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《誇りある4年間》4年 佐々木万夢

こんにちは。
今回ブログを担当する日本体育大学女子サッカー部の4年佐々木万夢です。
拙い文章にはなりますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです。

4年間で学んだこと。得たもの。
1、熱量とマインド
2、環境
3、直向きに謙虚に

1、熱量とマインド
未経験者で大学サッカートップレベルの環境下でやっていくのに必要だったもの。
それが熱量とマインドを強く持つこと。
逆にいうとどんな環境であれこれさえあればやっていける。
ほぼ未経験者で入部し、技術も知識も経験もない私が、みんなと対等に闘えて、そして勝るもの。それがこの2つであった。
だから4年間続けることができたと思う。

1年生の頃を振り返ると熱量という単語など思い浮かぶほど余裕はなかった。
学年が上がるつれて、目には見えないが心の底から湧き上がってくる熱いものがあった。
目に見えないのに、自分よりはるかに実力があるのに、同じ練習をしているのに何故かチームメイトに熱量があるかないかが分かる。
それはきっと自分が熱量を持って全力で取り組んでいたからこそ分かるものだと自負できる。
そして熱量は伝染させることもできる。
心の炎を燃やすのは自分自身でしかできないが、熱量を持って必死に取り組んでいる姿が誰かしらに影響を与えていると信じたい。

次にマインド。どの物事でもマインドを強く持つことはとても重要だと感じる。
メンタルは誰でも揺らぐ。あらゆる環境に影響を与えられるから。
でも、メンタルを保つには気持ちを強く持ち、またあらゆる方面から物事を捉え、様々な考え方を行うことが必要であり、そしてそれが結果につながる。サッカーの結果だけでなく人間性も大きく成長できた。
どんな困難にも乗り越えてきたからこそ、マインドに関しては大きな自信につながった。

いくら実力があってもこの2つがないと成長はないと思う。
実力が届かなくてもこの2つがあれば認められる。
今後の社会や人生で自分の強みとして活かしていきたい。

2、環境
ハイレベルな良い環境に身を置く。環境がどれだけ大切かが身を持って学んだ。
サッカーでは大学のトップレベルの環境で、部員のサッカーに対する向き合い方、ストイックさ、努力する姿勢。サッカーの技術面以外からもどの人からもとても刺激をもらい学びになった。ここまで1つの物事に熱中し、成長を試み、取り組んでいる姿勢は本当に尊敬する。
そして私にはアルバイトの経験も大きく影響した。
日本を誇るアパレルブランドの一員として日々過ごす中で、接客やマネジメント、組織構成だけでなく人間性も多く学んだ。自分にとってはどちらの環境もハイレベルで質の高い成長できる環境であった。そしてそこで出会った人たちは一生の友といえる人となっている。
つまづいた時、支えてもらうだけでなく新たな視点をくれたり、利益や結果だけを追い求めるのではなく人との繋がりも大切にするなど、今後もこんな環境に身を置きたいと思えた。そして、ハイレベルな環境では成長のスピードが大きく違う。より自分自身を成長できる環境であると学んだ。
もちろんハイレベルな環境に身を置くのに学ぶ姿勢を持つことは大前提である。日々学びの姿勢を持ち、どんな物事でも吸収して成長に繋げていきたい。

3、直向きに謙虚に 
この1年間で1番大切にしてきたこと。立場が苦しい時に我に返らさせられる言葉。
立場が苦しい4年間であった。でも、この経験は自分にしかできない経験であったと思う。
この経験があったからこそ、実力や立場ができたとしてもこの言葉を大切に、忘れずに過ごしていきたいと思った。
そして、立場が苦しい人の気持ちを理解できる存在にもなれた。
必ずどの環境にも苦しい状況の人はいる。
この4年間があったからこそ、そのような人達に目を向けるようになったし、配慮できるようになった。そして、どんな時や状況でも直向きに謙虚の姿勢がどれたけ大切になるかを学んだ。
この言葉を大切に、今後のステージでも苦しい立場や状況の人たちにとっての理解者として、星の存在となれるよう尽力したい。

最後に4年間、日体大女子サッカー部を続けることができたのは多くの人の支えや応援があったからです。
未経験者の自分を引き受けてくださりありがとうございました。
サッカーの楽しさと面白さと深さを教えていただきありがとうございました。
誇りある4年間でした。後輩のみんなも誇りを持てる大学生活を過ごしてほしいです。
引退まで残り僅か、全ての想いをぶつけて挑みます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今後も日本体育大学女子サッカー部、日体大
SMG横浜の応援よろしくお願いします。



#4年間で得たもの

●プロフィール
 佐々木 万夢 (ささき まゆう)
 ・4年
 ・経歴
  東京成徳大学高等学校
  →日本体育大学

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