見出し画像

《人を頼る強さ、人を支える優しさ》 4年 三浦由希

こんにちは!メリークリスマス🎅🏼
4年生最後のノートを担当させていただきます。
4年マネージャーの三浦由希です。

最後の締め括りに相応しい文章になっているかはわかりませんが、
少しでも誰かの心に響いたらいいなって思います🌸




『もっと人に頼っていいんだよ』





これは、私が4年間で言われ続けた言葉です。

自分は、Noと言えない性格ということもあり、
どんなに自分のやることがいっぱいあっても、どれだけいっぱいいっぱいになっていても、

頼まれたことは全てやる。

それが自分の中で当たり前でした。

自分が誰かに頼むことで、迷惑をかけるんじゃないか。
失敗したら自分の責任だと思い込んで、結局全部自分で抱え込んでしまうんじゃないか。
こんなこともできないのかって、失望されてしまうのではないか。

心の中には様々な気持ちがあり、
自分を守るためにもそうしてきたんだと思います。


でも、自分の気持ちとは裏腹に、いろんなところに限界が見えてきて、体がついてこなくなった。
そんな自分が悔しくて悔しくて、何度も自分が嫌になった。

そんな時に

『ゆきはもっとみんなのこと頼っていいんだよ、なんでも1人で頑張らないでよ』

って言われた言葉をふと思い出しました。

いつもは『わかってるよ!大丈夫!ありがとう!』って言ってかるーく流してたみんなの言葉でした。

その時の私には、その言葉が温かい毛布のように、私の心を包み込んでくれました。

誰かを頼ることは、自分の弱さではなくて、信頼の証なんだなって。

人間は誰だって、誰かに必要とされたい生き物

頼られた相手も、
その瞬間にきっと



「自分が必要とされている」



と感じられる。そう思った。
自分が頼られると、嬉しくて、そう思ったから。
きっと相手もそうなんだろうなって。

だから、人を頼るっていうことは自分にも、相手にも優しい選択なんだと思う。


自分のことは自分でしか守れません。
自分が1番自分のことを好きでいてあげないといけません。
だって、自分の1番の味方は間違いなく自分だから。
裏切らないからね。


自分を守る為に必要なもう一つのこと、
それは

’’ 人に期待しないこと ”

さっきまでは人に頼ることを話していたのにどういうこと?って思うかもしれません。

人に頼るってことは、自分1人で解決できないことに対して助けを求めること。
相手を信じて助けてもらうことで成り立つこと。
人に期待するっていうのは、『こうして欲しい』『これやってくれるよね』『こんなに頑張ってるんだから』とか無意識のうちに自分の理想、価値観を人に押し付けてしまっていて、人に期待した分、やってくれなかった時に怒りの気持ちが出たり、裏切られると相手へ失望したり、勝手に落ち込んだり。
結局苦しくなるのは自分。
そういう経験を何度もしてきました。
でも、その原因は相手じゃなくって自分が勝手に期待を抱いてしまったこと。

だから、人に期待するんじゃなくて、
お互い助けて助けられて、助け合うことが大切だって気付かされました。



あと少しだけお付き合いください。
もう一つ4年間で得た最大のもの。
それは、

何にも変えられないかけがえのない仲間と出会えたこと 

です。

どんなに学校に行きたくない時でも、
どんなに嫌なことがあっても、
みんなに会えば元気になれた。

正直練習に行きたくない時だってあった。みんなに会いたくない時もあった。みんなが怖くなった時もあった。
でも、グラウンドに行けば、

元気いっぱい挨拶してくれる可愛い後輩達

いつもそばに居てくれる同期

みんな、表では笑っている子でもいろんな気持ちを抱いているし、しんどい子もたくさんいる。

たくさんの涙、たくさんの感情を見てきた。

でも、そんな中でもグラウンドに来て、がむしゃらにもがいて頑張っている姿。
苦しい時でも気丈に振る舞っている姿。
しんどくて辛い想いをしてもリハビリに精一杯取り組んでいる姿。

みんなの心の中の全てはわかりません。
でも、毎日みんなの表情を見て、この子元気ないな、って思ったら声かけてあげるとか、
少しでも自分にできることをしてあげたい。
自分の全てを賭けて、この子達がサッカーに集中できる、できる限りのことをしてあげたい。
人に尽くすっていう感情を教えてくれた。

そう思わせてくれた、
みんなに出逢えたことが私の財産です。

そして、この場を借りて、
ここまで支えてくれた 

お母さん、お父さん

矢野さん、大槻さんをはじめスタッフの皆様

真音さん、絢平さん

ゆりかさん、みくさん

はるさん、まさとさん
男子学生スタッフの先輩方

その他にも私と関わってくれた皆

感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。




最後に、同期のみんなへ

まず、麗、遥陽。

は、心が綺麗で繊細な子。
自分の想いを言葉にするのが苦手な子だったけど、苦手ながらも頑張ってみんなに想いを伝えようとしている姿をみてとても感動した。
いつも堂々とした背中でチームを引っ張ってくれてありがとう。

遥陽は、みんなの前では強い遥陽だったけど、本当はそんなことなくて、裏では色んな気持ちを抱えながらも、チームをまとめてくれてる姿とってもかっこよかったよ。
チームの大黒柱。いつもありがとう。

ダブルキャプテンという立場で、
いろんな気持ちと葛藤しながらだったと思うけど、
どんな時でもチームのことを1番に考えて、ここまで引っ張ってきてくれて本当にありがとう。

だれも傷つけなくて、一言一言が優しい文佳

本当に優しくて、いるだけでなんかホッとする存在の来夢

自分がどれだけしんどくても、明るく鼓舞する声かけをしてくれた亜子

どんな時も冷静で、みんなの温かい存在でいてくれた結希

辛い時も多かったと思う、それでもいつも名前の通りチームの明るい星でいてくれた、明星

マイペースで天然だけど、内に熱い思いを秘めていて頑張り屋さんな若菜

しんどい時の方が多かったんじゃないかなって思う、でもどんな時でもチームの為に、みんなの味方でいてくれた明日香

勉強との両立で、しんどい時も多かったと思う、それでもいつもチーム、サッカーと向き合ってくれた未来

だれよりも努力家で、たくさんの刺激をくれた万夢。 

色々な立場を味わって、大変だったと思うけどみんなの支えになってくれたあび

私にとって、12人みんなの存在が原動力で
みんながいたからここまで頑張れた。
みんなの前では、素直な自分でいれた。

本当にありがとう。
だーーーいすきだよ。


いよいよ明日から私たち4年生にとって最後のインカレが始まります。
泣いても笑っても、全てが一発勝負の戦い。
みんなで絶対最高の景色を見て、
笑って終われるよう精一杯サポートするし、
みんなと共に戦います。


絶対日本一になろうねみんな。


_____Rise as one.


長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました🌸

引き続き日体大SMG横浜、日本体育大女子サッカー部の応援をよろしくお願いいたします。

#4年間で得たもの

⚫️プロフィール
三浦由希(みうら ゆき)
・4年
・経歴
川崎市立宮崎中学校
→神奈川県立菅高等学校
→日本体育大学

いいなと思ったら応援しよう!