました。
恐らく、僕自身がそのように思い込んでしまっていたから、何も成し遂げることができなかったんだと思いす。
しかしそれはただの言い訳であって、僕自身が真剣にサッカーに対して向き合えていないことに初めて気づくことができました。
そして、その気づきがあり、サッカー選手としての自分だけではなくて、1人の人間としての在り方を考えるようになりました。
サッカー選手として、そして1人の人間として大切なことは、感謝の気持ちを忘れず、常に感謝の気持ちを持ち続けるということだと考えました。
僕がこの世に生まれて、二十年という年月が経ち、僕が生きてきた中で、様々な人と関わり、たくさんの経験をし、多くの影響を与えてくれる方々がたくさんいました。
その方々の支えがあってこそ、今の自分がいるし、今日、明日と将来の自分を作り上げてくれると思います。自分1人だけではなく、そういった、様々な形で僕の人生に携わってくれた方々がいるからこそ、生きてこれたし、サッカーもできていると感じました。
僕が今まで関わってきた、家族や、親戚、小中高と、指導してくださったコーチの皆さん、そして、現在大学で指導してくださっている指導者の皆さん、高校時代の担任の先生、いつもそばで支えてくれる大切な人、僕のサッカーを応援してくれる方々に、恩返しをしたい。そう思いました。
僕ができる1番の恩返しは何か?
それは、小さい頃からの夢であるプロサッカー選手になって、活躍している姿を、支えてくださった方々や、応援してくださった方々に見せることだと強く思いました。
そして、ただ見せるだけではなくて、僕のプレーで、勇気や感動、影響を与えたいと思いました。
自分1人のために頑張るだけではなく、支えてくれたり、応援している方々のために頑張ることが大切なことだと僕の中で考えました。
しかし、今の現状では、プロサッカー選手になって恩返しをするということはすごく程遠い状況にあります。
しかし、すごくいい環境でサッカーができたり、いろんな経験をこの大学生活で味わうことができたりと、プロになるための可能性はあると思います。
そして可能性も無限大だと信じています。
信じるだけでなくその可能性を物にしこの大学生活の中で、大きく成長し、やり切れるところまでとことんサッカーと向き合い、自分の大きな夢を掴み取りたいと思います。
これからもこんな僕ではありますが、応援していただけると嬉しいです。
そして日本体育大学学友会サッカー部の応援をよろしくお願いします。
最後に、コロナという目に見えない敵といまだに戦っている中、いち早く終息するために、奮闘してくださっている、医療従事者の皆様、そして政府の皆様、そして、サッカーをできる環境を作り上げてくれた方々、サッカーのある生活を作るために、ガイドラインなど、様々なことをしてくださった学校関係者の皆様、そして指導者の皆様に心から感謝を申し上げます。今、サッカーができていることを当たり前だと思わず、真剣にサッカーに向き合って、サッカーで感謝の気持ちを伝えられるように頑張ります。
最後まで目を通していただきありがとうございました。
名前:平野力丸(ヒラノ リキマル)
学年:2年
学部:スポーツマネジメント学部スポーツマネジメ ント学科
経歴:SC相模原JY(川和中学校)→SC相模原U-18(日本体育大学荏原高校)